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1. ブラウザの種別
1.1. ドメインマスタブラウザ
1.2. マスタブラウザ
1.3. バックアップブラウザ
1.4. ポテンシャルブラウザ
1.5. 非ブラウザ
2. クライアント
1. ブラウザの種別
ブラウズリストを持ち、ブラウザサービスを提供するマシンをブラウザと呼ぶ。
各ブラウザについて説明する。
1.1. ドメインマスタブラウザ
マスタブラウザからブラウズリストを受けとりドメイン全体のブラウザリストを作成する。
マスタブラウザの役割も果たす。
マスタブラウザにドメイン全体のブラウザリストを提供する。
必ずPDCがなる。
ドメインマスタブラウザはWINSサーバに"[1b]"を登録する。
ドメインマスタブラウザは定期的にWINSサーバから"[1b]"を検索してドメインのリストを作成する。
1.2. マスタブラウザ
サブネット上の全マシンのNetBIOS名を受けとり、サブネット上のブラウザリストを作成する。
マスタブラウザにサブネット上のブラウザリストを提供する。
ドメインマスタブラウザからドメイン全体のブラウザリストを受けとる。
NT Server, NT Workstation, 95の順に、起動時に自動的に選ばれる。
同一サブネットに1台のみである。
1.3. バックアップブラウザ
マスタブラウザからブラウザリストのコピーを受けとる。
NT Server, NT Workstation, 95の順に、起動時に自動的に選ばれる。
クライアントの要求に応じて、ブラウザリストを提供する。
マスタブラウザが発見できない場合は自動的にマスタブラウザになる。
同一サブネットに複数台存在する。
1.4. ポテンシャルブラウザ
必要に応じてバックアップまたはマスタブラウザになるマシンのこと。
同一サブネットに32台のWindowsマシンが追加されるたびに、マスタブラウザの要求により、バックアップブラウザになる。
1.5. 非ブラウザ
いかなる場合もマスタブラウザ、バックアップブラウザにならないように設定されたマシンのこと。
2. クライアント
クライアントがブラウズリストを受けとるまでの流れは次のようになる。
- 起動時にブロードキャストにより、NetBIOS名をマスタブラウザに登録する。
- クライアントは、ブロードキャストによりマスタ・ブラウザを問いあわせる。
- バックアップ・ブラウザの一覧を受けとる。
- バックアップ・ブラウザの3台を選び、キャッシュする。
- 3台の内の一台にブラウズリストを要求し取得する。
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