Japanese: "Our Travel to Niagara falls and Toronto"

いのはら一家のホームページへ


☆☆☆☆☆☆ ナイアガラとトロント観光 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆

カナダ側から見た滝つぼの上からカナダ滝
写真:カナダ側滝つぼの上から見たカナダ滝。大迫力に吸い込まれそう

猪原直弘


先日、一家揃ってナイアガラとトロント見物に行きました。 ナイアガラ見物に行かれる方がいらしゃいましたらご参考になるのではないかと思い筆を(ワープロを?)とりました。項目別に細分化してますので、関心のあ るところだけ検索機能やジャンプ機能を使ってご参照下されば幸いです。


アメリカ滝写真:カナダ側から見たアメリ カ滝のあたり
ナイアガラの滝」 は英語でNiagara Fallsで複数形です。つまり、一番大き なカナダ滝、そしてその双璧アメリカ滝、小さなウエディングベール滝と3つあります。右側のわずかに流れているのが、第3の滝 の、ウエディングベール滝。アメリカとベール両滝の間の島からは両滝の落ちる迫力風景が上から見えます。山羊島側から石橋で行けます。また、両滝の間の下 にも行けて濡れることができます。これは「風の洞窟(Cave of the Wind)」というもので、山羊島に入り口があります。有料ですが、そこでもらえるカッパ代だと思えばいいかな。でも足元はびしょびしょに なるので、風の洞窟に行かれる方の多くが靴ではなくて、サンダルなんかに履き替えられて行かれます。一方、左側のアメリカ滝の下にはアメリカ側(カナダ側 ではダメ)の「霧の乙女」(遊覧船)の乗り場から遊覧の帰りに行くこ とができます。こちらもカッパをくれますが、足元がかなり濡れます。遊覧船を降りたら、すぐにエレベータに乗るのではなく、まっすぐ行くと滝の下にいけま す。アメリカ側の霧の乙女を利用すると、遊覧後、この滝の下からの眺めを楽しめるほか、さらにそのあと、絶壁に飛び出したタワーの上から滝を見ることがで きるので、カナダ側よりかなりオトク。タワーから滝を見るには、遊覧後に乗るエレベーターを降りてすぐに出口(左手)に行くのではなく、狭いちょっとわか りにくい右手の入り口に行く必要があります。









目次

本文

かなり得する情報

ちょっとお得な情報

我が家の行程(概要)

もっと知りたい情報へジャーンプ!

もっと私から知りたい方へ


本文

1. 一路ナイアガ ラ


2. デトロイトでカナダへ越境


3. カナダの高速を突っ走る 


4. ナイアガラ観光(アメリカから)


5. ナイアガラ観光(カナダから)


6. 再びアメリカ側から 


ナイアガラ周辺(ナイアガラオンザレイク周辺)

ちなみに米国側はニューヨーク州。でも、自分らのいるミシガン州とぜんぜん変わらない雰 囲気です。滝からちょっと離れると米国の普通の生活があります。郊外型の大型スーパーに行けば、普通のお値段でなんでも買えますが、日本から来られる方に は、米国の普通の生活って、普通のお値段ってどんなものか、気になるかもしりません。例えば、牛肉やパンの値段とか、お惣菜とかどんなのを食べているんだ ろうかとか。カナダ側のスーパーがちゃっちいのに対して、米国側はどこも大きく結構ショップングが楽しめます。滝の周辺には免税店がありますが、けっこう ふっかけているので、結局普通の大型スーパーでビーフジャーキーとかチョコレートとか買ったほうが断然安くてすみますね。米国側のナイアガラ周辺は、あん まり目だった観光地はなさそうに見えます。地元の人たちの、とくに子供たちが参加できる形のアクティビティが極普通にあるぐらいなものです。

一方・・・カナダ側は・・・これは一筆に値しますね。

滝から川沿いに走る川通り(River Rd)を下る道は、ドライブ・ファンならぜひ味わいたいところです。滝から川通りを下っていき、、レインボーブリッジの下をくぐると、そこはもうきらびや かなネオンの観光地ではありません。川を下っていくと、まずナイアガラ川が大きく渦(Whirlpool)を巻いているところがあります。その上はロープ ウエイでいけますが、そこまで行くのなら、ぜひ大渦巻きそのものに行きたいところです。お手軽なのは下流から出ている高速艇(Jet Boat)ツアで、まあ濡れたり、心臓の弱い人はダメとはなっているようですが、誰でも気軽に行けるように見えました。

でも、自分らはそこはミシガン州民。スリピーングベア砂丘を駆け下り、メトロパークでジョギングしているわけですので、こ の程度で満足はしません。こういう場合の最大の楽しみ方を知っているんです。

