EDCOM3のSZMMP,SZMYP対応について

すぎやまさんの製作された MSX-BASIC拡張ソフト EDCOM が、 version 3.24 にて SZMMP/RP/GP 及び SZMYP に対応することになりました。
基本的には CALL SZM 文によるセットアップと CALL PLAYBGM / CALL STOPBGM / CALL CHKBGM の各コマンドの対応になります。
SZMxPMGS.COM は SZMMP/RP/GP 及び SZMYP の各紹介頁より入手ください。
最低必要なのは EDCOM324.LZH 内の EDCOM3L.BAS , EDCOM3-2.BIN と演奏データ及びそれに合わせた SZMxPMGS.COM ということになります。 AUTOEXEC.ED3 という BASIC ファイルがないと EDCOM3L.BAS の最後でエラーストップするわけですが、適宜 AUTOEXEC.ED3 を用意するか EDCOM3L.BAS を書き換えるかするだけの問題のようですのでご心配なく。ただし CALL RUN 自体は実行する必要があるのでそのあたりは EDCOM324.LZH 内のマニュアルを参照のこと。

なお、ELIB110.LZH で拡張される CALL CALL を使うと、 SZMxPMGS.COM で提供される各々エントリがそのまま使えるはずです。各エントリ内容については SZMMP/RP/GP や SZMYP のマニュアルの方で。 ELIB は EDCOM 準仕様、とのことですのではじめから使用しておけばよいでしょう。 ELIB の中で必要なのは ELIB.BIN と AUTOEXEC.ED3 (先のEDCOM3L.BAS から呼び出されます。)になります。 USER.BAS がないと云々はさっきと同じパターンです。

• ベクターの EDCOM ディレクトリ - ここから EDCOM 一式を入手できます。
• ちなみに漢字ＲＯＭなしＭＳＸ２でもＥＤＣＯＭの文字表示機能を満足に使える技術を机の引き出しの奥で紹介中。

EDCOM は面白そうだけどなんだかよくわからないという方へ。上で文章にして書いていますが、

• EDCOM 本体より
  • EDCOM3L.BAS - EDCOM3.OBJを読み込み、 AUTOEXEC.ED3 を実行しようとします。
  • EDCOM3.OBJ
• ELIB より
  • AUTOEXEC.ED3 - EDCOM3L.BAS から続けて実行されます。さらに USER.BAS を実行しようとします。
  • ELIB.BIN - AUTOEXEC.ED3 から実行されます。

・・・という４つのファイルを実行（EDCOM3L.BAS を run するだけ）した後、例えば VCOPY 内のサンプル VCSMP.BAS を実行、という手順でどんなもんかをみることができます。 EDCOM3L.BAS , AUTOEXEC.ED3 の２つの BASIC ファイルは活用するにあたって適宜書き換えればよいでしょう。