今年は南天が実をつけ赤く色づいている。去年はまったく実がつかなかったよう に思うが、一昨年に実がつい時よりも少し多めである。南天は花が咲いた時に花 が落ちないように、保護してやると実付が良くなるようではあるが。万両も実が ついているが、こちらはまだ緑のままである。
去年に引き続き青山で行なわれたウイスキーライブに3日の文化の日に行ってき た。去年は展示会の方にだけ参加したのだが、今年はエドラダワーのクラスを受 けてみた。どんなものなのかちょっと不安だったが、専門的な内容もあったが通 訳もよく非常に満足できる内容であったと思う。アンドリュー・サイミントン氏 とイアン・ヘンダーソン氏が講師となり話があった。ボトラーであるシグナトリ ー社のアンドリュー氏が、以前から蒸留所を持ちたいと考えていたが、どうにか 銀行を説得し、ようやく去年ペルノリカールからエドラダワーを購入したとのこ とであった。またその後、イアンさんに手伝ってもらうために口説き落としたと いう話もあった。ところが今年初くらい(去年年末?)に非常に強力な嵐があり 蒸留所はかなりなダメージを受け、少し弱気になったが保険ですべてを元通りに することができ、非常にラッキーであったとのこと。私たちが訪れたときには完 全に復旧した状態であったことをこの時に知った。
エドラダワーでは今、フランスのブルゴーニュのシャルドネワイン(バーガンデ ィー)の樽を使ってアフターフィニッシュした製品や、ハンガリーのトカイワイ ンの樽を使った製品などの開発を目指しているとのこと。展示会場で現在まだ 熟成中のこれらの見本を試飲させてもらうことができた。
今回のクラスで、アンドリュー氏が話しているあいだイアン氏は椅子に座り、 静かにウイスキーの入ったグラスを傾け回しながら、眺めている様子が非常に 印象的であった。あまり無闇に飲むのではなく、ゆっくり時間をかけて楽しむ ことを少し見習いたいと思う。
奥さんが行った、同じ時間帯の日本のモルトのクラスも、非常に面白かったと のこと。
試飲会場ではベンネビスの方やゴードンマクファイルの方などと、怪しい英語 で少し話をさせてもらった。いろいろなブースで良い酒を飲ませてもらって、 帰ることにはかなり良い気分をになっていた。奥さんは良い気分を通り越して かなりグロッキーな状態であった。
スコットランドに行く前は、ウイスキーの本場だからどこの飲み屋でも、みん な原酒(シングルモルト)を飲んでいるんではという勝手な思い込みがあった のだが、まったく違っていた。スコットランドでもウイスキーの主流はブレン デッドであり、シングルモルトは高級品である。またウイスキーよりもやはり ビール、それも黒ビールではなく、普通のラガーやエールタイプが良く飲まれ ていた。普通の町の飲み屋ではシングルモルトのボトルは置いていても2本くら いの大瓶(おそらく1.5リットルくらいの)が吊るしてあるような感じであった。 日本のバーでのモルトの扱いはすごいということをつくつく思い知っている。 最近はスコットランドにはスコットランドのウイスキーの飲み方があり、日本 には日本のウイスキーの飲み方があるのではないかと思っている。またシング ルモルトは貴重であることを忘れずにいたいと思う。
テレビのCMなどをみていて思うのだが、本質ではない「隣の芝生は良く見える」 的なマーケッティングを前提とした広告はいかがなものかと思う。
世の中のマイクロコンピュータ(死語かな)で64bitのタイプのものがちらほら 出てきている。一部には32bitでクロックさえ早くなれば十分との意見もあるが、 それは8bitから16bitに移行する時も同じような話が聞かれたように覚えている。 8bit時代の後半はintelではなくzilogが市場を独占していたが、そのzilogが早 々と出したZ8000というチップで失敗したが、intelの8086で結局は移行するこ とになった。32bitから64bitへの移行はどのようなシナリオになるのであろう か?
