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▼完成はがきIIExv2.50jから、
▼完成はがきIIFreev2.50mからです。
それ以前のバージョンはこちらをご覧下さい。

 
インストール・環境設定 
シェアウエアのライセンスキーが入力できない
Windows 95,98へのインストール時の注意事項。
起動時にメッセージ「プリンタのエラーです。PublicSub/G_・・・(省略)」が表示される。
Windows NT,Windows 2000、Windows XPへのインストール時の注意事項。
インストールに使用したファイルの取り扱い。
パソコンを入れ替えた場合やOSの再インストール時の環境の再設定。
いままで使用できていたのに急に住所録DBが見つからないというメッセージが表示された。
バージョンアップ 
プログラムのバージョンアップの操作手順を教えてください。(試用中の場合)
プログラムのバージョンアップの操作手順を教えてください。(ライセンス登録済の場合)
「完成はがきIIv1.xxx」のインストールパッケージが必要になった場合。
「完成はがきIIv2.xxx」のインストールパッケージが必要になった場合。
「データベースのバージョンが違います」というエラーが出る。
画面操作、画面表示 
メニューやツールバーのアイコンに使用できないものがある。
登録した住所データが表示されない。
入力した文字が「?」に化けてしまう。
電話がかけられない、またはエラー(この機能は削除されました)(「8002 ポートが不正です」)が発生する。
一覧画面、登録編集画面の宛名ビューに印刷イメージが表示されない。
宛名印刷 
宛名印刷の方法を教えてください
フォントの種類や文字の大きさが変更できません。
印刷フォームを新規作成したとき、印刷項目が左上角に表示(印刷)される。
発信者(宛先)で3名以上の連名を印刷する方法。
文字化けして印刷される。
プリンタ設定でプリンタ独自の機能が反映されない。
白紙または一部の文字が印刷された用紙が何枚も排出される。
宛名の姓と名前および名前と敬称の間の間隔が変更できない。
差出人だけ印刷できますか。
ラベル印刷 
住所などの数字部分がアラビア数字に変換されて表示される。
インポート/エクスポート 
Outlook Expressとのデータ交換の手順
EXCELファイルへのエクスポートができない(エラーになる)。
電子地図連携(この機能は削除されました) 
電子地図に住所位置を表示できない(検索できない)。
その他 
バックアップすべきファイルを教えてください。
スクリーンショットのとり方。
住所録データベースのパスワードを教えてください。

インストール・環境設定
 
シェアウエアのライセンスキーが入力できない
完成はがきIIのフリーウエア版とシェアウエア版はプログラム自体が異なります。フリーウエア版にはライセンスキーの入力はできません。このサイトのダウンロードのページにシェアウエア版パッケージダウンロードサイトへのリンクがありますので、そちらから入手してください。
Windows 95,Windows98へのインストール時の注意事項。
Windows98へ完成はがきIIをインストールするためには、事前にDCOM98(dcom98.exe)のインストールが必要です。マイクロソフトのサイトから入手してください。DCOM98をインストールせずに完成はがきIIをインストールしてもインストールに失敗し、動作させることはできません。
Windows 98SEでは、必要ありません(98と98SEの区分は「コントロールパネル」の「システム」を見てください)。

Windows 95にも同様の手順でインストールし使用することはできますが、トラブルが多いようですのでお奨めしません。なお、Windows 95はサポート対象外です。

起動時にメッセージ「プリンタのエラーです。PublicSub/G_・・・(省略)」が表示される。
完成はがきIIの動作環境が整っていないため表示されるメッセージです。このメッセージを含め関連するメッセージが複数回表示されます。
完成はがきIIの動作環境として、少なくとも1台のプリンタが必要です。プリンタを必要としないシステムでは、適当なプリンタドライバをインストールしてください。ドライバがインストールされていれば、物理的にプリンタが接続されている必要はありません。

Windows NT, Windows 2000, Windows XPへのインストール時の注意事項。

Windows NT,Windows 2000、Windows XPにインストールする場合、必ずadministrator(権限。Windows XPは管理者)でログインしてインストールしてください。一般ユーザーで行った場合、インストールに失敗します。そのままインストールを強行しても、完成はがきIIは動作しません。
とくに、Windows 2000やXPで自動LOGONで使用されている方はご注意ください。

