特殊ショートカット


特殊アイテム ヘルプ スキン

特殊なショートカットに関する説明です。

特殊なショートカット

ショートカットは基本的に起動するファイルに直接リンクされていますが、そうではないショートカットも存在します。
それがOffice 2000以降が作成するショートカットです。(他にもあるかもしれませんが、私が持っているソフトではこれだけでした) 私が調べた限りではWindows95では通常のショートカットと変わりませんが、Windows98以降から変な参照方法になっているようです。
どこが変かというと、下のExcelのショートカットのプロパティを見てもらえば分かると思いますが、リンク先が変更不可、 リンク先を探せないし、アイコンの変更も不可になっています。

Excelのショートカットのプロパティ

対応するまでのプロセスと現在と今後の対応状況

なんでこんな仕様になっているのか知りませんし、調べる気も無かったので(w プログラム内ではそのまま他のショートカットと同じように扱ったら 起動できませんでした。 後から分かったのですが正確にはNT系のOSのみでERROR_ACCESS_DENIEDというエラーが出て起動できませんでした。(Adminで使っているのですが・・・)
勿論スタートメニューから実行したり、直接ショートカットを実行すれば起動できます。でもES Launcherからは実行できません。
他のランチャはどうなのかと思って、ES Launcherを作る前にいろいろ試したランチャと昔使っていたランチャにこのショートカットを登録してみたところ、 ほぼ全滅でした。
難しいのか面倒なのか、あるいは気が付いていないのか、星の数ほど(w公開されているボタン型ランチャでこのショートカットを実行できる方が少ないようです。 私も他にもやることがあったので、とりあえずヘルプにEXEファイルを登録するように書いておいて無視することにしました。

しかし気が付いてしまったからにはやはり対応しなくてはならないと思い、 ある程度他の機能が落ち着いてきたVer 1.35でかなり強引で汎用性は0な方法(wではありましたが、一部のアプリケーションに対応しました。 (Word,Excel,Access,PowerPointのショートカットのみに対応)
さらに機能的にはもうほとんど手をつけるところが無くなったVer 1.45で、汎用性のある方法で対応しましたので(でもやり方は未だにちょっと強引(w) 今後この手のショートカットが増えてきても対応できるはずです。
Ver 2.5.8.0ではこの部分を特別に扱わなくても起動可能な方法があったので、このルーチンは削除しました。

制限

登録したショートカットは実行できるようになったのですが、やはり特殊なので一部制限があります。
それは展開ができるものの、展開後は実行ができなくなるということです。展開ができるというより、できてしまうという感じでしょうか。
とあるEXEファイルになるのですが、これが実行できません。(実行しても何も起こらない)
とりあえず簡単な表にしてみました。

OS9598/MeNT/2000/XP
ショートカットでの起動
ショートカットの展開
展開後の実行××
○...できる。×...できない。

95では通常のショートカットと同じなので特に問題はないのですが、それ以外のOSでは展開すると実行ができなくなります。 この点に注意してください。

ボタンにファイルをドラッグ&ドロップして実行する機能もショートカットを内部で展開しているので、展開後に実行できないOSの場合は実行できません。

実行されるファイル(EXEファイル)の探し方

95は上にもあるように直接実行ファイルがリンクされているので探す必要はありませんが、他のOSを使用している場合は自分で探す必要があります。
通常はインストールしたドライブのProgram Files\Microsoft Office\OfficeにあるEXEファイルがそうです。ファイル参照で探します。
もう1つの方法はVer 1.43から追加された実行ファイル自動検索機能を使用します。どちらかといえばこちらの方が簡単で、 実行ファイルの編集エリアに*.docとか*.xlsなど*.+関連付けされた拡張子を入れて登録(更新)すると自動的にEXEファイルを探して入れてくれます。 ただし事前にそのドキュメントの拡張子を知っている必要があるので、ある程度使い慣れた人向けの機能です。


特殊アイテム ヘルプ スキン

ES Launcherホーム