「パソコンで会計・経理を始める」

(最終更新日: 2012/12/24 23:50 EST)

  パソコンでの会計・経理処理を・・(^_^)・・・

  初めての方や簿記はむずかしくてと思ってる方を対象に説明してるつもりです。

  [例]としてオンライソフトの本格派の会計ソフト『AMらくらく会計』 Win 9x/ME/2000/XP/Xista/7/8、
  シェアウェア版を使った説明です。

・2012/12/24  ★『AMらくらく会計』 V5.01(Win8対応版 会計ソフト)   補足説明 説明書 up

・2012/03/02  ★旧バージョン『AMらくらく会計』 V4.03(会計ソフト)   補足説明 説明書 up

『AMらくらく会計』サポート掲示板2


  市販ソフトと比べても俊敏でシンプルで会計処理に必要な機能を備えてます。
  著名なオンライソフトベージで配布されてます。
    
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『AMらくらく会計』 --> 拡大表示する    サンプル画面2


●『AMらくらく会計』Win 9x/ME/2000/XP/Vista//7/8版のインストール   

   「AMらくらく会計」は ZIMW500.EXE の圧縮された状態でオンライン配布されてます。
   500 はVer5.00の場合です。
   できるだけ、AMらくらく会計の専用ディレクトリィを設けて解凍して下さい。
   15本のファイルが解凍されます、その中の ZIMW.EXE が実行ファイルです。

   ※ディスクトップへ『AMらくらく会計』アイコンを作成しておけば起動するのに便利です。
    同封の ZSETUP.EXE を起動して、[ショートカットの作成]->[ディスクトップへ作成]で可。
    また、エクスプローラから ZIMW.EXE をディスクトップへD&Pしてもいいです。
    『AMらくらく会計』アイコンが作成できます。

   ※なお、『AMらくらく会計』はインストールされた以外のディレクトリィへは
    どんなファイルも一切作成したりはしません。


   ※アンインストールは、[タスクバー]->[スタート]->[設定]=>[コントロールパネル]を
    選択して[アプリケーションの選択と削除]で、『AMらくらく会計』を選択して削除です。
    インストールされたファイルと関連レジストリィをすべて削除処理します。


● 初期起動と必要な設定

  ○初期起動しますと、作業用の1年間単位の会計データが自動作成されます。

     会計エリアNO: 1
     会社名   : **新規事業所**
     会計期   : 1期
     会計期間  : 平成 01/01/01 〜 01/12/31
     勘定科目  :は標準データが設定される
     補助科目  :登録はなし
     部門    :登録はなし

  ○会社情報の設定 事業所で固有のデータを設定します。

    ・会計期間、会計期の登録    サンプル画面
      仕訳データ入力では、会計期間の日付範囲以外は受け付けられませんので、
      会計処理を行う会計期間、会計期を設定して下さい。
      ※仕訳データ入力が行われた後では変更できませんので
       必ず設定登録が必要です。


    ・会社名称、住所、役員名などの登録    サンプル画面
      会社名称は会計データ名となります、最上位キャプションで表示されます。
      住所、役員名などは決算書の印刷で使われます。

    ・勘定科目の登録    サンプル画面
      初期値で標準データが設定されますので、ほとんどの個人・会社法人で
      そのままお使い頂けます。
       ※科目は、仕訳データを科目別に入力することで科目別の集計が可能となります。

      初めての場合は標準設定でお使い下さい。
      よく理解された上、必要な場合は科目名称を変更してお使いください。
      科目分類は資産、負債、資本、経営損益、特別損益の大きく5つに分類されている。
      科目は310科目が固定設定されてます、基本目的の分類科目の性格は変更できません。
      科目名称や科目NO、期首開始残高の変更は、いつでも変更可です。
      期首開始残高は、期途中から「AMらくらく会計」をお使いになる場合のために、
      変更ができます、通常は「年次更新」で前年度の期末残高金額が設定されてます。

