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ラスベガスの街が見えてきた。 砂漠の中から忽然と現れる、とはいかなかったが。 しかし、どこから街へ入ればよいのかよくわからない。 とりあえず空港に近そうなところでハイウェイを降りてみた。 普通の住宅街が続く。 聞いたことのある道路と交差したので曲がってみると、しばらくしてホテル群の派手派手しい姿とともに空港の気配がしてきた。 "The Strip" ラスベガスブールバードへ曲がる。 けばけばしい電飾。 大型ディスプレイに映し出されるショーの宣伝。 あちこちに見受けられるカシノの喧騒。 溢れかえる人、人、人の群れ。 そうかこれがラスベガスかぁ。
多少迷いはしたものの、二泊する予定のラスベガスヒルトンへたどり着いた。
このホテルは "The Strip" から多少離れていて不便そうだ。
だがクーポンとタイミング・空き部屋の関係でここしか空いていなかったのだ。
コンベンションセンターの隣なので、ショーがらみで滞在するには便利なのだろうけど。
しかし、ホテルはどこもでかい。
ヒルトンも、エントランスに車線が4つも5つもある。
どうやらバレーパーキングするのが普通らしいのだが、荷物が車内に散らばっているのでセルフパーキングしたいところ。
その辺の人に聞くと、ホテル裏側のほうにセルフ用パーキングがあるらしい。
敷地をぐるっと回ってそれらしい駐車場へたどり着いた。
手近な入り口から入ると、そこは……いきなりカシノであった(笑)。
ぐんぐんと歩いてやっとフロントへ行き着く。
East Tower の 23 階の部屋になった。
さすがに 23 階だけあって眺めはいい。 ただ、部屋の居心地をあまりよくするとカシノへ人が集まらないというためか、コーヒーメーカーすら用意されていない。 それ以外はまぁまぁと言えようか。
車があるのは明日の昼までなので、Downtown のアーケード天井のディスプレイは今日見ておきたい。
まだ日が暮れたばかりだったので、まずは腹ごしらえ。
近頃ラスベガスといえばバッフェ、ということになっているらしい。 ベラージオのディナーバッフェへ行こうと車を出したのだが、いきなり道に迷ってしまった。 そうこうするうち、ベラージオは高いかも、という弱気の虫が出てきて、安さで Barry's のバッフェに決めた。
これも裏手にあるセルフパーキングからホテルへ入ると、そこは Paris であった。 Barry's とつながっている。 このときはまだ知らなかったのだが、Paris、Barry's、そしてフラミンゴとヒルトンの運営会社は同じらしい。 共通のカシノプレイカードが使えるようだ。
ラスベガスのホテルは、正面から入るとすぐにフロントではなくカシノを通り抜けてやっとフロント、という作りになっているという話。 それは大げさとしても、本当に入ってすぐカシノが目に付く。 これがまた広い。 というわけでホテルの中でもプチ迷ってしまったが、なんとかバッフェへ行き着いた。
がしか〜し、クーポンを使うのを忘れるわ、混雑した時間帯で案内された席は変なところだわ。 ちょっと言って席を替えてもらった。 迷惑そうな顔をされたけど。
ここのバッフェは中華風の料理がウリらしい。 お味のほうは…。 うーん、こんなものか? さして値段の変わらない、Old Country Buffet に比べるとよほどましだけど、期待したほどではぜんぜんなかった。 ランキング7位ともなるとこの程度なのか?
食事を終えて出てくると、カシノのバーで ALCS の生中継中。 アンチヤンキースだし、昔 Boston 近郊にいたよしみで Red Sox を応援中。 しばし足を止めてプレイオフに見入ってしまった。 3-3 のタイで ALCS 最終戦。 試合は延長戦にもつれこんだものの、残念ながら最後はブーン弟のホームランでけりがついてしまった。 あ〜あ。
一旦ホテルへ戻ったあと、時間を見計らって車でダウンタウンへと向かった。 夜ももう11時というのに人が多い。 幸い道路脇の駐車スペースが空いていたので、車を滑り込ませる。 ショーは30分ぐらいかなぁと少々多めにコインを入れておいた。
商店街(要はそういうことだよね?(笑))へたどり着くとショーが始まったばかり。
天井を見てほほう、とうなづき、これがどこまで伸びているかと左右を見渡すと…。
あれ!?これだけしかないの!?