なんといっても、この大渦巻きまで自分で歩いていく楽 しさったら、サイコー!ロープウエイ乗り場を通り越してゴルフ場を左手に見ながら、行くと、ゴルフ場の入り口より手前に、右手の川沿いに公園の駐車場があ ります。そこから渦巻きまでいけます。大渦巻きそのものは、ゴルフ場の入り口を過ぎたあたりで眺められるいい場所があり、日本人の観光客も多く押しかけま す。でも、渦巻きだけを見るのはもったいない!この公園から一気に川まで未舗装の遊歩道を下れます。遊歩道(trail)の入り口には「自己責任でもって この遊歩道をご利用下さい」と英語で書いてあります。最初はチップを敷きつめたきちんとした「なーんだ」というかんじですが、それは甘い。一気に下る最短 コースを地元の釣り人たち(いい魚が釣れるらしい)なんかとともに下っていくのですが、傾斜勾配はかなりのもので、しかも足場は超不安定。これだけでも冒 険気分でわくわくするのですが、この森林のすばらしいこと!植生そのものは、自分たちの住んでいるミシガンと同じで、落葉広葉樹に若干コメツガなどの針葉 樹が混じったかんじですが、ずいぶん長いこと人の手が入っていないように見え、木々と谷川の美しさに目を奪われます。下ること標高300m程度、川に到着 すると、その大渦巻きの大きさに圧倒されます。水面は光り輝き、かなたに上流から溜まりへ大量に流れ込む川の激しいしぶきが見えます。下流からは例の高速 艇がやってきました。渦巻く溜まりの岸辺はけっして危険というわけでなく、地元の釣り人がかなりいました。岸辺には、大量の流木が漂着しているのですが、 これが一見の価値があります。というのは、どれも木の角がとれて丸いのです。大渦巻きによって運ばれてきた流木は、渦巻きのせいでここから出ることができ ないのです。その結果、ずっとずっと、ただひたすら渦を回っている結果、互いにぶつかり合い、ついにまるで川の石のように角が丸くなっているんです。これ だけで渦のスケールの大きさがわかります。この渦巻きまで10分ほどかけて下って、20分ぐらいで駐車場まで登って戻りました。いい汗をかきました。で、 大量の日本人観光客に混じって、渦巻きを上から再度眺めたのち、さらに下流へ・・・

そこには植物園とチョウ保護館が。とにかくでかい植物園です。「花時計」の看板が道に何度も出るからこれもかなりのものかな?まあ、腕時計を持っているか らわざわざ降りて見に行く気はしないので、そのまま通り過ぎました。、そして昔のモニュメントを超えると、そこはナイアガラオンザレイクの入り口ですが、 これがおそろしくしゃれています。また、ナイアガラ川も川幅が広がりますが、その眺めが最高に美しいです。川沿いの遊歩道は舗装されていて、家族連れが自 転車で行き来していました。あーあ、自転車を積んでくるんだった。大砲が目印となるジョージ砦(Fort George)周辺ははらっぱで開けていて、砦がよく見えます。見た目アラモ砦みたいです。砦を過ぎるとナイアガラオンザレイクの中心街につき、多くの観 光客が行きかいますが、取り立ててこれはきれいだとかすばらしいという店もうちも見えなかったので(それなりにいいかもしれないですが、街の手前が良すぎ た〜)、そのまま中央の時計台をパスして、一気に町外れの川の河口に。ここで、川はオンタリオ湖へと注ぎます。湖岸に設置されたベンチもありましたが、テ トラポット代わりに置かれた岩に腰掛けて、水平線の見える青いオンタリオ湖にはヨットが浮んでいるのをしばらくぼーっと眺めました。そよかぜがやや肌寒く 感じましたが、ほっとした気分になりました。ふと隣を見ると地元のアベックが湖面に向かって石を投げていました。カレが見本に3回、石を滑らせました。カ ノジョが真似ようとするのですが、最初はうまくいきません。でも、数回やっているうちに3・4回石が湖面を跳ねるようになりました。ほほえましいです。そ の横では、老夫婦が湖岸のベンチで本を持って読んでいます。こんなすばらしい光景の中で本を読むなんてかなりぜいたくな時間ですね。

一旦、川から離れ、高速を目指して、一路、西へ。地図を持ってなかったので、どこにQEWがあるかわからなかったですが、どうせ西にいけばあるからいいか な、というかんじでたまに出る標識を見ながら行きました。これが、思わぬ発見に。このあたりはブドウ畑ばっかりだ、こりゃすごい。延々1時間ぐらい、高速 に出るまで走りましたが、ほとんどブドウ畑。たまにワイン工場があり、試飲ツアー歓迎の標識が。そういえば、ホテルで飲むビールほしさにナイアガラ周辺の スーパーをうろついたとき、結局ビールが見つからず(実はビールはビール屋で売っているというのを知らなかった)、入ったスーパーの酒屋で、しかたなく勧 められた地元のワインを買ったんだっけ。「これは、ここからちょっと行ったところでできたワインでこれなんかおススメですわよ」と言われて買ったんです が、なんかトラースシティのワイン(Chateau ChantalとかChateau Grand Traverseとか)のものに比べてなんとも個性のない当たり障りのない普通のものだったので、結局ワイン工場に試飲しませんでし た。それにしても、どうしてカナダではビールをスーパーで売っていなかったんだろう、どういう法律だ、こりゃ。あくまで、地ビールを飲みたかった私は、 スーパーの酒屋で教えてもらったビール屋に行き、壁にかかっている「今週のおすすめビールトップ10」から自分の好きそうなラガー系を選び、買って帰りま した。やっぱりおいしかった。1週間後、ビールを飲み終えて、いつものようにスーパーのリサイクルに空き缶を持っていきました。米国ではビールのアルミ缶 をスーパーに持っていくと、1つ10セント返ってくるんです。ところが、分別機に放り込むと、なんと受け付けません。何度やってもダメ。「おおっ、これぞ 本当のカナデアン・ビール」と無意味に感心しました。しょうがないので、やはり分別機の受け付けなかったアサヒ・スーパードライのぶんといっしょにそのま ま捨てました。



7. ちょっと変わったトロント観光


かなり得する情報

駐車場代

税還付

ちょっと得な情報

霧の乙女号

虹の橋 通貨 インターネットでホテルを予約する

紹介した我が家の日程

1日目

2日目 3日目

 
クリックしてジャーンプ!
ナイアガラ観光 総合案内
カナダ側 米国側


もっと知りたい方へ

ご意見、感想をお持ちの方私宛てにE-mailを賜れば幸いです。

また、本文に記載されたこと以外でお聴きになりたいことがありましたら、 私宛てに気軽にE-mailを賜れば幸いです。 なお、ホテル・レンタカー等の予約も承ります。

Return to my home page.