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展開とトラブル対応・概論とインストール・環境構成 ・展開とトラブル対応 展開、もしくはHDDへのインストール展開、つまり設定済みのUSBメモリのOS情報を他のUSBメモリへ複製すればシンクライアントUSBメモリが増やせます。あるいはUSBメモリで起動してHDDへOS情報を複製していけば、HDDで起動するシンクライアントが増やせます。 展開前にファイルを編集しておけば、展開後に一台ずつ設定変更するメンテは必要ありません。 USBメモリ内の設定ファイルを変更→1つめのUSBへ複製→設定ファイルを変更→2つめのUSBへ複製、を繰り返します。 変更項目は主に二つ ・IPアドレス(NICの情報、IPアドレス) ・ホスト名(hosts、hostname) 設定が完了し、現在起動に使用しているUSBメモリ内のhostnameファイルを書き換えます。 $sudo vi /etc/hostname 新しいコピー先のホスト名を記述します。 127.0.0.1の項目のホスト名も、新しいホスト名に変更します。 $sudo vi /etc/hosts 展開後のIPアドレスを変更します/etc/network/interfaceを書き換えます。auto eth0 iface eth0 inet static address 192.168.10.10 netmask 255.255.255.0 network 192.168.10.0 broadcast 192.168.10.255 gateway 192.168.1.1 # dns-* options are implemented by the resolvconf package, if installed dns-nameservers 192.168.10.1 dns-search mydomain.net ネットワークの設定は、現在ひながたとなっているPCのMACアドレスをeth0と記憶していりため、新たなに接続する端末のNICはeth1になってしまいます。 しかしeth1のNIC設定は無いため、IPアドレスが空になってしまいます。 MACアドレスの履歴を削除します。 $sudo vi /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules 中にある現在eth0と定義されている行を削除します。 USBメモリの起動OSの複製最後に、起動USBメモリから新しいUSBメモリへOS情報を複製します。通常ストレージの認識はsdaから始まります。 コマンドで「dmesg | grep sda」などと検索して、接続ディスクを確認しましょう。 内蔵HDDがあり、USBメモリで起動し、新しいUSBメモリを接続していれば 内蔵HDD→sda 起動USBメモリ→sdb 新しいUSBメモリ→sdc となります。 この場合、コピーはsdbからsdcです。 sdbからsbaへ複製すれば、内蔵HDDへOSを複製できます。 $sudo dd if=/dev/sdb of=/dev/sdc これでUSBメモリのクローンが出来ます。 誤って消してはいけない内蔵HDDなどへ複製すると、HDDの中身は全て上書きされますので注意。 トラブル
これはhostnameの中を変更しても、hostsのエントリを変更し忘れているからです |
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