    ・補助科目の登録    サンプル画面
      勘定科目1科目でMAX999の補助科目を設定できます。補助科目別の集計が可能となります。
       ※使わなくてもいいでが、うまく使われるととても便利です。
      [例] 売上科目を売上先別で補助科目設定すれば、売上先別の集計ができます。

    ・部門の登録    サンプル画面
      全科目をMAX 30部門別に管理集計できます。
       ※使わなくてもいいでが、うまく使われるととても便利です。
      [例] 会社の各支店を部門設定して、支店別の各帳票で集計ができます。


● 会計データの扱いについて

   『AMらくらく会計』Win98では管理できるデータエリアを (1〜99)個もっています。
   1エリアでは1事業所の1年間分のデータ単位が管理の対象となります。
   1エリアのデータは別途で、「選択」、「削除」、「保存(バックアップ)」、
   「読込(リカバリ)」の機能があり、自由に任意エリア間の移動、保存管理ができます。

  ○バックアップ(データ保存)
  ○リカバリィ(データ読込)    サンプル画面
   ★バックアップ(データ保存)データは、ファイル名(*.ZS1)をつけてディスク保存します
    ので、ディスク容量まで無限です。
    また、自動圧縮保存されますので、1枚のFDでも10,000仕訳データ程度までは保存可です。


● 簿記でのことば

  経理・会計では簿記の考え方やことば必至です、世界共通です。
  理解できてくればとても合理的になってるのがわかります、慣れるしかないです。

  個人や会社法人にかかわらず、1年間の経営活動で商売取引を行った結果、
  いくら儲かったか、資産や負債などがどれだけ増減したかを明確にする事が簿記の目的です。


  ・取引
    資産、負債、資本が増減する要因のこと。

  ・仕訳
    取引の科目と金額データをお金の動きや理由によって左右に分割して明記します。

借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
100 現金20.000115 普通預金20,000銀行引き出し

  ・科目
    取引の増減を集計する最小項目単位です。
    ・貸借科目は、資産、負債、資本の目的別の3つの科目に分類される。
      これらは実際に実体のある項目で、現金や預金、借金、資本金等に当たります。

    ・損益科目は、経営損益(営業、販売費一般管理費、営業外)、特別損益の
      2つの科目に分類される。
      これらは実体のない項目で、売上、仕入れ、光熱費や交通費などの経費、
      預金利子などです。
      各分類科目の下に各複数個の科目が存在します、合計でMAX 310個です。

  ・貸方、借方
    仕訳の表示で左側を「借方」、右側を「貸方」といいます。



■ 仕訳入力、日々の取引データを入力する

  ・後は日々の取引データを入力していけば、自動集計・仕訳が行われます。 サンプル画面
   入力されたデータで、必要な時に必要な帳票を参照・印刷できます。

  ・入力は日付順でなくてもいいです、自動で日付順に集計されます。

  ・各帳票で入力の確認やチェックを行ってください、間違いが見つかった場合は修正をします。
   修正は「振替伝票入力」から[検索]で修正する仕訳データを検索して、修正後で登録します。

  ・サンプル会計データ(ZSAM.ZS1)を同封してます、基本的な80仕訳パターンを使ってます。
   5つの部門と普通預金科目で5個の補助科目も使ってますので
   リカバリィ(データ読込)機能で読込んで仕訳などの参考として下さい。


■ 伝票入力    サンプル画面

  ・取引のあった仕訳データの入力や検索や修正等の入力・変更処理を行います。
   入力は、同じ日付のMAX36仕訳を1伝票とした伝票単位で登録処理を行います。

借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
100 現金20.000115 普通預金20,000銀行引き出し

   仕訳データによって、1伝票で1仕訳でもあり得ます、いいです。

  ○伝票入力の種類
   ・「1.振替伝票入力」 すべての仕訳で使います、左右の貸借科目を入力指定します。
   ・「2.出金伝票入力」 右側の貸方科目は現金固定です、現金を出金する場合に便利です。
   ・「3.入金伝票入力」 左側の借方科目は現金固定です、現金を入金する場合に便利です。
   ・「4.償却仕訳入力」 振替伝票ですが、減価償却の自動仕訳用です。