案外というか、かなり短いんだなぁ。
もしかしたら Costco 効果かもしれないが。
ショーは適当に5分ぐらいで終わった。 そうだよなぁ、30分も続いていた日にゃぁ、肝心の店のほうに人が入らないよなぁ。
ということであまりろくな写真もないが、こんなところで →。
Web で仕入れてきた情報だが、「ラスベガスから西へ20〜30マイルぐらいのところに、10マイルもデザートが続く絶景がある」んだそうだ。 こんなところ車でもないと行けないということで、車のあるうちに行ってみた。 朝飯は、ホテル内カシノに隣接するサンドイッチ屋で調達、現地で食べることに。 Nipton Road というところでフリーウェイに橋がかかっているので、そこで絶景を見ながら食べようという腹づもり。 かんぺき!
あ〜。
がしかし。
数年前、エル・ニーニョ、エル・ニーニャの影響で雨が降ったらしい。
デザートというには多少植物が多いんでないかい?というのが正直な感想。
きっと記事の書かれた数年前はすごかったんだろうなぁと思いつつも、まぁ少し離れるとかなり茶色に見えることは見える。
10マイルもまっすぐな道が続くというのも面白いしね。
まぁ写真を見てください。
フリーウェイから外れたところが茶色っぽく見えたので行ってみるべぇと横道へそれてみるが…。 やはり近くへ寄ると茶色がかった植物が育っている。 ということで、朝飯のサブをやっつけて引き返すことにした。
デザート地帯の端に、カシノとファッション系のアウトレットがある。 ここの売店で売られているラスベガスTシャツは、3枚で $9 と安かった。 買わなかったけど。 そこでトイレ休憩を取ったあと、車を返却するためまっすぐ空港へ向かった。
満タン返しの給油をするため途中で一旦フリーウェイを降り、再びフリーウェイへ戻って(ちょっと迷った)空港へ。 Rental car return と書いてある標識に従うが、最後の最後で Alamo/National だけ違う方向へ誘導された。 あれれ? 今来たフリーウェイの、逆方向の路線へ乗ってしまった。 ということで、給油した地点のすぐそば、空港からかなり離れたところに Alamo はあったのでした。 くぅ、無駄に走ってしまったぜ。
Alamo のシャトルで空港へ向かう。 空港から各ホテル行きの有料シャトルへ乗るためだ。 なぜか、ラスベガスではホテルが運営する空港への無料シャトルというものがないらしい。 有料シャトルはお一人様 $5 弱。 まぁタクシーを使うよりは安いが、あちこちのホテルへ立ち寄るためかなり時間が取られる。
ということで、ベラッジオへ付いた頃にはすっかり昼飯にちょうどいいというより遅めの時間になってしまった。 すでにかなりの列ができていた。
さて、ベラッジオのバッフェ。 大当たり。 さすがは1位をとるだけのことはある。 夕べの Barry's とは大違いだ。
巻き寿司などもある。 ディナーだと握りもあったりするだろうか。 デザートも美味しそうなものが並んでいる。 サラダの種類も豊富だ。 このところ野菜が不足気味なので、たっぷりと生野菜を頂いた。
肉料理も豊富にそろっている。 中でも思わず声をあげてしまったのは、牛のプライムリブであった。 一切れ切ってもらったのだが、なんというか。 漬け込んであったのかな。 歯ごたえよし、味よし。
他に用事があったので、かなりあわてて食ったのだが、もっと時間をかけたいところであった。
Zumanity はシルク・ド・ソレイユの一番新しい、まだあまり知られていないショーらしい。
CM も、"O" などに比べると弱い。
ちょとえろちっくらしいぞ。
それでも三日先まで埋まっていた。
キャンセル待ちに並ぶ選択肢もある。
ショーの始まる1時間ほど前にチェックしてみたのだが、普通出るキャンセルの3倍ぐらいの人数がすでに並んでいた。
有名な有料ショーは諦めて(高いしね〜)、フリーのショーを見て回ることにした。
ちなみに、"O" なんてはなっから諦めてますが。