今年の夏はとても涼しく過ごしやすかったが、農作物などが良くないという話も ある。10年前の米騒動があったときのようにならないと良いのだが。(米泥棒が 既に何件か発生しているようではあるが)
青山ブックセンターで細江英公さんのスライドショーが開かれたので入って来た。 三島由紀夫を撮った「薔薇刑」についての解説を撮影当時の助手であった森山大道 さんとの対談を含めての会であった。大学の先生ということもあって、とても話が 上手で時間が経つのを忘れて聞き入った。話の内容はそれぞれの作品の背景や、 写真の技術的な話もあった。勉強するのではなく、理屈覚えて見当をつけながら実 験をしていくとよいと言う話があった。実験を行なうと、うまくいかないこともあ り、ワクワクするところが面白いというのは、最近私も思っていたと事であった。 技術的な話の内容はフィルム現像の手法やスクリューレンズを光漏れしない程度に 緩めてカメラにつけレンズに設定された最短焦点距離よりも近づいて撮るなどの 技法があった。土門拳の話にも触れ、土門さんが実践していたフィルムを露光時間 を長くして現像時間を短くすると(いわゆる減感ですね)、ディテールが出てくる という話は、細江さんも良い写真の基本であると話していた。
写真を撮ると言う行為は偶然性があり、土門拳が鬼が撮ったというよな事を言っ ていたそうだが、細江さんも同感であるとのこと。しかし現像などの通常の処理 では、しっかり再現できるようにする事も大切だと話していた。偶然性と再現性 という正反対な価値観で写真は成り立っているのかもしれない。
最後に「人が表現を行なうということは何時までありつづけ、デジタルであろうと 銀塩であろうと変わらない。ただデジタルは歴史が短く、可能性に気が付いていな い部分が多いのだろう。」というような話があり、「デジタルが良い」とか、 「銀塩がやっぱり良い」とかこだわるのも自己のアイデンティティとして良いのだ ろうが、広い目で見る事のできる細江さんの人間の大きさを感じた。
やはりMI-P1は私にとっては非常に使いづらい。解像度があがって一見細かく奇麗に 見えるが、フォントが小さくPIと比べると見にくいように思える。光通信のキャン セルしたときの反応もなんとなく遅い。DB-Z以来のSharpのPDAのユーザであるが、 歯痒さを感じる。
金木犀が咲いた。昨年ずいぶん剪定を行ったが、それなりに咲いている。近所で春 先に真っ裸に選定された木はさすがにほとんど花をつけていない。その木は、剪定 により木が弱って枯れてしまわないように、木の枝に布のような物を巻いている。 そこまでして強く選定するのは何か理由があるのだろうか?
MI-P1(Zaurus)はPI系の自由帳のデータが移せないために、あまり活用されていない。 PI系の自由帳はMI-P1のデータベースに近い機能だと思うので、移す事ができそうな 物だが、MI-P1のデータベースの通信はIrDAのみのサポートなので、これができる 余地もない。:-(
もうすぐ金木犀が咲きそうである。今日は風が強いので、咲いても飛ばされてしま う。風が落ち着いてから咲いてほしい。
先日の秋分の日に近所の公園を散歩していたところ、久しぶりにカワセミを見る事 ができた。
昔のパソコンの市場では、これほど一つの会社が大きなシェアを持つ事は無かった ように思う。どうも一辺倒になると自由が失われるような気がして塩梅が悪いよう に思う。
秋葉原で中古のZaurus(MI-P1)を2500円で購入した。びっくりした事に、現在使 っている大昔のZaurus(PI-6000)の自由帳のデータなどが取り込めず直接使う事 ができないようである。挙げ句の果てに、自由帳の機能のソフトを別売で500円 で販売していたりする。MIシリーズはPIシリーズに比べどうも機種によって機 能が違ったりして目指すところが定まっていないように見えてしまう。 (現行のSLシリーズはどうなのであろうか?)