■ 日記帳    サンプル画面

   入力した仕訳データで、日付順の仕訳一覧表です。
   「AMらくらく会計」では日付範囲、部門の各指定範囲の日記帳が見れます。


■ 勘定元帳    サンプル画面

   入力した仕訳データで、科目別の仕訳一覧表で、仕訳単位での繰越残高額を表示します。
   「AMらくらく会計」では日付範囲、科目範囲、部門の各指定範囲の元帳が見れます。


■ 試算表

  ・貸借対照表    サンプル画面
    貸借科目で、各科目別に収支残高を集計した合計残高表です。

  ・損益計算書    サンプル画面
    損益科目で、各科目別に収支残高を集計した合計残高表です。

  ・製造原価報告書
    製造原価科目で、各科目別に収支残高を集計した合計残高表です。

  ・補助科目明細表    サンプル画面
    各(親)科目で、補助科目別に収支残高を集計した合計残高表です。

  ・現金・預金明細表    サンプル画面
    現金と預金科目で、各科目別に収支残高を集計した合計残高表です、
    補助科目別の集計もします。

   ※「AMらくらく会計」では月範囲、部門の各指定範囲の試算表が見れます。
    また、それぞれで別途、「月別収支推移表」、「部門別収支推移表」も見れます。


■ 年次(期末)データ更新    サンプル画面

  ・1年間の会計処理が終了したら、決算処理が終了したら、翌年度データを作成するために
   「期末データ更新」を行います。

  ・会社情報や科目、部門等、固定資産、などのすべての設定が翌年度データへ繰越されます。
   会計期間、会計期は、1年更新されます。
   科目別の期末残高は、翌年度の期首開始残高へ繰越設定されます。
   仕訳データは初期化されます。

  ・新しい会計エリアNOが確保されて、今年度データから翌年度データが自動作成されます。
   以後は、「期末データ更新」後は、新年度データで会計処理を行うことになります。
   なお、「会計エリアの選択」で他や前年度会計処理へ移行したりは自由にできます。

  ・「期末データ更新」は1度しか実行できません、後は「翌年度間残高調整」を使います。


■ 翌年度間残高調整    サンプル画面

  ・「期末データ更新」後での翌年度データ間との期末・期首開始残高の調整をおこないます。
   決算処理を行った後での、「期末データ更新」後で、会計データ修正された場合は、
   今年度の期末残高を、翌年度の期首開始残高に合わせるために「翌年度間残高調整」を行います。
  ・「期末データ更新」後でありば、何回でも行えます。


■ 固定資産の減価償却

  ・固定資産の設定(一覧表)    サンプル画面

  ・固定資産の設定(新規・修正登録)    サンプル画面

  ・固定資産の台帳    サンプル画面

  ・固定資産の自動仕訳    サンプル画面


■ ○○「会計・経理の仕訳事例集」○○


     「会計・経理の仕訳事例集」へ

借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
     



■■ 会計処理の手順


 会計処理の手順

□□□ 基本的には

 会計を行う会社名、会計期間を設定して、取引の伝票入力をおこなえば入力した伝票分の仕訳日記帳や勘定元帳、その他の財務管理表の画面参照や印刷がいつでもおこなえます。
 期末更新を行うことで翌年度データが作成され、会計処理を翌年度へ以降します。

 科目NO、科目名、補助科目数、開始残高は必要に応じて変更してください
 ( 科目データは初期値サンプルが設定されています。)

 メニュー「会社情報」の「4. 科目コード一覧表」を印刷して参考としてください。

□□□

 ────────────────────────────────
 ■■ @まず、会計処理をおこなうエリア(事業所)No.01〜99の選択をおこないます。
 ────────────────────────────────
  メニュー「ファイル」の「2.会計エリアの選択」を選択します。

  初期起動時では NO.1エリアで会社名("**新規事業所**")が自動確保されます。
  新規NO.エリアを選択した場合は会社名("**新規事業所**")でエリア確保されます。

