2001-06-01 Active DirectoryドメインのNTドメインの信頼関係

 NTドメインで構築されたネットワークに所属しているWindows95クライアント(W95CLTと略す)が、Active Directoryドメイン(W2Kドメインと略す)のサーバ資源(sv02.w2knew.local)を利用したいとき、つまりW2Kサーバの共有フォルダにアクセスしたいとき、NTドメインとW2Kドメインとで信頼関係を結ぶ必要があります。

 Windows95クライアントとアクセス先のW2Kサーバが同一セグメントにあればドメインブラウジング機能でネットワーク接続可能ですが、セグメントが異なる、つまりルータ越しにネットワーク接続する場合にはWINSが必要になります。

 今回は、事情があってWINSを用意できないネットワークにおいてlmhostsファイルへの0x1bエントリにて信頼関係の構築とWindows95クライアントからのネットワーク接続を実現しました。

 具体的に見ていきましょう。

 1. NTドメインとW2Kドメインとで信頼関係を結ぶ。

  1.1 PDC同士をNetBIOSで通信できるようにする。

  1.2 信頼関係を結ぶ。

 2. ネットワーク接続する。

  2.1 アクセス先のw2kサーバのlmhostsファイルを編集する。

  2.2 アクセス元のWindows95クライアントのlmhostsファイルを編集する。

  2.3 実際にネットワーク接続する。

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