インストールに使用したファイルの取り扱いについて
インストールに使用したファイルは、完成はがきIIの動作にとっては不要です。
ダウンロードしたファイルおよびそれを解凍したファイルは、インストールが終わればバックアップまたは再インストール用に保存する場合以外は、削除して頂いて結構です。お問い合わせ頂くなかで、このようなファイルをそのままフォルダに残され、環境が混乱している方もあるようです。
ファイル等を整理する意味でも(必要ならバックアップを取って)削除されることをお勧めします。
これは、CD-ROMなどからインストールした場合、インストールが終わるとCD-ROMは取り外すのと同じですね。
パソコンを入れ替えた場合の環境の再設定
パソコンを買い換えたり、OSのクリーンインストールを行う場合には、次の手順で完成はがきIIの環境を再設定することができます。環境設定は再度行ってもたいした事はないので、通常は住所録データベースファイルのみでもよいと思います。
1.住所録データベースファイル、環境設定ファイル(kh2.ini)のバックアップ。
それぞれのファイルの場所(既定値。明に指定された場合は異なります。)はバージョンによって異なります。
 ・v2.50r以前のバージョン
  住所録データベースファイルはプログラムのインストールフォルダ\DataBase、環境設定ファイルはプログラムのインストールフォルダ
 ・v2.50s以降のバージョン
  住所録データベースファイルはマイドキュメントフォルダ\Kanseihagaki、環境設定ファイルはアプリケーションデータフォルダ\Kanseihagaki\kh
  ただし、一部移行できない設定もあります。
2.新しいパソコンまたは環境に、完成はがきIIをインストールする。
3.バックアップした内容を復元(kh2.iniはインストールフォルダにあるものを上書き)。
4.完成はがきIIを起動します。住所録DBを問い合わせるダイアログが表示されたら「いいえ」を選択し、続いて表示されるファイル指定ダイアログで復元した住所録DBを指定します。「いいえ」ボタンが押せない場合は、「はい」を押して新規に住所録DBを作成(不要であればあとで削除します)します。
5.宛先一覧画面が表示されます。Exの場合は、メニューの「ヘルプ」「ライセンス登録」で、ライセンスキーを登録します。
6.メニューの「ファイル」「開く」で以前使用していた住所録DBを選択します。4.で「いいえ」を選択して復元した住所録DBを指定している場合は、この操作は不要です。
7.メニューの「ファイル」「完成はがきIIの終了」または「Ctrl+Z」で終了します。4.で住所録DBを作成していた場合で、このファイルが不要であれば終了後削除してください。
バックアップすべきファイルを教えてください。」もあわせて参照してください。
いままで使用できていたのに急に住所録DBが見つからないというメッセージが表示された。
完成はがきIIはユーザーごとに環境をもてるようになっています。「マイドキュメント」配下のフォルダに住所録DBを作成している環境(デフォルトの環境です)で、前回使用していたときと異なるユーザーでログオンした場合などに表示される場合があります。
ユーザーごとに別の住所録DBを使用したいなら新規に作成してください。共用したいなら共用できるフォルダ(更新のアクセス権が必要)に住所録DBを移動し、メニューの「ファイル」「開く」から開いてください。
なお、これらの作業の前に住所録DBファイルのバックアップを取っておくことをお勧めします。

以上に該当しない場合は、このヘルプを見たということと、現象や操作手順を具体的・客観的に書いて作者へお問い合わせください。

バージョンアップ
 
バージョンアップの操作手順を教えてください(FreeまたはExでライセンス未登録(試用中)の場合)

バージョンアップは、少なくとも一度フルパッケージをインストールしていなければできません。基本的に変更のあったファイルの上書きになります。
以下、エクスプローラ(ブラウザ?、と思われた方はWindowsのマニュアルなどでお調べの上、十分注意して操作してください。IEとは違いますので。)を使用した方法です。
解凍の方法がわからない、エクスプローラの使用方法がわからない、という方は新しいバージョンのフルパッケージを再インストールしたほうがいいかもしれません。