 ※▼エリア名(会社名)と会計期間は変更してご使用下さい。
   メニュー「会社情報」の「2. 事業年度の登録」「3. 会社情報の登録」でおこないます。

  選択されているエリア名(会社名)は常時画面の最上のタイトル部で表示されています。

 ※▼以後、会計処理は選択されたエリア(会社、事業所)のデータでおこないます


 ────────────────────────────────
 ■■ A【会社情報】の登録/変更をおこないます。
 ────────────────────────────────
  メニュー「会社情報」を選択します。
   (科目NO、科目名、補助科目数、開始残高、会社名、会計期間)

 ※▼会社名、会計期間は必ず設定しなければいけません。

  会社名(エリア名)は常時画面の左下で会計期間とともに表示されます。

  勘定科目は初期値として標準的データが設定されています。
  「4. 科目コード一覧表」を印刷して科目変更、伝票入力の参考としてください。

 ※▼補助科目数の変更はまず予約数を設定して登録処理をして補助数を変更します。
   その後で、科目名称、開始残高を設定し再登録処理します。

  ■ 会社情報メニュー
    ・1. 勘定科目の登録    サンプル画面
    ・2. 事業年度の登録    サンプル画面
    ・3. 会社情報の登録    サンプル画面
    ・4. 科目コード一覧表
    ・5. 科目一覧表
    ・6. 補助科目一覧表
    ・7. 開始残高一覧表

※▼(!注意)事業年度は期間途中(仕訳データあり)では変更できません。
      導入時で設定します。その後、期末更新で自動更新されます。

※▼(!注意)フリー勘定科目制です。科目NOも使用に応じてカスタマイズできます。
       が、科目の性格は初期値の科目名称でかわりません。

※※▼ (!注意)入力及び変更された【事業所データ】内容は登録処理をおこなわなければ
       保存されません。


  ★ 科目の初期値で開始残高があれば登録をおこないます。

  (例1)資本金 1000万円で会社を設立した場合。(法人の場合のみ)
      借方金額として (110)当座預金へ1000万円
      貸方金額として (550)資本金 へ1000万円 を開始残高で設定する。

     ■ これを仕訳データに置き換えると下記のようになります。
借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
110 当座預金10,000,000550 資本金10,000,000開始残高を設定

  (例2)会計をAM会計へ移行する場合。現行残高を各科目開始残高へ設定する
      借方金額として (110)当座預金へ 700万円
              (100)現金  へ 200万円
              (115)普通預金へ 300万円
              (140)受取手形へ 600万円
              (203)機械装置へ 150万円
              (204)車両運搬具へ 300万円

              (725)仕入高  へ 4000万円
              (741)給与手当 へ 300万円
              (755)旅費交通費へ 120万円
              (763)水道光熱費へ 50万円

      貸方金額として (550)資本金 へ 1000万円
              (400)支払手形へ 400万円
              (700)売上高 へ 5000万円

              (590)前期繰越利益 へ 200万円 前年度までの利益額
              (598)前期未処理利益へ 120万円 今期の利益額

     ■ これを仕訳データに置き換えると下記のようになります。
借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
110 当座預金7,000,000550 資本金10,000,000開始残高を設定
100 現金2,000,000400 支払手形4,000,000 
115 普通預金3,000,000700 売上高50,000,000 
140 受取手形6,000,000   
203 機械装置1,500,000   
204 車両運搬具3,000,000   
     
725 仕入高40,000,000550 関繰越利益2,000,000前年度までの利益額
741 給与手当3,000,000598 前期未処理利益1,200,000今期の利益額
755 旅費交通費1,200,000   
763 水道光熱費500,000   

 ※▼ 開始始残高の設定は借方と貸方金額が当然に同額でなければなりません。


 ───────────────────────────────
 ■■ B【伝票データ】(収支の伝票仕訳データ)の入力をおこないます。
 ───────────────────────────────
  メニュー「会計入力」を選択します。

  ■ 会計入力メニュー
    ・1. 振替伝票入力    サンプル画面
    ・2.
    ・3.