写真は、Zumanity をやっているホテル、New York New York の中。
フリーのショーの手始めは、最初の夜に車からちらっと眺めたベラッジオの噴水ショーに決めた。 しかし一方向にループしているトロリーだと時間がかかりすぎるので、タクシーにてベラッジオへ移動。 チップ込みで $6.50 ぐらいだったか。 着いてみると、ちょうどショーが始まるところであった。
どういう間隔でやっているのかは不明だけど、長くても10分かそこらしか待たずに3回続けてみてしまった。
白い光にバックアップされた強力な噴水が美しい。
3度目の開始前には、中央の円部分からスモークが湧き出てきた。
周囲の観光客が話していたようにドライアイスなのかもしれないが、細かく霧状に噴き出した水という気がした。
ベラッジオを堪能したあと、フォーラムというショッピングモールを試してみようということになった。 The Strip から見ると工事中でフォーラムは機能していないように見えるのだが、道から奥まったところにあったらしい。 偶然ながら、動く歩道を発見して自動的に運ばれていった。 どうもシーザーホテルとくっついているらしい。 着いたところは、グロリア・エステファンのショー会場のまん前でまたもカシノだらけの場所であった。
さて、フォーラムというショッピングモールそのものが面白い。
地上の施設だが、完全に屋根で覆われていて空調完備。
しかし天井は高く、さらにフレスコ画のように空が描かれている。
1時間のうちに朝から夕方まで空の色が変化するという演出つき。
将来、人間が宇宙へ進出したらこのように見えるのだろうか…。
谷甲州のカリスト−開戦前夜をふと思い出す。
それはさておき、ショー自体はさして言うこともなし。
ロボットが出てきて身振りを交えながら語ったり、天井にイメージが映し出されたり。
一度見れば二度見る気はしないというまぁそういうもの。
Food channel で有名らしい Wolfgang シェフのプロデュースという触れ込みの シノワで夜ご飯。
フォーラム内にあって、アトランティスの割とそば。
アジア風フュージョン料理、なのかなぁ。
あまり腹が減っていなかったので、アペタイザーばかり3品。
寿司とか春巻き(?)とか、カツオのたたきてんぷらうにソース和えとか。
ちょっと不思議な味だけれど、それはそれで美味。 店内がまたアジアベースなのだけれどちょっとずれていて、それでいて居心地がよく楽しい。
連れの足も痛くなってきたのでタクシーで帰ろうとその辺の人に聞くと、あまり歩かなくても地下のバレーパーキング受付付近で拾えるという。
ためしに待ってみたが、全く来ない。
仕方がないので表に出て(行きはよいよい帰りは歩き)、一番近かったミラージュからタクシーを拾うことにした。
と、ちょうどタイミングがあったらしく、ミラージュの前庭に人が集まっている。
ということで、火山を見ることができた。
ホテル内のレストランで使えるクーポンがあったので、それを三日目の朝食で消化。 特に記することなし。
疲れが出てチェックアウト(12時)まで、ホテルや部屋の中でぶらぶら。 チェックアウトしたあとは、トロリーで The Strip まで出た。 トロリーが今までになく混んでいて荷物をフルに持った状態では辛かったが、他の乗客のちょっとした親切(荷物を隅に誘導してくれるとか)でなんとかしのげた。
目的地は、フラミンゴホテルとかその界隈。 トロリーで一番近い降車場は、またしてもミラージュ。 ということで、ミラージュに荷物を預けてふらふらすることにした。
