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Windows NTのアクセサリ

Last modified: Sat Apr 05 04:42:08 2003 PDT

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起動方法

よく使うアクセサリは、その実行ファイル名を覚えておきましょう。

例えば、電卓なら"calc.exe"。
メモ帳なら、 "notepad"。
ついでに、ファイルマネージャは "winfile"。
もひとつついでに、コマンドプロンプトは "cmd"。

キーボードを叩くのに違和感がなければ、という条件付きですが、もっともすばやい起動方法は次のように なるんではないでしょうか。

  1. Ctrl+Escを押して、スタートメニューを出す。
  2. "R"キーを押して、"ファイル名を指定して実行"ダイアログを開く
  3. "名前"のところに、ファイル名を入力する。電卓なら、 "calc"。
  4. リターンキーを押す

電卓

電卓は、私が10進<->16進変換に最も良く使うアクセサリです。

そのためには、まず "電卓の種類" メニューで、 "関数電卓" に設定しておきます。 電卓が大きくなって、普段は使わないような関数がたくさん並びますが、要は 16進、10進、8進、2進変換が簡単に出来るところがミソです。

n進数変換ボタンの絵

と言っても、いちいちこんな小さなラジオボタンを押すのは面倒です。 というわけで、プログラマは以下のキーボードショートカットを憶えておくと便利でしょう。

16進数 10進数 8進数 2進数
F5 F6 F7 F8

その他に知っておくと便利なショートカット。

クリア 1文字消去 CE Mem+ Mem Recall
ESC BackSpace DEL Ctrl + P Ctrl + R

もっとショートカットを知りたかったら、知りたいボタンの上で右クリック、"ヘルプ" を選択すると、 説明が表示されます。

Notepad

いわゆる「メモ帳」です。

案外軽視されがち(?)ですが、NTのメモ帳は事実上編集できるファイルサイズに制限がない(確か、理屈では0x7fffffff)など、 結構使えるエディタです。 実は筆者の知り合いには、メモ帳でプログラムを編集しているつわものがいます(^_^;。

まぁサイズに制限がない(に等しい)といっても、エディットコントロールの行管理は大きなサイズのテキストを 扱うようには出来ていません。 数MBを超えるファイルでは、苦痛なほど遅くなってしまいます。 実際に扱えるファイルは、せいぜい数百KBまでと思っていたほうが良いでしょう。

Notepadでは、Shift JISのファイルだけではなく、実はUNICODEファイルの読み書きが可能です。 めったに遭遇することはないでしょうが、UNICODEで書かれたファイルを読まなければならないとき、 Notepadのことを思い出してください。

あとは、"編集" メニューで "行を折り返す" をチェックしておくと、 場合によっては幸せになれるかもしれません。

サウンドレコーダ

市販やシェアウェア・フリーソフトウェアのサウンドエディタに比べると、 かなり見劣りのするサウンドレコーダですが、 ここで挙げるテクニックを知っておけば、まぁちょっとは「使える」ようになるかも。

サンプリングしたデータの頭に無音状態があって、音が出始めるまでに時間がかかると、 ファイルサイズは大きくなるわみっともないわで困りものです。 自分のねらう音ぎりぎりまで、関係ない部分をカットしたいものですよね。

というわけで、 サウンドレコーダで録音したデータの頭とお尻を切りたいときは、 どうしますか? マウスでスクロールバーをぐりぐりやる?

スクロールバーにフォーカスがあれば、 左右のカーソルキーでノブ(なんていうのか知らないので適当に名前を付けました)を 動かすことが出来ます。 でも、これじゃ微調整はできません。

0.95秒のサウンドデータで
右カーソルキーを押した状態

説明通りの絵

というわけで、偶然に発見したのですが、コントロールキーを押しながらカーソルキーを押すと、 もっと微調整が出来ます。

コントロールキーを押しながら、のときの移動距離

それでも足りない、究極の微調整がやりたいのなら、シフトキーを押しながらカーソルキーを押してみてください。

シフトキーを押したときの移動量。はっきり言って、これじゃ小さすぎて分からないでしょう(咲)

ぱっと見には全然分からないぐらいの:-)びみょ〜な距離だけ移動します。

この微調整と、"現在位置までを削除" などのメニューを組み合わせると、サウンドレコーダだけでも まぁそこそこなWAVファイルを作ることが出来る、かもしれません。

それからサウンドレコーダは、データのコンバートもある程度行うことが出来ます。 "ファイル" メニューから "プロパティ" を選ぶと、現在のフォーマットが確認できます。

"今すぐ変換" ボタンをクリックすると、サンプリングビット数やサンプリング周波数の変換ができます。 高音質を要求されないデータは、ビット数や周波数を落として、ファイルサイズを小さくしましょう。

コンバートのダイアログ

気に入った設定の組み合わせは、名前を付けて保存しておくことが出来ます。

なお、サンプリングするときのデフォルトは、"編集" → "オーディオのプロパティ" で設定できます。

WinMSD

DOSの時代には、MSD.EXE という診断プログラムがありました。 はっきり言ってほとんど役に立たないものでしたけど :-P。 MSD とは、多分 Microsoft Diagnose の略ではないでしょか。

さて、NTにはWinMSD.exeという診断プログラムがついてきます。 これは、DOSのものとは違って結構お役立ちです。 なにしろNTは一応「ちゃんとしたOS」で、NTが扱う全てのデバイスはNTが直接管理していますから。

winmsd の画面

で、システムの調子が悪くなったときに winmsd で設定の確認ができるわけです。 が、そのようなときに慌てないためにも、

システムの調子が良いときに winmsd でリソースなどを確認しておきましょう。

プリントアウトして保存しておけば、調子の悪くなったときに非常に役に立ちます。

タスクマネージャ

アクセサリというわけではありませんが、 NT 4.0から新設されたタスクマネージャは、結構優れものと言っても良いでしょう。

今までわかりにくかった、「物理メモリは今どれぐらい余っている?」とか、 CPUの使用率とか、Alt+Tabにあらわれないプロセスの一覧+詳細だとか、 よく見るとかなりの情報が得られます。

でも、わざわざタスクバーを右クリックしてメニューから選ぶ、てのは面倒です。 Ctrl + Alt + Del で現れる "Windows NTのセキュリティ" ダイアログからも 起動できますが、それとて面倒。

というわけで、これがタスクマネージャを起動するショートカットキーだっ !!

Ctrl + Shift + ESC

(これ、まだあまり知られてないんじゃないかなぁ? 私は偶然見つけました。 友達に自慢できるぞ:)
……幸せになってください。

telnet

NTのtelnetは、はっきり言ってほとんど使い物にならない、といっても過言ではないでしょう。 UNIXのkterm+rloginレベルを期待するのは酷かもしれませんが、それにしても… (X_X)。

とは言え、OSについてくるtelnetなので、

出張先においてあるNTでも、たいていはインストールされている

というメリットがあります。

中には、OSの全てを使い倒したいという人がいるかも知れませんが、 まぁそれなりに幸せになってください。:-P

NTのtelnetの一つだけ良い点を挙げるとすれば、ポートが指定できる っつーことでしょう。 UNIXのtelnetぢゃ当たり前のことですが。

他に誉めるとこあるかなぁ〜。ないような気がするな〜。

あ〜、一応ログも取れます。一応ね。アペンドじゃなくて上書きなので、要注意。

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