 ★ 振替伝票入力では入力する伝票種類を選択します。
   1.振替伝票  振り替えで、借方や貸方の科目と金額を入力します。
   2.出金伝票  現金の出金時専用で、貸方の科目と金額のみを入力します。
   3.入金伝票  現金の入金時専用で、借方の科目と金額のみを入力します。

 ※▼ 現金の出金、入金を振替伝票で処理してもけっこうです。
    入力項目数が多くなるだけのことです。

 ★ 伝票日付(年月日)
  初期値として、現在登録されている仕訳伝票で最も大きい日付が表示されます
  設定されている会計期間範囲の日付が有効とされます。
  伝票日付を入力します。変更がなければ [ENTER]:を入力します。

 ★ 伝票NO(1〜9999)
  初期値として、月別で最終入力伝票NO+1が表示されます。
  伝票NOを入力します。変更がなければ [ENTER]:を入力します。

 ★ 仕訳データとして借方、貸方で科目NOや金額を、摘要を入力します。
  1伝票で36仕訳まで複合入力が可能です。
  登録後の伝票検索( 日付 伝票NO 伝票種類 科目NO 金額の範囲と摘要で検索 は伝票単位で
  参照、削除、変更ができます。

  伝票入力時では入力が簡単に効率良くおこなえるように特に配慮しました。
  仕訳事例辞書、科目辞書、摘要辞書があります。
  各辞書より参照選択取込、伝票登録での自動学習履歴機能があります。
  各辞書の先頭表題は「学習履歴」で伝票入力したデータが履歴として自動設定されます。

  登録処理では貸借金額のアンバランス等きびしいチェック機能があります。
  自動仕訳がおこなわれます。

 ※▼ 金額入力時では []入力で相手貸借金額を複写表示できます。
    また、貸借金額が 0円の場合は[ENTER]入力で相手貸借金額を複写表示できます。

 ※▼ 1伝票で 36仕訳まで複合入力が可能です。が、相手勘定がはっきりと
    しません、正確な勘定元帳を得るためには単一仕訳入力を進めます。

 ※※▼ (!注意)入力及び変更された【伝票データ】は登録処理をおこなわなければ保存されません。


 ★ 仕訳例
  科目数(MAX 310)は大規模の企業でも使用することを前提で設定しています。
  初心者、経理が良く分からない、個人レベルでの経理等では科目名が
  たくさんあってどれを使用してよいのかがわからないと思います。

  当初は 現金(100)、預金(110〜119)、経費(740〜799)、売上高(700〜719)、
  仕入高(725〜729)ていどの科目で仕訳処理に慣れていかれると良いでしょう。
  下記は事例サンプルです

  取引分や経費分を仕訳伝票として入力していきます。
  このほか仕訳辞書で多くの事例が設定されています。参照や入力ができます

     ● 財務〜 の仕訳例
借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
100 現金 115 普通銀行 現金引出し(預金より)
115 普通銀行 100 現金 現金預入れ(預金へ)
115 普通銀行 110 当座預金 預金振替(当座より預金)
110 当座預金 410 短期借入金 新規借入れ

     ● 費用〜 の仕訳例
借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
741 給与手当 100 現金 給与支払い 
742 賞与 115 普通銀行 賞与支払い
763 水道光熱費 115 普通銀行 公共料金(電気、水道、ガス)
756 通信費 115 普通銀行 公共料金(電話料)
752 広告宣伝費 115 普通銀行 諸経費支払い
753 交際費 115 普通銀行  
756 通信費 110 当座預金  
760 消耗品費 100 現金  

     ● 売上〜 の仕訳例
借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
141 売掛金 700 売上 売上(売掛金で)
100 現金 700 売上 売上(現金で)
100 現金 141 売掛金 売上金 回収(現金で)
110 当座預金 141 売掛金 売掛金 回収(預金へ振込で)
140 受取手形 141 売掛金 売掛金 回収(受取手形で)