1.完成はがきIIサポートサイトから必要なバージョンアップのファイルをダウンロードします。
2.ダウンロードしたファイルを解凍します。
解凍します。自己解凍式の場合(拡張子が exe)は、実行すれば解凍されます。拡張子がlzhの場合は適当な解凍ツールで解凍してください。
3.インストールしてある完成はがきIIの現行ファイルのバックアップを取ります。
バックアップをとらなくてはいけないか?、というご質問をときどき受けますが、インストールなどの構成変更を行う場合の当然の操作のひとつだと思います。少なくともフォルダごと、どこかへコピーするくらいはやりましょう。
4.解凍して出てきたファイルを完成はがきIIのあるフォルダにコピー(または移動)します。参考画像です。
完成はがきIIのインストール先は、インストール時に特に指定していなければ
    C:¥program files¥kh2
になっています。
上書き確認のメッセージが表示されたら、「はい」を選択します。
ドラッグ&ドロップで操作する方は、このとき実行ファイルの上にドロップしないでください。プログラムが立ち上がってしまいます。この文の意味がわからない人は、コピー/ペーストによる上書きを強くお勧めします。念のため、正しくファイルが更新されたかどうかファイルの更新年月日などをチェックしてください。
5.マスター情報のインポート(Exのみ)
v2.50n以降からは新規に追加された印刷フォームなどを使用中の住所録DBにインポートできます。マスター情報が追加されている場合はインポート操作を行ってください。インポートする場合は、追加されているものをすべてインポートしてください。
メニューの「ファイル」「インポート」「マスター情報」でインポート画面を開きます。以降の操作はヘルプ「マスター情報のインポート」をご覧下さい(メニューにこの項目がなければ、古いバージョンをお使いです)。
6.動作確認を行います。正常であれば、バージョンアップファイル(参考画像でいえば、kh2u1206フォルダおよびその配下のファイル)は不要です。削除して結構です。
バージョンアップの操作手順を教えてください。(ライセンスキー登録済みの場合)
ライセンス登録していない場合やコンピュータがインターネットに接続できない場合は、上記のFree版の手順で行ってください。登録済みの場合は、ヘルプの「バージョンアップ」か下記をご覧下さい。
手順の詳細はこちらをご覧ください。
バージョンアップした後、上記のマスター情報のインポートを行ってください。
(バージョンアップは、少なくとも一度フルパッケージをインストールしていなければできません)
「完成はがきIIv1.xxx」のインストールパッケージが必要になった場合。
システムの再インストールやマシンの移行などで完成はがきIIv1.xxxの再インストールを行う必要が発生した場合の対処についてご説明します。「完成はがきIIv1.xxx」のインストールパッケージ(フルパッケージ)はすでに公開を終了していますので、つぎの方法により「完成はがきIIFree」へ移行してください。
この方法では、住所録データのみ移行できます。
  1. 完成はがきIIFree」のフルパッケージをダウンロードし、インストールします。お使いのOSによってはMDAC等の関連ソフトもインストールしてください。
  2. このサイトのダウンロードのページから「完成はがきIIv1.016」のバージョンアップパッケージをダウンロードし、適当なフォルダに解凍して展開します。このフォルダは、あとで削除できます。
  3. 展開したファイルの中に「kh2.exe」というファイルがあります。これが完成はがきIIのメインプログラムなので、これを起動します。
  4. いままで使用していた住所録データベースファイルを開きます。そして、エクスポート機能によりCSVファイルに出力します。
  5. 「完成はがきIIv1.016」を終了し、「完成はがきIIFree」を起動して、エクスポート機能で作成したCSVファイルをインポートします。
  6. この件につきお問い合わせが多いので、v1.016のバージョンアップパッケージを一時的に再公開します。こちらからダウンロードしてください。
「完成はがきIIv2.xxx」のインストールパッケージが必要になった場合。
システムの再インストールやマシンの移行などで完成はがきIIv2.xxxの再インストールを行う必要が発生した場合の対処についてご説明します。

・以前使用していたバージョンがv2.10dで、住所録DBのバージョンが2.3.0の場合
住所録データベースは「完成はがきIIEx」のインポート機能により読み込み、移行できます。

