東京にだけ特権を与える日本の政治
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東京独裁国家「日本」 |
キー局を東京にしか許可しない「東京独裁放送制度」 ・「キー局システム」とは何か?特定の放送局をキー局と決め、その局だけに全国番組編成権を与える制度。それ以外の放送局は、番組の放映権はあっても全国番組編成権が無い ・番組編成権とは何か?ある番組を、何月何日何時に放送するという放送の時間枠を決める権利。 番組編成権が無ければ、どんな番組を作ろうが、放送する事は出来ない ・日本の「キー局システム」の問題点日本では、東京の放送局にしか、キー局は許されていない!! それ以外の大阪、名古屋、福岡、札幌などの局が、番組を全国に放送する為には、東京のキー局に 「ぜひ全国放送に入れて下さい」 と頼みに行かなければならない。現在では、キー局から各地の局に、こういう番組を作れという半強制的な指示は有っても、 各局側から 「全国放送させて下さい」 と、“お願い”することすら叶わない上下関係が出来上がっている 過去に何度か、大阪、名古屋等の全国放送も可能な設備を持った局から免許申請があったが、 東京局以外に一度も「キー局」の免許が下りたことはない 全国に放送できなければ、CMの価値は極端に低くなり、局の収入が増えず、自立した経営が成り立たなくなる。結局、「キー局」を東京が独占する制度になっている限り、全て東京局の指示に従う以外に、各地の放送局が生きる術は無い 東京政府が「キー局」を東京以外に許可しない理由は明白で、東京局が如何に 「ワレワレは地方の味方なんです(東京も一地方のくせにバカにした言い方をするよネ)」 と装っても、実際には、東京に都合の良い/東京と競合する地域を貶める/東京だけを良く見せる内容を繰り返し放送しつづけて、東京マンセー思想を広めるために他ならない 日本の「キー局システム」は、「東京独裁放送制度」である 東京を通さなければ本を売らせない「本の再販制度」 「再販制度」とは何か「再販売価格維持制度」。主に過当な価格競争を抑えて小売業者を保護するため、何かを販売する際、極端に高値や安値にならない様、メーカーによって決められた卸&小売価格を維持しなければならない制度 企業がお上の許可無く、卸しや小売に製品の販売価格を強制すると、消費者の利益を損なうという理由で独占禁止法違反であるが、お上が許可した製品なら一律にOKらしい。摩訶不思議な話である(^^;) 本の「再販制度」の特殊性本の場合「元売り集中体制」と言って、出版社から他道府県へ本を流通する過程で必ず「取次ぎ業者」を通さなければならず、その「取次ぎ業者」の所在地は、東京都以外には認めないという制度になっている!! 昭和16年(1941年)から施行。東京で一括して本を検閲できるからという理由である! ええと、日本て自由主義だったよね? たしか 福岡から長崎に本を販売する場合でも、大阪から和歌山に本を販売する場合でも、仙台から岩手に本を販売する場合でも、必ず東京の「取次ぎ業者」を通さなければならないため、地元の大学と契約して講義用のテキスト本を請け負うなどの特殊な事情でもない限り、東京以外に出版社を置くと商売が成り立たないシステムである 東京だけに出版社を集中させれば、東京にばかり税金が落ちる事に加えて、必然的に、東京中心の思想だけが、まるで日本全国の総意であるかのように広まるという寸法である 日本の「本の再販制度」は、「東京独裁情報統制制度」である 余談当事者であるキー局や出版社自身が、現在すでに東京に在るわけで、いかに異様な独裁主義の制度でも、東京利権にスッポリと浸かっている彼ら自身から、これらの制度は異常であるとか、取りやめてもらいたいという言葉が出るはずがない。 このページは、1024×768画面に合わせて作りました。ちゃんと見えなかったらスミマセン |