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ギターの分類などから書き始めようとして、30秒で挫折しました。 一素人だし体系的に説明しようったって無理。 というわけで、手持ちギターの写真ギャラリーからはじめてみようかと。
一番最近に買ったギターです。 というか、前回から十余年が経過しているわけですが。
私がバンドで音楽をやっていたのは学生の頃ですが、ホンモノの Gibson やら Fender には手が届きませんでした。 Fender Japan には手が届いたはずですが、なぜか買わなかった…(で Tune のテレキャスを買ってしまったのですが)。 社会人になってxx年、Fender も値段が下がっていて初めて買ったホンモノがこれです。 というか、ストラトシェイプが好きだったくせにはじめて買ったストラトがこれ。 今まで散々回り道をしてきたというか…。
American Deluxe というシリーズで、ヴィンテージを狙ったモデルではありません。 現代風の改良を加えたストラトです。 ロック式チューナーや2点支持トレモロなど、ぱっと見ただけでも違いが分かります。
私はとにかくスモールヘッドのストラトが欲しかったのと、ヴァーサタイルにいろいろな音が出て欲しかったのでこのモデルにしました。 …実はあまり予習もせずに楽器屋へ行って気に入ったので買ってしまったのですが。
LSR ローラーナットでチューニングが狂いにくいようになっている、そうです。 そうかもしれないし、そうでもないかもしれない。 よく分かりません。 他に持っているのがロック式だからなぁ。 それと比べるとやっぱし狂いますね。 とは言っても、気になるほど狂うのはフルアームダウンとか無茶なことをやったときだけですが。
表と裏にきちんとコンターが入っています。 当たり前なんだけど嬉しい 。
写真はめちゃめちゃにブリッジ高を上げた状態です。
というのも、マイクロティルトを使ってネックに角度をつけてみたからなのです。
どうしてもピックガードにピックが当たるのが気になってしまって…。
ただいまいろいろと実験中。
さらに、滅多に使わないミドルピックアップの高さを下げて、ピックとぶつかりにくいようにしています。 それでもなんとかハーフトーンは出ます。 ステージで急にボリュームを下げたい場合に便利かも。 って、もうステージに立って演奏することはないでしょうが。
ボディはアルダー2ピースのクリムゾンレッド。
一応 "American Deluxe" グレードということで「プレミアム」アルダーと呼ばれていますが、まぁ木をよく選んだという意味なのでしょう。
2ピースなんですが、良く見ないと分かりません。
というか、買ってしばらく「へへへ1ピースだ」と喜んでいたぐらいでして
。
クリムゾンレッドは濃い目の赤、でもトランスルーセントで木目が透けて見えます。
非常に軽いというわけではありませんが、セミアコと Tune テレキャスの中間の重さです。
ピックアップは SSH (こっちでは HSS と書くことが多いようだ)。
シングルのほうは、ファットにコイルを巻いたという Noiseless Pickup。
Noiseless Pickup というのは内部的にはハムバッカーになっています。
ただし縦方向にスタックしているため、シングルコイルピックアップと同じ表面積ですみます。
多分コイルの巻き数も普通のハムバッカーよりは少ないのでしょう。
うたい文句ではヴィンテージの音をノイズレスで、となっています。
ただし、American FAT Deluxe に積んである Noiseless は普通の Noiseless とは異なるセッティング。
ヴィンテージの音を求めるギターではないっつーことで、この割り切りはいいと思います。
そして、Noiseless Pickup をしてコイルの巻き数を増やさせたのが、リア(ブリッジ)のハムバッカー。
どうも SH-1 か DH-1 という型番らしいんだけど、はっきりしない。
ピックガードの裏にはノイズ対策にアルミ箔が張られています。 ボディの方にも導電性塗料が塗られています。
ノイズレスピックアップはホットとコールドの二本しか線が出ていませんが、リアのハムバッカーからは4本線が出ています。 タップしてシングルにするような改造が可能なのかもしれません。