・以前使用していたバージョンがv2.10dより前、または住所録DBのバージョンが2.3.0より前
「完成はがきIIv2.xxx」のインストールパッケージ(フルパッケージ)はすでに公開を終了していますので、つぎの方法により「完成はがきIIEx」へ移行してください。
  1. 完成はがきIIEx」のフルパッケージをダウンロードし、インストールします。お使いのOSに対応したパッケージをインストールしてください。
  2. このサイトのダウンロードのページから「完成はがきIIv2.10d」のバージョンアップパッケージをダウンロードし、適当なフォルダに解凍して展開します。このフォルダは、あとで削除できます。
  3. 展開したファイルの中に「kh2.exe」というファイルがあります。これが完成はがきIIのメインプログラムなので、これを起動します。
  4. 新規に住所録DBを作成(これが2.3.0です)し、以前の住所録DBを移行機能により新規に作成した住所録DBに移行します。
住所録DBのバージョンが不明の場合は、まず「1.」の方法を行い、読み込めない場合「2.」の方法をやってみてください。
「データベースのバージョンが違います」というエラーが出る。

  1. 完成はがきIIExの場合、OSの種別に対するインストールパッケージの選択は正しいですか? → インストールフォルダにあるReadme.htmを見てください。
  2. 完成はがきIIFreeの場合でWindows 98,98SE,NTの場合、MDAC2.5(または以降のバージョン。'05/12現在2.8まであります。)はインストールしましたか? → インストールフォルダにあるReadme.htmを見てください。
上記以外の場合、このサイトの「お問い合わせ」ページから作者にお問い合わせください。お問い合わせの際には、上記2点を確認したことに加えて以下の点を必ず書き添えてください。

  1. 今回エラーとなったものが完成はがきIIの初めてのインストールですか。そうでない場合は、以前の完成はがきIIのプログラム名(Free/Ex)、バージョンなど。
  2. 起動後に表示されたダイアログ、画面およびそれに対する応答を、省略せずそのまま記述していただくようお願いします。
  3. 指定した住所録データベースファイルは指定した場所に作成されていますか?。
  4. もし、インストールされているMDACのバージョンがわかればお願いします。
バージョンアップしたあと、このメッセージが表示された場合。
このサイトの「お問い合わせ」ページから作者にお問い合わせください。お問い合わせの際には、バージョンアップ前のプログラムバージョン、住所録データベースバージョンを必ず書き添えてください。

画面操作
 
メニューやツールバーのアイコンに使用できないものがある。
フリーウエア版では使用できない機能があります。「機能と概要」をご覧ください。
登録した住所データが表示されない。
「登録編集画面」や「インポート」などで登録した住所データが「宛先一覧画面」で表示されない場合、以下の方法で確認してみてください。操作はいずれも「宛先一覧画面」です。
1.グループの選択で「すべて」をチェックし、オプションの「年賀」「暑中」などのチェックをすべてはずす
グループ選択で、すべてのチェックが外れていると全件表示されない場合があります。また、オプションがチェックされていると全件表示されない場合があります。

2.フリガナ分類を行わない(メニューの「表示」-「フリガナで分類」をOFF)
フリガナ分類を行うと、フリガナフィールドに予想外の文字が入力されていた場合表示されないことがあります。この操作で表示された場合、その宛先のフリガナを正しく(半角カタカナまたはアルファべット)修正してください。

上記の条件で表示されるかどうか確認してみてください。上記の操作を行ってもなお表示されない場合は、プログラムのメニューの「ヘルプ」−「お問い合わせ画面」から作者までお問い合わせ下さい。なお、お問い合わせの際には、かならず「FAQを見て上記操作を行ってみた」とお書き添えください。また具体的にどのようなデータを入力されたかもお知らせください。
入力した文字が「?」に化けてしまう。
氏名などの入力で珍しい漢字などを入力するとき、IMEの変換候補では正しい文字が表示されているのに、確定すると「?」に化けてしまう場合の対処方法です。補助漢字などを入力しようとした場合などに発生します。この場合、入力したい漢字を外字登録することにより使用できます。
1.外字エディタにより外字の登録
外字エディタは「スタートメニュー」−「アクセサリー」にあります(メニューになければ、WindowsのCD-ROMからインストールします)。
登録する文字は新規に作成してもいいのですが、類似のフォントに当該文字がある場合はそのフォントの文字を参照(メニューの「ウインドウ(W)」−「参照」)しコピーすると、すばやくきれいにできます。

