Homeプロフィール工業英検受験−2級編

メンチカツ (コン担当) のコラム

工業英検受験体験記−2級編

3級を無事合格後、会社の個人能力表(資格保有状況)などに堂々と書き込むには
最低2級はないとね〜と感じ、継続して工業英検2級を受験することを決意しました。
英検でも漢検でも、2級からって感じがしません??

工業英検2級受験の願書を所定の書店へ取りに行き(残念ながらまだまだ知名度が低い為か、
限られた書店でしか相変わらず入手できません・・・。)、申し込みを早々と済ませました。
2級の受験料は6400円です(飲み代2回分といったところでしょうか・・?)。
TOEICより若干高い・・・。絶対一発合格してやる!と改めて思います。

早速、受験対策開始。
取り組んだことは、

@工業英語の単語を暗記する
A工業英検2級の過去問題集を解く
B英語の技術資料を読む

ん・・・?3級受験の時と一緒じゃん!!と思われると思いますが、その通りです。
基本、取組んだことは同じです。
違うところは、@の単語を”ひたすら”暗記に努めていないことです。なぜなら、
工業英検2級受験時には、辞書を2冊まで持ち込み可能だからです。

楽勝じゃん!?と思われた方、意外とそうでもないですよ。
辞書持込可能⇒ 辞書に頼る⇒ 辞書を引きまくる⇒ 時間が足りない!!
という、落とし穴に見事に陥ります。

実際、工業英検2級の過去問題集から分析を行なうと、動詞や形容詞の微妙な表現はさておき、
明確な固有名詞まで毎回辞書を引いていると、明らかに時間が足りないことが分かります。
なので、単語の復習も継続して行ないました。

Aでは、今回の難関である”英訳”に特に力を入れました。
過去問題集を見ていただくと分かりますが、全体を通して英訳の比重が高いです。
従って、英文法の理解度が重視されています。

ここで2級試験問題の構成を記入しますね。
I 英文を和訳(100文字程度)
II 2つの英語の長文から1つ選択し和訳(100文字程度)
III 2つの英語の短文を1文にまとめる(5題)
IV 短い英文内の”インフォメーションワード”に下線を引き簡潔な文に書き換える
V 日本語の長文を決められた語句数(50語や60語)内で英文に要約
VI 3つの長文(和文)から1つ選択し英訳

Bに関しては、3級受験のときよりも、Wikipedia・英語版を中心に読み込みました。
例えば、「Analog-to-digital converter」と検索し、最初の導入部分だけ
読んでみる。詳しい計算式などは理解を深くする必要はなく、どのような
単語や表現が使われているかだけを注意深く読んでみる。これだけでも
効果は十分にあったと思います。

さて、試験当日ですが、3級受験時に見かけた顔がちらほら・・・。
皆さん3級を合格して、工業英語ワールドにハマったのでしょうか?

試験開始。

事前に問題構成の分析を行い、時間配分を設定していたおかげで
落ち着いて回答することが出来ました。
1問だけ予想外だったのは、”V” 50語〜60語の英文要約するのに、非常にてこずりました。
あとで気付いたのですが、まずは問題の和文を”ばっさり”と短く切り捨てて、
重要な箇所だけ英訳すれば良いと思います。
いろんな語句を盛り込もうとすると決められた語句数では納まりません。
これには15分以上掛けたと思います。

やや不安が残りつつも、テスト終了。
一ヵ月後、合否結果を受取り、無事に合格しておりました。

英文・和文ともに基礎英語力+センスを問われる2級受験ですが、一番やってて
よかったな〜と感じたのは、
単語を継続して続けていて、試験中にあまり困らなかったことでした。
3級で習得した単語力は、そのまま維持されることをお勧めします。

工業英語ワールドにはまった皆さん!一緒に工業英検1級合格を目指しましょう!!

合格後、1級受験編をアップしますね(^^)ノ

ページトップへ
Copyright (C) MetalTmpl008 All Rights Reserved.