この荷物預かりシステムがないと、とてもじゃないがチェックアウト後にふらふら遊べるわけがない。 確信はなかったが、やはりホテルの客でなくても預かってくれた。 トロリーが裏玄関につけるためホテルを通り抜けて普通の客のように出てきたから見分けられなかったのかもしれないが、そのようなことを気にするようには見えなかった。 さてミラージュの場合、荷物を預かってくれる Luggage Claim はなんとホテルの外にある。 そこにいた人に荷物を預け、タグをもらう。 あとでわかったのだが、ラップトップの入ったかばんに "Fragile"(割れ物注意) の札を付けてくれていた。 中身については何も言わなかったのだが、様子でわかったのだろうか。 それやこれやでサービスがよかったので、あとでタクシーを呼んでもらったとき少しだけチップを弾んでおいた。
フラミンゴホテルでの昼間唯一のトップレスショー(笑)、というので見に行った。
これまたクーポンでドリンク代のみになるのでした。
そうとう長く続いているショーらしい。
中身は少々のダンスと、あとは短いコントの連続。
べたべたなギャグが続く。
撮影不可なので、写真はなし。
これにてごめん。
先日通りかかっただけの Paris ホテル、中がパリの町並みに擬されているというので行ってみた。
なるほど。
フォーラムのほうが規模が大きいし天井も高いが、なるほど町並みといえば町並みで空も雲が描かれている。
ただしこちらはカシノがメインのようで…。
すでに4時ごろであったが、昼食がまだで腹も減ってきたし、Paris のバッフェはベラッジオについでランク2番目ということで、バッフェへ。 まだランチ料金だったので、お一人様 $17 ぐらいだったか。 結構またされて案内されたのは、片隅の一室。 遅い時間に思わぬ人数ということで解放されたらしい。 列の前後に並んでいた人々は皆この一室に集められていた(笑)。
さて、料理のほうはこれまたいい。 ベラッジオと甲乙付けがたいというか、全体的には Paris の方がいいかも、でもベラッジオもいいしうーん、てなところ。 ベラッジオは寿司があり、プライムリブがたいそう美味かった。 Paris には寿司はない(だってテーマがパリだしねぇ)。 プライムリブはある(というかどのバッフェでもありそう)のだが、若干ベラッジオの勝ち。 しかし、ラム肉やブイヤベース、グリルで焼いた肉や野菜はかなり美味い。 魚類も Paris の方が豊富に思える。 デザートも甲乙付けがたいながら、フランス料理っぽいデザートということで Paris か。 私は、小さく刻んだ洋梨入りフランを食べたが、んまかった。
食べることに専念していたので、残念ながら写真はなし。
バッフェで時間をゆったりと過ごして、さてそろそろ空港へ向かう時間。 ちなみに最後の日もそこそこ遊んだが、それは飛行機の時間を夜の7時にしたおかげ。 とは言え、ちょっとゆったりしすぎたかな? 間に合わないわけじゃないけど、時間に余裕がなくなってしまった。
荷物を預けてあったミラージュへ歩いて戻り、荷物を出してもらう。 それを待つ間に、飛行機の時間を言ってタクシー(長い行列ができていた)とシャトルとどちらが速いか聞いてみた。 やはりシャトルは時間がかかるから薦められないという。 しかしタクシーの待ち行列も長いなぁと思案に暮れているうち、荷物を持ってきてくれた人曰く。 これからどこへ?空港?ではこちらへ、と言ってホテルでよく使う荷物運びのカートに荷物を乗せたまま、タクシーの待ち行列を突っ切る。 待ち行列から少し離れた場所で止まると、そこでタクシーを手招きした。 かくして、待ち時間ゼロでタクシーへ乗ることができ、空港チェックインも余裕そうである。 サービスがよかったので、このホテルマンには少しチップを弾んでおいた。
空港へ着くと、降りたところの目の前、建物の外にもチェックインカウンターがある。
すべてハンドキャリーするので預ける荷物はなし。
あっさりチェックインは終わり、あとは待つだけ。
といってもそんなに時間はないが…。
まっすぐターミナルへ向かう。
とありましたよすろっとましーん。
ということで、最後に50セント無駄使い。そしてぱちりと一枚。
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