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モード選択入力のポイント

 モード選択入力は、入力手法の一種である。対象物や目的によって行動を分類し、選択肢を少なくすることによって、単純な操作で複雑な行動を指定する。モード選択入力は、選択肢認知(表示)、選択、決定の3アクションで構成される。モード選択入力は、インターフェイス及びプログラミングの簡略化、ゲームの様々な要素の導入や操作の体系化に優れた効果がある。

 モード選択入力を導入するに当たっては、モード選択入力を導入しようとする操作が、本当にモード選択入力を必要としているのか、あるいは適しているのかを、考慮する必要がある。
 プレーヤーの入力という観点から考察するに、モード選択入力の利点は、1)複雑な入力を、選択、決定の二つの入力デバイスのみで入力可能、2)選択されたモードは、単純な入力で実行できる、という利点がある。対して欠点としては、1)アクション数が多くなる、2)反射的な入力が出来ない、3)選択されたモード時には他のモードの行動が出来ない、などがあげられる。

 以上の点で問題がない、あるいは、問題があってもモード選択入力以外に有効な入力方法がない場合には、モード選択入力によるインターフェイスを構築することとなる。モード選択入力によるインターフェイスの構築においては、以下のようなポイントがある。

1)モード選択入力の主入力、補助入力の分類
2)モードの構成
3)モードの表示方法
4)モードの切換方法
5)モード切換の条件



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