トレモロは、ナイフエッジの2ポイント。
チューニングが狂いにくくなっているとのこと。
私はアームアップはしないので、ブリッジの後ろ側をべったりボディにつけていますが、これはチューニングが狂いやすくて駄目らしいのですね。
おそらく裏のブロックに木でもはさんで固定するべきなのでしょうが、適当な木が見つからないので…。
いつか Home Depot ででも小さな木片を買ってきて加工しようとは思っています。
ローラーナット・ナイフエッジ2ポイント支持ということでチューニングは狂いにくいのですが、フルアームダウンするとやはり狂ってしまいます。 主に狂うのは低音弦側。 狂ってしまったら、激しいチョーキング(というより手元に引っ張る感じ)をすると復元しますが、引っ張りすぎると元より音程が下がってしまったりもします。
Tune のテレキャスは P.F.ストロー(Paul F. Stroh: ドイツ?)という超マイナー(Google でもほとんどひっかからない)な、歴史の1ページにも載らなかったロッキングトレモロを搭載していて、 チューニングの狂いはほぼ 皆無です。 ロックしないトレモロ機構では、さすがにそこまでのチューニングの安定度は無理なようです。
アームダウンしたときの弦の動きを観察していると、ナットからペグまでの間で弦がたるんでいるのがわかります。 その状態からアームを戻すと、たるんだ弦が完全には戻りきれず弦が少々ペグ側に寄せられたままナットに押し付けられるようです。 そのため、音程が上がるほうに狂うというわけなのでしょう。 たるみは低音弦の方が大きいため、より狂う幅が大きくなるのだと思われます。
以上の観察結果から、これ以上チューニングを安定させたければナット側で弦をロックするのが妥当だと思われます。 余談ですが、P.F.ストローのトレモロシステムはナット側だけ弦をロックするようになっていました。 今にして思えば、実に合理的だと言えます。
ところで、なんでトレモロっていうのでしょうね。 本当はビブラートなはずなんだけど…。 これって Fender のアンプでもそうだし、音楽家ではなかったレオ・フェンダー氏の勘違いとか……いうことはあったりなかったりするんでしょうか。
まだ学生の頃に男のローンで買ったギターです。 重い。でもかっこいい(笑)。
いわゆる普通のテレキャスターとは全く違います。 シェイプだけが同じ。 ロッキングトレモロはついてるわ、載ってるピックアップは EMG のアクティブだわ、セレクタはレスポール風の3点トグルスイッチだわ、コントロールは 1V 2T 1B(バランス) だしで。
ハードウェアはゴールドでしたが、永年の酷使ではげはげになっています。
P.F.ストローのロッキングトレモロを搭載しています。
ナットのところではロックし、ブリッジでは弦を引っ掛けるという折衷なシステムですが、激しいアーミングをしてもチューニングの狂いはほぼ皆無です。
特にナットでの「横から一発で締める」というのがかなり楽チン。
ロッキングトレモロですが、上記のようにロックするのはナット部分のみで、ブリッジ側は弦を引っ掛けるだけになっています。
どうやらこれで実用上は十分なようで、激しくアーミングしてもほとんど狂いません。
ブリッジ側でもロックしてくれても良かったけど、そうすると P.F.ストロー特有の扱いやすさがスポイルされてしまうという判断だったのかも。
いずれにしても、今となっては本家フロイドローズとその傍系しか見当たりませんからねぇ。
ナットだけは P.F.ストローの方がいいと思うんですけど。
ギターへの侵食も少ないし。
弦を引っ掛ける部分には、マイクロチューナーもついていてますます便利。
この可動部分がくるっとひっくり返って、弦のボールエンドを差し込むことができるようになっているんです。
実に合理的。
セミアコです。
実は今でもこのギターが一番弾きやすいんですが、最近あまりメンテされていないのでガリノイズやら出てしまいます。
ボディは普通のセミアコに比べると一回り小さいサイズ。 トグルスイッチの位置が独特ですが、演奏中に誤ってピックアップが切り替わってしまうこともなく、好みなんです。
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