道が必要なのは人の往来や荷物の運送のためであると思うが、物が溢れている 現代において、なおも運送のための道を拡張しようとするのは、どれほどの意 味を持つのだろうか。確実に物質の飽和点に近付いている今、これからの国家 としての計らいを考え直す時期ではないのだろうか。
「僕がレジ袋をもらわないわけ」ってことでゴミを増やしてもしょうがないと 思うのと、もう一つ特殊な事情があります。というのは家で飼っている猫がレ ジ袋の端を食べちゃう癖があって、これをやめさせるためにもレジ袋は極力も らわないようにしています。
山形県米沢出身の写真家・細江英公さんが英王立写真協会から勲章を授与され ることになったという話がニュースで流れていた。同郷の者としてちょっとう れしかったりしている。
このページのHTMLの確認のためにhtmllintというツールを使っているのだが、 MacOS X 10.1.5にこれをインストールしたところ、すんなりと動いてくれた。 メッセージが日本語だったりするが、jterminalであれば問題なく確認できる。
今年はなかなか梅雨が明けず、おそらく明日くらいに梅雨明けになるのではないだ ろうか。週末にでも梅干の三日干しを行なう予定。
物事便利になることは(便利にすることは)良いことと考えているが、物事の流れに 反してまで便利なことを追求するのはどうなものかと最近思う。
Sony製のラジオが壊れていたの修理に出して戻ってきた。雑音が入る状態だったの だが、コンデンサーの劣化が原因でいくつか交換されて帰ってきた。ページでいろ いろ見ていたら修理してもらえないケースもあったようだが、修理してもらえてよ かったです。
17日に梅を2.5Kgほど収穫して、一晩水につけてから上げて表面を拭いて、焼酎を 振りかけて塩を塗し瓶に入れて重石をした。物の本には白梅酢は1週間くらいで 上がってくるとあったがで、3日ほどで十分上がっていた。で、週末残った梅を 全部取ったところ4Kgくらいあったので、これも梅干にした。こちらは1日ほどた ったところで見てみたが、すでに十分白梅酢が上がっていた。
今年は6/1に梅酒用の梅の収穫を行い、梅干用はもう少したってから収穫する予定。 ぼちぼち色がついてきているものがあるが、もう少しだろうか。赤ジソとの兼ね合 いもあるので難しいところだ。
先日FM Radio Mouseというバッタ物くさいFMラジオの入ったマウスを秋葉原で買って きた。とりあえずWindows2000で使ってみているが、わりと感度が良かったりします。 ただしばらく使っているとキーボードの入力が正常にできなくなります。いまだに WindowsのUSBサポートは怪しい感じを受ける。
去年木村伊兵衛の写真展を見たのだが、すべてのプリントの奇麗だったことと、戦後 の焼け野原になった東京の写真が印象に残っている。戦後生まれの私には戦後の焼け 野原になった町は実際には見たことはないが、自分の住んでいた町で大火があり町が 広範囲に焼け野原になった光景は今でも覚えている。それとその時に非常に多くの人 達が焼け出され困っていたことを忘れない。
MacOS X 10.1.5のソフトウエア・アップデートでiMoveとiPhotoはインストールがデ フォルトになるのだが、QuickTime 6.1はならない。逆じゃないんですかね。???
この数十年んでデジタル技術により格段にいろいろな記録能力がアップしているが それにより、かえってその意義が薄れてきているのではないかと心配だったりする。 またデジタル化によりほぼ永久に残されるものと思われた記録も実はその量に埋も れ、実際には入手しにくいデジタルデータなどもあるように思う。たしかにデジタ ルデータは移動や蓄積が簡単ではあるが、紙のメディアなどと大差無い性質を持っ ているのかも知れない。
最近ローランドの社長さんだった、梯郁太郎さんの本を読んでいる。MIDIの開発の 話も書いてあったが、あまり詳しくは書かれていなかった。ちょっと残念である。
MIDIは発表されて20年を越えたようである。10年前に自分が考えていた予想は、な んらかのハイスペックなバスに(USBとか)に吸収されるかと思っていたが、いまだ に使われ続けている。大きく予想を外している。
梅が咲いた。御近所の梅に比べずいぶん遅咲きである。品種によるものなのだろう か、それとも個体差なのであろうか。
macamとは別のプログラミングを始めた。まずは機能的な部分の確認するためのプロ グラムを作成している。目標とするプログラムは「簡単に使える」ものである。
最近MacOS Xでプログラミングを行なうことがある。最初はMacOS Xに不安を感じてい たがcocoaでのAPIなどを見ていると、Xへの移行が良かったのかと思えるところもある。 ただまだ荒削りであることは否めないが、AppleはOpenTransportなどの外部の技術を うまく取り込むこことができた会社なので期待したいと思う。
やっとMacOS XでAppleShareのマウントの仕方をページを見ていてわかったので、試 してみたところ、FreeBSDで動かしているnetatalk-1.4b2はマウントできない事が判 明。まったくである。WindowsNTのAppleShareもマウントできないのだろうか?