AZIK on Dvorak

これぞ究極!? Dvorak配列でのAZIK

ご存知の方も多いでしょうが、Dvorak配列とは英文入力を楽にする目的でDvorak博士が考案したキー配列です。これをそのままローマ字入力に使うということは当然考えられます。Dvorak配列では母音が左手ホームポジションに並んでいますので、ローマ字打鍵でも右・左の交互打鍵が多くなり非常に打ちやすくなります。

このDvorak配列でのローマ字打鍵をさらに快適にするのがAZIK on Dvorakです。QWERTY上のAZIKでの拡張ローマ字打鍵の考え方をDvorak配列でのローマ字打鍵に適用します。

実装について

まずDvorak配列を使えるようにします。日本語版のWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000ではキーボードのプロパティに標準でDvorak配列が用意されています。しかし残念なことに日本語を入力する時にはIMEを使用するため、このプロパティを使用することは出来ません。 そこで、Dvorak関連サイトで紹介されている方法を使います。この段階でDvorak上でのローマ字入力ができるようになります。
 次に、拡張ローマ字入力AZIKを使えるようにするために、ローマ字カスタマイズができる日本語IMEを用意します。これについてはエー・アイ・ソフトWXGがお薦めです。MS-IMEやATOKでは一部の主要な機能を実現できません。

私はDvorak配列では記号の配列も英語キーボードでのDvorak配列と同じするために、猫まねきを使用しています。これで、記号まで含めて、英文入力と互換性を保ったうえで、AZIK on Dvorakを実現しています。


仕様はまだ流動的ですが、検討経過、私自身の練習日誌も含めて公開します。

体験コーナー

QWERTYユーザの方がシステムの変更無しに『AZIK on Dvorak』を体験できます。

開発と練習日誌

キーの割り当ての考え方、私自身がQWERTY上のAZIKから、Dvorak上のAZIKに移行しようとトライしている状況を読むことができます。

WXG用カスタマイズデータ(azikdv.grt)

WXG用ローマ字カスタマイズデータ(いつまでたっても暫定仕様?)です。キーボードがDvorak配列になっていることが前提です。Dvorak配列にするには以下のDvorak関連サイトを参照してください。
    ※WXGはエー・アイ・ソフト製のかな漢字変換IMEです。(カスタマイズ自在という点でお薦めです)

Dvorak関連サイト

Dvorak Simplified Keyboard for Japanese

一般的な101/104/107 英語keyboardか、 106/109/112 日本語keyboardを使用している日本語Windows Me/98/95/Windows NT4.0/2000環境で、 software的にDvorak Simplified Keyboardを実現する方法が紹介されています。レジストリを変更する方法です。

猫まねき

キーボードをとことんカスタマイズするユーティリティ。公開されているデータの中にDvorak配列用のデータがあります。レジストリを変更するタイプではないので、切り替えが楽でしょう。シェアウェアです。SandS機能も実現でき、私はこれを愛用しています。