いろいろ気に入らない点を列挙するしているけど、決して買って後悔している訳ではない事 を最初にお断りしておきます。 (しかし、自分で書いててよくもまぁこれだけ不満点があるなぁ・・・とびっくりした。 まぁ、きっといくつかは濡れ衣(私の誤解、操作ミス等)じゃないかとは思いますが) ヽ(^o^)丿 なお、機器の順番は購入順です。
・ 自前でハイビジョンのデコーダーを持っているにも係わらず、再生時にほぼ常時iLink にデータを流し続ける。(D端子使用時のみCUT可能らしい) チューナーによるのかも知れないが、再生時はチューナーがデッキからの信号を受けて 処理に走る為、別番組を見たり、別機器で録画したり出来ない。 とりあえずその度にiLinkケーブルをぶっこ抜いてますけど・・・なんだかなぁ ・ 既出だが、折角ナビゲーション(要は頭出し)機能があるにもかかわらず、インデックス の登録は録画スタート時しか記録できず、録画済みのテープに後追いで設定できない。 他のデッキより操作性で劣るVDHSで、この点はとても痛い。 しかも、TAPEの一番最後のブランク部の検出に失敗する事があるらしく、インデックスに 表示されない時がある。 ・ 操作のレスポンスがとても悪い。まぁ、所詮はDATと思えばこんなモンかも知れないが、 ビデオデッキとしてみると20年前の普及機クラス(以下か?)だ。 ・ 省電力モードだとiLink端子が殺される。又、デイジーチェーンも無効となる。 まぁ、iLink殺さないと省電力にならないのかも知れないが、ほとんど使えないモードである。 ・ ビクターのサポートは土日祝祭日は営業していない。これでは実質、本体を目の前に してサポートを受けるなんて事は、私には不可能である。 ・ 単独(BSデジタルチューナを介さない)留守録の設定時には、iLinkから入力設定ができない。 ま、出来たからどうと言う事はないんですが・・・(笑) ・ こんな物なのかも知れないが、iLink端子に新しい機器を接続しても、iLinkのリセット を実行しないと認識しない。チューナー側はほぼ自動で認識してくれるので、出来なく はないとおもうのだが・・・。 ☆SVHSのテープにはそのままDVHSとして使用できるし、いざとなればチューナーと切り離して 再生が可能。PCM音声録音が出来る、DV入力可、ダウンコンバートが自前で出来る等、一応 フラグシップ機である。とは言え、あと2万高いと買わなかったのも事実。難しい所だなぁ。 TOPへ
・ 何は置いても、リセットしなければならない様な状態になるのは、家電としてはちょっと なぁ。リセットボタンが前の機種から段々正面の押しやすい位置に移動しているのは、 必要性が高まったという事だろうか・・・??? ・ 録画失敗とかがメールとして届けられるのはいかがなものだろうか? 確かにそれ以外の 適切な通知方法が無いと言われればそーなのかもしれないが、「メールが届いています」 の表示が心臓に良くない(笑) BSデジタルチューナーって、みんなこんな感じなのかな? ・ アンテナ入力端子が1個しかない。普通はこれで足りるのかも知れないが、BSデジタル は集合アンテナで、CS110は個別アンテナで・・・と言うケースの場合(CS110未対応の マンションなんかのケース)、混合を自前でやるか、集合アンテナを捨てて、個別アンテ ナでBSデジタルとCS110を賄わなくてはならない。アンテナの大きさを考えると、せっ かく使える集合アンテナを使えないのはもったいない。 ・ アンテナ端子とiLink端子(2個有る内の1個)の位置が近すぎる為、アンテナケーブルの 形状によっては、iLink端子が使用できない。(現実に、ウチではぶつかってしまって、刺 さらない。おかげで、チューナー・Rec_POT・DVHSの順でデイジーチェーンとなっている。 (ま、特に不具合がある訳ではないんですが)) ・ iLinkの仕様かも知れないが、2台のDVHSのコントロールしかできないのはなんか寂しい。 又、DH35000とRec_POTをこいつのリモコンだけで操作してダビングするという事が出来な い(Rec_POTの仕様かも知れないが)。DH35000でテープを再生していると、Rec_POTの操作盤 の色が薄くなって、選択が出来ない。 ・ 最大の難点は、Rec_POT再生中に、DH35000の再生を始めると自動的にDH35000に切り替わっ てしまう事だろう。Rec_POTで映画を見ている最中に、DH35000が録画始めたりすると、そっ ちに切り替わってしまう。