BSデジタル導入記 


  
  

D−VHS

  
  過去に撮りためたビデオテープが山を作り、崩落の危険性が増しつつある今日この頃
  地震大国の住人としては、その対策の必要性に迫られてきました。(笑)
  まぁ、どっちかというと、Hi−8やEDβが生産終了となり、その資産をどうやって
  引き継ごうか・・・という話なのですが。
  一部は既に記載している様に、DVD化にしていますが、いかんせん数が多すぎる為、
  とてもじゃないが処理しきれない状態が明確になってきました。
  仕方ないので、なんとかデジタル化して保存を考えたいと思っていました。
  最適候補はDVで、DVD作成行程の画質劣化ては最適なのですが、保存という観点
  からはいかんせんTAPE代が高すぎる。2時間*5で10時間保存に1万円超という
  価格は現実解としては受け入れられないでしょう。
  
  と言う事で、次善の策としてDVHSに白羽の矢を立ててみました。確かにビデオデッ
  キとして考えると、とんでもない操作性ですが、保存媒体と考えると、なんとか妥協
  出来そうな範囲でした。もっとも、保存媒体である以上は、極力劣化無しでデータを
  取り出す必要があります。まぁ、最悪アナログ出力ができればいいや(EDβなんかだ
  と、テープの劣化が即時画質に出ますが、DVHSは読み出せる内は内容は大丈夫だ
  ろうと)
  極論、DVHSはMPEGエンコーダー/デコーダーの付いたDATと思えば、なんとかなるんでしょう(笑)
  
  と言う訳で、ふらっと買いに出かけました。丁度NV-DHE20を勧められていたのですが、
  折悪しく(前日に売り切れ。買いに行ったのは日曜でした)在庫が無く、代替として在庫
  のあったHM-DH35000を買ってきました。覚悟はしていたが・・・操作性は悪いなぁ(笑)
  
  
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BSデジタルチューナー

  
  DVHSをセットして、とりあえず過去のTAPEのダビングを始めました。過去から言われ
  続けている事なんでしょうが、ダビングに実時間掛かるのはなんとかならんかなぁ・・。
  ここで困った事・・・HM-DH35000は頭出しが出来るのですが、頭出しの為の信号を追加
  することが出来ません。要は、「頭出しが出来るのは、録画をスタートさせた部分だけ」
  と言う事です。30分番組を4本、120分テープに入れていたとすると、30分毎に
  DH35000の録画を停止して、再録画しないと途中の番組のスタート部分は頭出しが出来
  ません。手を抜いて120分一気にダビングすると、頭出しインデックスは120分毎
  にしか付きません。結構不便〜〜
  
  とりあえずTAPEのダビングに明け暮れていたのですが(笑)、やはりBSデジタル放送も
  見たくなりました。と言うか、地上波と同じ番組が高画質で、しかも時間がずれている
  物が結構あり、バッティングした時に撮り直しが出来る・・・(当面はお金出す気が無い
  ので無料放送だけですが)と言う事で、買ってくる事にしました。もっともウチは、BS
  アナログは集合アンテナで来ていますが、これにBSデジタルチューナー繋いで、本当
  に映るかどうか不明でした。まぁ、博打だなぁと思いつつ、人から勧められたTU-BHD300
  を買ってきました。(ほんとは、まほろまてぃっくが見たいだけだったりして)(笑)
  
  いやー、iLink機器なんて初めてだし、D端子付きの機器なんてDH35000とBHD300しか無いし
  (当面無意味という)、そも各端子の意味を理解するだけでも大変でした。iLinkなんて、
  所詮はIEEE1394さ・・・なんて思っていたら、電源無しの4−4ピンだし(普通パソコン
  系だと6−6だしなぁ)、セレクターは既にオーバーフローしてるし、BHD300の設定画面
  はアナログ系の信号にしか出力されてないし(BHD300はセレクターには繋がず、DH35000
  にiLinkだけで繋いでいました)しばらくは「わけわか」の状態でした。
  
