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初出: 2003 Sep 7
新しいマザーボードを買ってきても、NT や XP のシステムが入っているハードディスクをそのまま差し替えて動くとは限りません。 チップセット、BIOS や CPU が変わる場合には、HAL や ACPI などの部分を更新する必要があります。 通常の PnP では、残念ながらそこまでは面倒を見てくれません。 修復セットアップでも OK という話もありますが、ここではまず確実な方法を書いておきます。 1年後の自分のためにも(笑)。
普通に XP を起動し、ログオンする。データのバックアップを取ったりする。
同じバージョンのインストール CD を用意し、アップグレードインストールをかける。 winnt32.exe (i386 の下にある) を起動すること。
winnt32 に /noreboot オプションは付けたほうが安心。さもないと、ずっとインストールを見張っていなければならない(ドモホルンリンクル?(笑))。
/copylocalsource をつけると、セットアップの後半で CD が不要になる。CD のドライブレターが変わったりしてうざいかもしれないので、ディスクが余っていたらつけると吉なオプション。
終わったら、C:\boot.ini を見てセットアップな状態にあることを確認したりする。
きちんとシャットダウンし、電源を落とし、ディスクを移植する。
ディスクがきちんと認識されていることを BIOS で確認する。
新しいディスクへのコピーをするなら、この時点で行う
セットアップの後半に突入。
テキストモードセットアップが走る。
リブートされ、GUI モードセットアップが走る。ゲージを見て楽しむかどうかは個人の趣味。
もう一度リブートしたら、XP の OOBE が走る。適当にあしらう。
ログオンして、期待通りになっているか確認。このときログインするのはいつも使いのアカウントではなく、Administrator などにしておくと幸せなことがあるかもしれない。 ディスプレイのレゾリューションが変わったりすると、1ドット単位で綺麗に並べたアイコンやウィンドウの並びが悲惨なことに…。
おはり。
ついでにディスクを新調する場合には、旧マシンでの作業が終了後、新しいマシンに旧ディスクと新ディスクの両方を接続し、Ghost などでコピーしてやります。 古いマザーボードでは、最新の 132GB オーバーなディスクを認識できず、Ghost が誤動作する可能性があるためです。
なお、コピーが終わってインストールを続行する前に、旧ディスクを外しておきましょう。 さもないと、XP はシグネチャを見て割り当てドライブを決めることがあり、新しいディスクが "C:" 以外に割り当てられる可能性があります。
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