2.文字の入力
登録した文字をIMEパッド(IME98 ...etc)やコード入力などで入力します。よく使用するのであれば、辞書登録すると通常の変換入力でも入力可能になります。
電話がかけられない、またはエラー(「8002 ポートが不正です」)が発生する。
原因:いくつか考えられます。

・モデムが接続されていない。
・モデムが接続されているポートと異なるポートを指定している。
・モデム側の切断までの設定時間が短すぎる。
・電話番号が間違っている。あるいは、「マイライン」ボタンで無効な電話会社を選んでいる。
・モデム(PHONE端子)に接続されていない電話機を使用している。

対処:以下のそれぞれについて確認してください。

完成はがきIIの設定を確認します。
・メニューの「ツール(T)」「オプション(O)」でオプション画面を表示し、「電話」タブの「接続情報」を見ます。
ここで、設定されているポート番号にモデムが正しく接続されているかどうか調べてください。ポート番号はWindowsのコントロールパネルのモデムのプロパティで確認できます。もし、違っている場合は正しい番号に変更してください。
・モデムがダイヤルしている(カチカチカチ・・・と音がします)にもかかわらず、相手を呼び出さない場合は、切断までの時間が短すぎないかどうか調べてください。
上記ポート番号の下にある接続時間を大きくしてみてください。

それでも正しく接続できない場合は、作者にご連絡ください。

一覧画面、登録編集画面の宛名ビューに印刷イメージが表示されない。

宛名ビューへの表示は、それぞれの宛先に指定されている印刷フォーム、発信者識別名の指定にしたがって行われます。この両者が正しく指定/登録されていないと表示されない場合があります。

一覧画面のツールバー「編集」で当該宛先の登録編集画面を表示し、上記の2点を正しく指定してください。なお、両方とも指定されていない場合、既定のフォームを使用して表示する場合があります。

宛名印刷
 
宛名印刷の方法を教えてください。
とりあえず、こちらをご覧ください。
ご覧いただいてわからない部分があれば、具体的にどの部分がわからないかお示しの上ご質問いただければと思います。
フォントの種類や文字のサイズが変更できません。
完成はがきIIでは、印刷項目(氏名、住所1、2など)ごとに属性が指定できます。「宛名印刷画面」内にも注意書きがありますが、各印刷項目の属性を変更する場合、まず左のリストから変更しようとする印刷項目を選択します。するとその項目の設定されている属性に切り替わりますので、そこでフォントなどの属性を変更します。
印刷項目を選択せずに属性の変更を行っても、偶然選択されている項目の属性が変更されてしまいます。

もし、意図する項目を選択した上で属性の変更を行っても変更が反映されない場合は、お手数ですが作者までお知らせいただければと思います(その際、ご面倒ですがこのFAQを見たことをお書き添えください)。

印刷項目が左上角に表示(印刷)される。
宛名印刷フォームを作成した直後、または項目を追加した直後であれば、間違いではありません。
完成はがきIIは、印刷項目を汎用的に扱おうとしており、内容(住所とか、氏名とか)まで把握していません。そのため項目が追加されると項目の内容に関係なく、初期の印刷位置として左上角(印刷位置座標(0,0))を設定します。その他フォントやフォントサイズも初期値が設定されます。新規フォームを作成した時、および項目の追加を行った場合には「宛名印刷画面」で項目ごとに位置を設定してください。
発信者で3名以上の連名を印刷する方法。
家族全員の連名で年賀状を出す場合など、3名以上の連名を印刷する方法を説明します。完成はがきII自身には3名以上の連名を印刷する直接の機能はないので、変則的ですが固定文字列を用いることで実現します。
1.固定文字列に連名として印刷したい名前などを登録します。
2.既存の印刷フォームを修正するか、新規に作成します。
この印刷フォームで先に登録した固定文字列を発信者の名前のところに位置を合わせて配置します。この方法の例が、印刷フォームとして標準で定義されています(v2.50n以降)。