  とりあえず、なんとか接続して録画を楽しんでいましたが、不思議な事に気が付きました。
  「あれ、留守録画できない・・・・」
  ちゃんとiLink経由でDH35000の操作もできるし、機器もキチンと認識されています。ただ
  留守録の設定だけ「設定に失敗しました」というメッセージがでて、留守録不能の状態
  になってしまいました。
  
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調査開始

  
  とりあえず、どっち(DH35000かBHD300か)に問題があるのか分からなかったので、パナソ
  ニックのサポート(注1)に電話をして、私の接続等が違っていないか確認しましたが、
  接続も、操作も間違っては居ない。DH35000もきちんと認識されているし、再生・停止等
  の操作もキチンとできる。DH35000は接続実績もあるので、出来る筈なのだが原因は不明、
  と言う事でした。(iLink機器の登録を全て抹消して、再接続しても状態に変化無し)
  次にビクターに掛けてみると、こっちも設定は問題はない。こちらからもiLink再接続を
  行うも、解消されず、結果としてどっちが悪いのか分からない・・・と相成りました。
  
  留守録設定だけが出来ない状態で、普通の視聴や手動による録画は可能でしたので、修理
  に出すのもなぁ・・・と思っていたところ、某日曜に秋葉原をふらふらと歩いていたら、
  HDDレコーダーIOデータのRecPOTを見かけてしまいました。(笑)
  ハードディスクレコーダーは各社より5万円弱で、高いものでは20万〜30万で出てい
  ますが、デジタルハイビジョンを画質劣化無しでダビングが可能(コピーフリーに限るが)
  となると、 パナソニック/DIGITANK [NV-HDR1000]とか 日立製作所/ハードディスクビ
  デオレコーダー [DM-HS1]とかになってしまいます。こいつだったら地上波は無理にしろ、
  BSデジタル系だったら撮り溜めて、DVHSに書き出せば、連続番組が劣化無しで一本のテー
  プに納める事も出来ます。編集が大の苦手のDVHSとしては、とても助かる機能です。
  (ハイビジョン対応は必須でしょう、まほろさんは・・・以下略) ヽ(^o^)丿
  
  あ、まだ留守録画できないという話の途中でしたね。要は、このRec_POTがあれば、
  1 障害の切り分けが可能(こいつでOKならデッキ、駄目ならチューナー)
  2 デッキを修理に出しても、その間に放送された番組はキープできる。
  と言う事なんです。で、サクっと買ってきて繋いでみました。
  
  
  

  原因はチューナーだぁぁぁぁぁ!!!!!」

  
  
  
  注1:パナソニックのサポートは365日フリーダイヤルで繋がります。対象の機器も、電話口で音声
     認識しているし、流石だなぁと思いました。それに比べてビクターは・・・
  
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さて、対応

  
  ほとんどデッキの修理を想定していたので、この結果は意外でした。と言うか、このままでは
  修理の間、BSデジタル放送が見られのいっ!
  と言う訳で、早速再度パナソニックに電話してみました。が結果はやはり「不明」となった
  ので、諦めて土曜日にサービスに出張修理に来て貰う事にしました。
  やれやれ、と思っていたら、サポートから「ダメ元で、リセットしてみて下さい」という連絡
  が有りました。う? リセット・・・・確かに正面パネルにリセットスイッチなるものがある
  うーん、こいつは家電じゃねーなぁ・・・等と思いつつ、電源を入れたままポチっと押して
  見ました。すると・・・あ〜ら不思議、留守録が出来るじゃありませんか・・・。
  あわててサービスに、リセットしたら症状が消えたのでしばらく様子を見る為、土曜日はキャ
  ンセルする旨連絡しましたが・・・。正面パネルにリセットスイッチがある家電。う〜ん。
  
  と言う訳で、エージングも含めて、Rec_POTにバンバン留守録仕掛けて居ます。
  (しかし留守録しても、結局実時間掛けてダビングしなきゃ行けないんですよね)
  
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  後書き
     久々にAV家電を購入しましたが(最後に入れたのはHi-8じゃなかったかなぁ・・・)   時代の流れを思いっきり感じました。   うーん、面倒(笑)   と言う訳で、導入のドタバタはここまで(にしたいっ!!)   次は、少し書きましたがこれらの機器の使用感をまとめてみたいと思います。ヽ(^o^)丿   


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