     ● 仕入れ〜 の仕訳例
借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
725 仕入高 405 買掛金 仕入 (買掛金で)
725 仕入高 100 現金 仕入 (現金で)
405 買掛金 100 現金 買掛金 支払(現金で)
405 買掛金 110 当座預金 買掛金 支払(預金より振込)
405 買掛金 400 支払手形 買掛金 支払(支払手形で)
405 買掛金 141 売掛金 売掛 相殺


 ───────────────────────────────
 ■■ C仕訳日記帳や元帳、財務管理表の参照や印刷をおこないます。
 ───────────────────────────────
  メニュー「帳票」を選択して、各一覧表を参照、印刷します。

  ■ 帳票メニュー
    ・1. 仕訳日記帳    サンプル画面
    ・2.
    ・3. 貸借対照表    サンプル画面
    ・4. 損益計算書    サンプル画面
    ・5. 製造原価報告書
    ・6. 総勘定元帳    サンプル画面
    ・7. 補助科目明細表    サンプル画面
    ・8. 現金預金明細表    サンプル画面


 ────────────────────────────────
 ■■ D決算処理、期末更新をおこないます。翌年度データが作成されます。
 ────────────────────────────────
  メニュー「決算」を選択して、各一覧表を参照、印刷します。

  ■ 決算メニュー
    ・1. (決算書)・利益処分書と決算書印刷    サンプル画面
    ・2. (決算書)・貸借対照表
    ・3. (決算書)・損益計算書         サンプル画面
    ・4. (決算書)・販売費・一般管理費    サンプル画面
    ・5. (決算書)・製造原価報告書
    ・6. ■ 期末データ更新        サンプル画面
    ・7. □ 翌年度間残高調整      サンプル画面



■■ データ保存、管理の手順

『AMらくらく会計』Win98では管理できるデータエリアを (1〜99)個もっています。
1エリアでは1事業所の1年間分のデータが管理の対象となります。
1エリアのデータは、「選択」、「削除」、「保存(バックアップ)」、「読込(リカバリ)」の機能があり、自由に任意エリア間の保存移動管理ができます。


ユーザ側でディスク容量は余裕をもってご使用してください。
 ちなみに1エリアで、100Kbyte(基本データ) + 128Kbyte(仕訳数1,000枚単位)です。

  ───────────────────────────────────
  選択されているエリア(事業所)の1年間分のデータが管理の対象となります。
  エリア別で管理データの「5.バックアップ」/「6.リカバリィ」ができます。
  ───────────────────────────────────

 保存(バックアップ)/読み込み(リカバリィ)したフロッピーディスクを仲介としてエリア単位でのエリア間でのコピー/移動をおこなうことができます。

 エリア選択をおこなうことで第1期〜第2期、新規データ等へ移行できます。
 選択したエリアのデータを削除できます。
 現在エリアへ保存データを読み込めます。現在データは入れ替わります。
 現在エリアのデータを保存できます。

 メニューより「ファイル」を選択します。

  ■ ファイルメニュー
    ・1. 会計エリアの新規作成 新規エリアで「2. 会計エリアの選択」をおこなうのと同じです。
    ・2. 会計エリアの選択 エリア(1〜99)より選択します。現在エリアとなります。
    ・3. 会計エリアの削除 現在エリア以外でエリア(1〜99)を削除できます。
    ・4. 会計処理をすべて閉じる
    ・5. 会計データのバックアップ 現在エリアのデータを保存します。
    ・6. 会計データのリカバリィ 保存されていたデータを現在エリアへ読込みます。
    ・7. 会計データのパスワード登録 パスワードの変更登録をします。




 (注意)1枚のフロッピーでは同じファイル名のデータは処理されたデータ1期分が保存されることになります。前のデータは上書きされる。
     保存、読み込みをおこなうことでエリア(1〜99)のデータを移動、複写が可能となります。
     エリア(1〜99)をうまく利用してデータ管理をしてください。

  ※▼保存(バックアップ)したデータはエリア別の1年間分のデータとしてファイル名を付けて保管しておきます。ハードディスクのクラッシュ時や、保存データの参照で読み込み(リカバリ)をおこない利用します。

