TeX で使用するフォントは通常 METAFONT と呼ばれるツールで作成しますが, LaTeX や texinfo, SliTeX で使用するフォントは100個を優に越えています。
これらのフォントを手作業でキーボードからぽつぽつ入力していったのでは,
日がくれるどころか, 夜が明けてしまいます。(^_^;)
この, とても人間業では出来ない作業を, バッチファイルで行う方法が文献 [奥村晴彦: LaTeX 美文書作成入門, 技術評論社, 1991] に紹介されています。 フォントの情報を書いたデータファイルを AWK(データ処理用の簡易言語:"オー ク"と発音する)で処理させてバッチファイルを作成させて, そのバッチファイ ルを寝る前に起動させておけば, 翌朝にはフォントが出来ているというわけで す。
さらに, gftopk, gatherも自動的に行うAWKのシェルスクリプトがOh-Yeah?氏 によって作成されています。
私はOh-Yeah?氏の作成されたAWKシェルスクリプトを感謝しつつ, いつも使用 させて頂いております。