Last modified 02/19/2001

WonderCommand-II


ATMEL製8bitマイコン(AT90S2323-10)を使って回路の小型化をはかり WonderCommandを WonderWaveのケースに入れてみました。

ハードウェア

下の図はWonderCommand-IIの回路図(08/08/2000版)です。
D1は赤外線LEDなら適当なものでかまいません。 D2はインジケータとして使っているので適当なLEDでかまいません。 WonderSwanとの接続はWonderWaveから取り外したコネクタを使ってます。 VOLを抑えるために赤外線LEDにポートを2つ接続してます。 (片方はインジケータ用LEDと共用)
WonderCommand-II回路図(08/08/2000版)

WonderCommand-II部品表
種類 品名 数量 記号 備考
マイコン AT90S2323-10 *1 1 U1 秋月電子通商 \400
LED 赤外線LED TLN115 1 D1 サトー電気 \580(10個)
赤色LED 1 D2
発振子 セラミック発振子 4.00MHz 1 X1 秋月電子通商 \40
抵抗 100 2 R1,R2 秋月電子通商 \100(100個)
1.1K 1 R3
10K 1 R4
コンデンサ 0.01U 1 C1
0.1U 1 C2 秋月電子通商 \100(10個)
47U 16V 1 C3
コネクタ 1 WonderWave(ヨドバシカメラ \1,350)から取り外したもの
ケース 1
基板 1 Cタイプ[AE-3](秋月電子通商 \70)を適当にカットしたもの
*1
動作電圧が3.3Vなので本来ならAT90LS2323-4(2.7〜6.0V)を 使わなければいけませんが-4品が入手できなかったので-10品を 使っています。

WonderCommand-IIの部品配置図(部品面から見た図)です。
C2はハンダ面側に実装してます。 図の中の青線は太い線材(切って余った部品のリード線など)を使って基板上で配線、 細い緑線は0.2mmほどのUEW(ポリウレタン銅線)を使って配線、 太い緑線は空中配線をしています。
WonderCommand-II部品配置図

WonderCommand-IIの基板の写真です。 コネクタとLEDは空中配線...(^^;
WonderCommand-II(部品面) WonderCommand-II(ハンダ面)
基板をWonderWaveのケースに入れたところです。
WonderWaveのケースに入れたWonderCommand-II
WonderCommand-IIとWonderSwanの写真、スッキリしてます。(^^)
WonderSwan+WonderCommand-II

ファームウェア

AT90S2323-10用のファームウェアです。

シリアル受信

下の図はWonderSwanからのシリアル信号(9600bps)の受信動作タイミングです。
受信したデータ列(0x55,0xFF,0x00...)はバッファ(32byte)に蓄えられます。
シリアル(9600bps)受信動作タイミング

赤外線シリアル送信

下の図は赤外線シリアル(2400bps,38KHz変調)送信動作タイミングです。
バッファ(32byte)に蓄えられたデータ列(0x55,0xFF,0x00...)を送信します。
シリアル(2400bps,38KHz変調)送信動作タイミング

Idle Mode

バッファ(32byte)が空で、なおかつシリアル受信中でもない場合 MCUはIdle Modeに移行し消費電力をおさえます。

ソフトウェア

WonderSwan(WonderWitch)用のソフトウェアです。


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