PostODBC のインストールが終わったら、このODBC経由でMS-AccessからPostgreSQLにアクセスすることが出来ます。
具体的な手順
1. | MS-Access(私が持っているのはMS-Access97です)を起動し、DBの新規作成を選択します。 |
2. | ファイルメニューから、「外部データの取り込み」→「テーブルのリンク」を選択します。
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3. | リンク画面で、ファイルの種類に「ODBC データベース 0」を選択します。
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4. | データソースの選択画面で、「マシンデータソース」の中の PostgreSQLのデータソース(例では PostgreSQL_SHINODA)を選択します。
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5. | テーブルのリンク画面で、リンクするテーブルを選択します(例ではbooks)。
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6. | 固有レコード識別子の選択画面で、レコードをユニークにするためのキーを指定します。(例ではnumフィールドをキーとして選択しています)
ここでキーの選択をしないと、そのテーブルは参照しか出来なくなります(ユニークキーが正しく設定されていないと、どのレコードを更新して良いか判断が付かないため)。
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7. | 以上の操作で、booksというテーブルがMS-Accessにリンクされたので、さっそくこのテーブルを開き、データを入力してみましょう。
では、入力した内容が、本当にFreeBSD上のDBに反映しているか見てみましょう。
shinoda=> select * from books; num|title |writer |imp ---+------------+----------+-------------- 1|王様の一生 |篠田 正則|面白い。感動! 2|わたしが王様|篠田 正則|最高!! (2 rows)漢字も正しくEUCコードに変換され、DBにインサートされています。:-) |
このデータは、ODBC経由でDBと通信出来る(例えばExcel等の)アプリケーションで共有することが出来ます。また、もちろん複数のユーザーで共有出来ます。:-)
ね。MS-AccessでDB作るより便利で楽しいでしょ。:-)