入力デバイス

　入力デバイスの選定にあたっては、ゲームの内容、メンテナンス性、コスト、所持頻度などから吟味することが重要となる。ここでは特に、ゲーム内容との関連に基づいて入力デバイスを考える。

　プレーヤーが自機の移動方向を指示する場合は、キーボード、ジョイスティック、パッド等が有効である。また、ベクトルを指示する場合はマウス、トラックボール、アナログジョイスティックなどが有効である。また、移動ポイントの直接指定の場合、二次元移動の場合はマウスやトラックボール、縦横など一次元の場合にはパドルが有効である。

　オン、オフを表現するためにはボタンの使用が一般的である。しかしながら、オン、オフのみならずスカラーを指示する場合は、ボタンを押した長さや複数のボタンの押し分けなどが併用される。

　自動車や飛行機など、現実のシミュレーションをプレイする大型体感ゲームがある。このような場合には、実際に使用される操作系に似た入力デバイスを使用することが多い。また、入力デバイスがそのままフィードバックの出力デバイスになることある。

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