この方法は、印字位置が確定している発信者の連名としてのみ可能です。宛先の場合の名前が相手ごとに異なるためこの方法は使えません。少数であれば宛先ごとに印刷フォームを作成すれば可能ですが、多数の宛先に対してはあまり現実的ではありません。
その他には、
・使用していない項目を使用して、そこに3人目以降氏名を入力する。
等の方法も考えられます。
なお、宛先については、「御一同様」を連名として使用することを想定しています。
標準提供の印刷フォーム「はがき・個人(発信者付、連名4人)」を参考にしてください。
文字化けして印刷される。
ディスプレイ上(宛名ビュー)ではちゃんと表示されているのに、印刷すると文字化けするような場合、以下の点を確認してください。
1.「スタートボタン」−「設定」−「コントローパネル」を表示。
2.「プリンタ」を選択、表示。
3.お使いのプリンタを選択し、プリンタのプロパティ画面を表示(マウスで選択、右ボタンクリック、プロパティ選択)。

4.「フォント」タブ選択(EPSON LP-8000の例(この画面はプリンタによって異なります)
「フォント」というタブがない場合もあります。)。ここで、「TrueTypeフォントをデバイスフォントで置き換える」設定になっていた場合、「ソフトフォントとしてダウンロードする」(プリンタによって文言は異なります。)、に設定を変えてみてください。
プリンタ設定で、プリンタ独自の機能が反映されない。
宛名印刷などの画面で印刷時(およびプリンタ設定時)に表示されるプリンタ設定ダイアログでは、用紙サイズ、給紙トレイ、印字品質、カラー、両面印刷、用紙の向き、拡大率のうち、そのプリンタで設定可能なもののみ反映されます。
これ以外の、プリンタ独自に持つ機能を設定したい場合は、コントロールパネルからプリンタを選択し、当該プリンタのプロパティで表示されるプリンタダイアログの設定で変更/設定してください。設定後完成はがきIIを起動してください。
例)プリンタ独自の機能とは、たとえばEPSON PM-770Cの場合、
  用紙下部3mmまで印刷したい場合、プリンタのプロパティ画面で印刷可能域設定で「最大」を設定する必要があります。
白紙または一部の文字が印刷された用紙が何枚も排出される。
印刷不可能域に印刷しようとしているものと考えられます。
1.プリンタの用紙選択が正しくない。
印刷に使用している印刷フォームで指定されている用紙と、プリンタで選択している用紙が異なっている。封筒(用紙)などで、印刷しようとする封筒のサイズがプリンタの用紙としてサポートされていない場合は、その封筒(用紙)より大きいサイズの用紙(たとえば、A4、B4など)を指定するとうまくいく場合があります。
また、プリンタでユーザー定義用紙として定義してみてください。
2.印刷フォームの選択または設定が正しくない。
宛名ビューでは、用紙の上部と左側の印刷不可能域(青い枠線の外側)はほぼ正確に表示できますが、右側と下側は正しく表示されない場合があります(プリンタによる)。そのため、用紙下部ぎりぎりまで印刷しようとするとこのような現象が発生しやすくなります。
プリンタのマニュアルなどを参照して余裕のある印刷フォームの設定(印字位置を移動したり、住所1,2への文字数の配分を変えたり、あるいはフォントサイズを変更したりなど)を行ってください。
宛名の姓と名前および名前と敬称の間の間隔が変更できない。
フリーウエア版(完成はがきIIFree)では提供されない機能です。どうしても必要な場合は、申し訳ありませんがシェアウエア版(完成はがきIIEx)の使用をご検討ください。
差出人だけ印刷できますか。
できます。ヘルプの「宛名の印刷」を読んでください。

