MSXセクションタイトル画像説明

(MSXセクションタイトル画像)

左から、温田稔R801南部希美小宮山雅一郎M.D.C.西尾佳典Nine Times


(これは現行のタイトル頁が使用されるより以前にそこにあった画像の説明を行ったものです。)

温田稔・南部希美

小山田いく著「ぶるうピーター(1982〜83年連載)」に登場したキャラクター。

一番左のヌクこと温田稔は、松本城実物大モデルからトンボの百分の一スケール模型まで作ると豪語し、また二階建て二棟の学校の寮を囲んでしまう船の模型を設計した男。しかも一日で組み立て及び解体ができるようになっていました。

その右隣、南部希美・・・は、今いちいい解説が思いつかないので原作を読んでもらいましょう。陸上部に所属、体育祭で三種目一位独占をやってのけてます。

二人とも物語の後半ではやや存在感が薄くなってしまうのが残念ですか、逆にいえば前半では結構目立つ役所を演じています。

ちなみにこの二人、この体格で高校生でした。

R801

徳間書店インターメディア刊「MSX・FAN」1994年2→3月情報号AVフォーラムに掲載された迷作。時のお題は「私がMSXに望むこと」だった。もっともらしい専門用語を散りばめたCPU機能解説。最後に紹介される「驚異の新機能」とは何か。

掲載誌では「MSX2+で動作する」とあるが、これはまったく完全に編集部側のミス。付録ディスクのコーナーでもMSX2では実行できないとか言われるが、SPACE→RETURNでリストを読み込んだBASIC状態にしてRUNするとMSX2でちゃんと動作する。ソフト側でMSX2だと判断した場合は横スクロールを使わないようにプログラムを組んであるのだ。投稿用紙にもディスクラベルにもそのことをちゃんと書いていたのだが。

また、それとは別の問題で、実はPLAY文の初期化が通常のBASICとは異なるらしく、私の意図とは違う(早い)テンポで音が鳴る。

MSXturboRに搭載されたCPUがR800。Z80上位互換CPUとしてもかなりの高性能であったという。で、このR801はそれをもじった物なのは言うまでもない。一部(かどうかは知らないが)の人に受けたらしく、某草の根ソフトハウス系の同人RPG(NET TRIBE)の中に登場したり、最新のアンドロイドタイプMSXの中に大量に使用されたりと結構厚遇(?)されている。ほかにも使用例があったら教えてほしい。

(後日注(1999/10/19):西山氏にかなり気に入られたらしく、西山電鉄MSX線のR800系車両にてR801型は永久欠番という破格の扱いを受けている。)

なお、図中で異様に大きいと思われるのは中身がトランジスタとか真空管とかだからではなく、「水に漬けると膨らむ」仕様(未公開)によるものである。

M・D・C/NINE TIMES

拙作のシューティングである「List Period」の自機と1面ボスキャラクタ。List Period はエクシングのソフトベンダーTAKERUの最終期の登録ソフトで、1996年12月から終了した97年3月まで販売された(現在でも私個人による通販は行っています)。おそらく最初で最後の「MSX2スペックでMIDIに対応したシューティングゲーム」である。が、メモリ容量と私自身の実力のなさの関係で音楽自体はかなり貧弱だった。それでも一応「音楽」と呼べる程度にはつくってある。つもり。

この時に作ったMIDIドライバこそ、初代SZMMPであった。

小宮山雅一郎・西尾佳典

小山田いく著「すくらっぷ・ブック(1980〜82年連載)」に登場したキャラクター。二人ともイタズラの美学を追求し、また「くだらない技」のライバル同士でもある。連載当時中学生。先のヌクや希美と同期にあたります。

右の西尾佳典は準レギュラーで本人が話の中心になることはありませんが、修学旅行の際に意外と照れ屋であるとか信心深いとかいった側面が描かれています。

一方の小宮山雅一郎はレギュラーメンバー。理想を追及する他のキャラクタとは一線を画し、より生々しくリアルに生きている、といえるかもしれません。


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