Windows 10 対応状況

    (Muleブランド・ソフトウェアの動作テストレポート)
                     …2015年 8〜9月


Windows 10 (2015年7月リリース)で、Muleの各オンラインソフトが動作するかどうかを調べた結果をお知らせします.

【テスト条件】
  OS : Windows 10 Home 32bit (クリーン・インストールしたWindows7からのアップグレード.)
  ハードウェア : こちら参照

今までの経験上、Home 32bitで動作したソフトウェアは64bit版やPro版でも同様に動作するものと思われます.
短時間のテストで全部問題点を発見できたとは限りませんので、下記の評価は今後変更する可能性があります.(Win10はVista→7のときのような高い互換性はないようです.)
もしWin10で動作に問題があってもWin10対応版を開発する予定はありません.


 Fabreバックアップ Version 6.00

ほぼ正常に動作します。
いくつかの動作がWindows7と違いますのでこちらを参照してください.

 Gridy 表計算 Version 4.00

ほぼ正常に動作します。
いくつかの動作がWindows7と違いますのでこちらを参照してください.

 SPrun プログラム起動ツール Version 5.0

ほぼ正常に動作します.

 エネカルク 電気料金計算プログラム Version 1.20

ほぼ正常に動作します.
公開時点より電気料金が大幅に変わっているので、単価を修正するとより正確な金額が算出できます.

× Asocon 拡張子関連付け管理ツール Version 1.10

正常に動作しません.使用しないでください.
Asoconで変更した関連付けがOSに反映されない場合があります.

関連付け機能を持った他のソフトウェア(エディタなど)でも、Win10では関連付けが正常にできない場合があるようです.関連付け部分の仕様が大きく変更されたのかもしれません.


プログラムの設定方法

Windows10では、スタートメニューに登録されたプログラムの、実行時の大きさ(最小化起動,最大化起動)や起動パラメータ(引数)の設定方法が、Windows7などとは変更されています.左側のプログラム一覧、右側の部分にピン留めされた「タイル」のどちらも同様です.

1. スタートメニューに登録されたプログラム名を右クリックする.
2. 「ファイルの場所を開く」を選択.→プログラムのショートカットが選択されている.
3. 選択されているショートカットを右クリックする.
4. 「プロパティ」を選択.→設定用のプロパティ画面が開く.
5. 「ショートカット」タブを選択.

… で設定できます.

(Windows7より 23 の余分のステップが必要になっています.)


Windwos10 プチ使用レポート

Win10を使っていて最も不便なのは、強制アップデートだ.
PCでどんな作業をしているときでも、いきなり「アップデートしたいから再起動して!」というポップアップが表示されるのは、一気に集中をそがれるためとても容認できるものではない.そんなアップデートが頻繁におこなわれるのでかなりわずらわしい.
今までのようにダウンロード時刻やタイミングを指定できないのでは、PCとしての正常な使い方ができない.Home版だけこのような制限があるようなのも不可解だ.Pro版を買わせようという戦略なのか?
 参考: http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1508/13/news030.html

他にも、Microsoft Edgeはまだバグが多く機能も少なくて完成度が低い、多くのネットバンキングがまだ対応してない、PCの利用状況などの情報を随時マイクロソフト社に送信しているなど、問題点は多い.

Win10へのアップグレードはもう少し情報が出揃ってからの方が賢明だと思う.