OFFにする方法が見あたらない致命的欠陥ではないかと思う。 ・ 番組表から録画予約をすると、ちゃんと番組のデータも記録してくれるのだが、きちんと 正確な時刻からスタートしてくれる。まぁ、チューナーとしては問題のない性能であるが、 接続先がDVHS録画モードだとちと話が違ってくる。御承知の通り、DVHSは録画時頭が少し 欠落する。従って正確な時刻にDVHSにスタート指示を出すと、必然として頭が欠けた録画が できあがる事になる。現時点ではチューナー側に、余裕を持ったスタート設定がないと (例えばDVHS録画予約モードスイッチとか)面倒(注)で仕方がない。 注:これは、全て手動で録画開始時刻設定を1分前に設定しているからです ☆他のBSデジタルチューナーを知らないので、この機種固有の話か、デジタルチューナー全般 の仕様か分からないが、当初のトラブルのせいで、まだ信頼性には「?」が付いている。 現時点では未評価ですね。 TOPへ
・ 良くも悪くも、特定用途に特化した機器であり、想定用途を踏み外すと即座に 「使えない機器」になる。(笑) ・ ダビング時に、DVHSへ送りだしは出来るが、DVHSから受ける事が出来ない。 本体単独では一切操作ができないので、必ずiLink経由で他の機器をコントロールできる 機能を持つ機器(早い話がチューナーですな)が必須となる。言い換えると、DVHSと直 結しただけでは何も出来ない・・と言う事。この為、DVHSからRec_POTにダビング出来ない。 (日立のデッキなら、Rec_POTの操作をデッキ側である程度できるらしいが・・・) ・ ダビングに関しての記載がマニュアルに一切無い。余りの事に、落丁を疑ったぐらい。 もっとも、サポートに問い合わせれば手順は教えてくれるんだけど、それだったら最初 から記載すべきではないのか? ・ SONYのチューナー以外だと、録画した内容のインデックスが表示されない。要は、 何を録画したかが後からは調べようがない(再生して確認する以外は) その為、正確な残容量も分からない。(残1G程度になると警告ランプはつくらしいが) ・ 同様に、録画した番組毎に削除が出来ない。削除するには、内容を一括して削除する しかない。 ・ 録画中に容量が一杯になると、そこで録画を中止する。しかる後に、一番古いファイル を削除してスペースをあける。だったら、消してから録画を続行するモードも持ってて 欲しい。 ・ コピーアットワンスの番組をDVHSに書き出す事が出来ない。(まだ実証した訳ではないけ ど)せめて、コピーではなく、移動という考え方で、DVHSに持っていったら自動的にRec_ POT内のデータは消える処理ができればうれしいのだが。 (もっとも、移動を選択して失敗した時、何も残らない悲劇が巷にはある様で、これはこれで とっても困ったちゃんなんですが) ☆悪い点ばかり列挙したが、4万円でハイビジョンが記録できて、DVHSに劣化無しでダビン ができる80Gのレコーダーは他にはない。まぁ、倍額出せばNV-DHE20辺りは買えるが、 逆に、用途を割り切れば、半額で済むのは上等ではないだろうかヽ(^o^)丿。 TOPへ
VHSサイズに18時間(360LS3モード)収録できるというのは驚異以外の何物でも有りません。 チューナーも、番組表を選択すれば、Gコード等といううっとおしい物とは無縁で、ボタン ポンポンで時間延長対応まで出来てしまう。(もっともDVHSでは頭が切れますが) 画質については、いかんせんモニターが10年前の物なので、細部の違いまでは分かりません。 まぁ、一度目に付いたら気になって仕方が無くなるかも知れませんので、気が付かないでいら れるのは幸せかも。ヽ(^o^)丿 ただ、LS3モード(物によってはSTDでも)はアニメ系には辛いスピードですね。 しかし、360分って、昔の180分テープなんですよね。伸びが怖くて使えなかった長さ ですが、今は平気で出回っているようです。ベースは丈夫になったのかしら・・・??? STDモード6時間で900円弱・・・まぁHi-8とほぼ変わらない価格だし、Hi-8のテープ 3本分だとほぼ容積も変わらないしってとこでしょうか。 後は、各モードとテープの経年変化がどう出てくるかですねぇ。 おっと、この週末はRec_POTからDVHSに移しておかないと・・・。 TOPへ前へ
後書き
全般に、この価格だとこの程度の機能があるというバランスレベルがまだ分かっていません。 いい買い物なのか、悪い買い物なのか・・・。 でもまぁ、とりあえずは使えているようです。ヽ(^o^)丿