  ※▼保存(バックアップ)はこまめにおこないましょう。
   ( ●☆● データがすべてです。●☆●  )



■■ 期末更新、翌年度間残高調整の手順

 ・期末更新の手順
 ・翌年度間残高調整の手順
期末データ更新で翌年度用のデータを作成更新します。
翌年度間残高調整で「期末データ更新」後での翌年度データ間との期末・期首開始残高の調整をおこないます。

─────────
□期末データ更新    サンプル画面
─────────
  別途空きエリアで翌年度用データが新規作成されます、作業会計エリアは翌年度へ移行します。
  現在エリアのデータは前年度データとして更新処理されます。

  メニューより「決算」を選択します。

 ■ 決算メニュー
 ・■ 期末データ更新

  ※▼(!注意)期末更新後の現在エリアは翌年度用データのエリアとなります。
       現在エリアには翌年度データがのこります。


 ──────────────
 年次更新繰越の仕訳処理方法  科目名、科目NOは初期科目でのサンプル例です。
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..期末 590 前期繰越利益を 990 前期繰越利益に振替え仕訳します。

借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
590 前期繰越利益------990 前期繰越利益------期末で振替える

 ..年次更新処理をおこないます。 ※▼(!注意)自動振替えられます。

 ※▼(599)当期未処理分利益は (598)前期未処理分利益 に自動振替えられます。


  期首 (598)前期未処理分利益 の利益処分(法人の場合)仕訳をおこないます。
  振替え仕訳で (590)前期繰越利益 にのみ残高を残します。

借方 科目金 額 貸方 科目金 額摘 要
598 前期未処理分利益------422 未払役員賞与------利益処分 例
598 前期未処理分利益------451 未払人件費------ 
     
598 前期未処理分利益------590 前期繰越利益------期首で振替える


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 ★ 処理例
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  エリア(1〜99)の1番エリアで第1期目データを処理中とします。
  第1期の処理中で「6.期末データ更新」をおこないます。

  第1期データが期末更新済みとなります。
  翌年度用データ(第2期目データが空エリアの2番で)が作成されます。
  現在エリアは第2期目データでエリアの2番へ移行します。

  これで エリアの1番で 第1期のデータ
      エリアの2番で 第2期のデータとなります。

  第2期目のデータ処理はそのまま継続できます。
  期末更新は終了。

  エリア選択をおこなうことで第2期、第1期、新規データ等へ移行できます。

  安全のため、データは定期的にフロッピーへバックアップ(保存)しましょう。


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□翌年度間残高調整    サンプル画面
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  期末更新済の前年度データの未処理分追加、修正等をおこなった場合はその繰越残高と翌年度データの開始残高で残高調整が必要となります。

  現在エリアのデータは前年度データとします。
  対象となる翌年度データはエリア(1〜99)内に存在していなければいけません。
  翌年度間残高調整は何回おこなってもかまいません。

  ※▼事業所名称、会計期間、決算期が次年度の翌年度データがエリア内より自動サーチされます。

 メニューより「決算」を選択します。

 ■ 決算メニュー
 ・□ 翌年度間残高調整

  繰越残高を翌年度データの開始残高へ残高調整します。

  ※▼処理完了時は現在エリアは前年度データとなっています。
   エリアを翌年度データへ移行して会計処理を続けてください。

  ※▼(!注意)翌年度データの開始残高は前年度データの期末更新した繰越残高と同じとなります。


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 ★ 処理例
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  データはエリアの1番で、第1期のデータ
  エリアの2番で、第2期のデータとします。

  エリア選択をおこないます。エリアの1番で第1期へ移行します。

  「7.翌年度間残高調整」をおこないます。
  第1期目から第2期目データへ開始残高調整します

  翌年度間残高調整は 何回でもおこなえます。
  その都度で、対象期目から翌年度期目データへ開始残高調整されます。
  現在エリアはエリアの1番で 第1期のデータです。

  エリア選択で第2期目のデータを選択で、処理を継続してください。
  翌年度間残高調整は終了。


■■ その他

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