ラベル印刷
 
住所などの数字部分がアラビア数字に変換されて表示される。
当該項目の属性で「数字をアラビア数字に変換する」というチェックがオンになっている場合、このように表示されます。属性の設定についての詳細は、ヘルプをご覧ください。(各項目ごとに属性の指定ができることが完成はがきIIの特質でもあります)
なお、本件についてはヘルプも読まず、仕様、操作方法などご理解のないまま「できない」と問い合わせされる方が多くなっていますのでご注意いただければと思います(ヘルプを読んでわからない場合は、ヘルプの「どこそこ」がわからない、と書いていただければ別の説明をさせていただきます)。

インポート/エクスポート
 
Outlook Expressとのデータ交換の手順
メールソフトOutlook Expressのデータ(アドレス帳のデータ)を完成はがきIIに読みこんだり、完成はがきIIのデータをOutlook Expressに出力する手順です。完成はがきIIのインポート/エクスポート画面のヘルプもあわせてご覧ください。
下記の例はOutlook Express 5の場合です。バージョンによって多少違うかもしれません。
・Outlook Expressのデータを完成はがきIIに読み込む
1.アドレス帳のデータをCSVファイルにエクスポートする。
・Outlook Expressのメニューの「ファイル」「エクスポート」「アドレス帳」を選択し、エクスポートツールのダイアログを表示させる。
・テキストファイル(CSV)を選択しエクスポートボタンを押下。
・表示されたダイアログで、エクスポート先のファイルを指定し、「次へ」ボタン押下。
・表示されたダイアログで、エクスポートする項目を指定し、「完了」ボタン押下。氏名は「表示名」を用いたほうがよいでしょう。
2.データを整える。
ノートパッドなどのテキストエディタやEXCELなどを使用して以下の加工を行います。
・完成はがきIIでは、フリガナが必要ですのでフリガナを追加します。「フリガナ@ふりふり」などを使用すると一括して追加できます。
・必要なら氏名(表示名)の姓と名前の間に空白文字を挿入します。一般的には空白を入れておいたほうが後の扱いが楽になります。連名を使用するなら、必ず空白文字を入れます。
・追加したい項目があれば追加します。
3.CSVファイルを完成はがきIIにインポートする。
・完成はがきIIのインポート画面を表示し、読みこみ先として上記のCSVファイルを指定し「OK」ボタンを押下します。
・外部データ入力画面が表示されます。以降の操作は完成はがきIIの「外部データ入力画面」ヘルプを参照してください。
・完成はがきIIのデータをOutlook Expressに出力する
1.完成はがきIIのデータをCSVファイルにエクスポートする。
・完成はがきIIのエクスポート画面で、必要なデータをエクスポートします。操作に付いてはエクスポート画面のヘルプをご覧ください。
2.データを整える。
ノートパッドなどのエディタやEXCELなどを使用して以下の加工を行います。
・不要なデータを削除します。また、必要があれば項目の追加を行います。
3.CSVファイルをOutlook Expressにインポートする。
・Outlook Expressのメニューの「ファイル」「インポート」「ほかのアドレス帳」を選択し、インポートツールのダイアログを表示させる。
・テキストファイル(CSV)を選択しインポートボタンを押下。
・表示されたダイアログで、インポート先のファイルを指定し、「次へ」ボタン押下。
・アドレス帳の項目とCSVファイル(テキストフィールド)の項目との関連づけを行います。CSVファイルのどの項目をアドレス帳のどの項目として読みこむか、ということです。「完了」ボタンを押下すれば読みこみが行われます。
EXCELファイルへのエクスポートができない(エラーになる)。
EXCELファイルへのエクスポートは、Microsoft EXCELがインストールされていなければ使用できません。MDBへのエクスポートはMicrosoft ACCESSの有無にかかわらず可能です。

電子地図連携
 
電子地図に住所位置を表示できない(検索できない)。
プロアトラスWをお使いの場合。
お使いの地図に外部からの検索機能が含まれているかどうかご確認ください。出荷時点では、実装されていないものがあるようです。作者が購入したものには未実装で、バージョンアップ版を発売もとのサイトからダウンロードして適用したところ可能になりました。

プロアトラスW以外をお使いの場合。
作者にご連絡ください。その際に必ず、お使いの電子地図の名称とバージョンをお知らせください。

その他
 
バックアップすべきファイルを教えてください。
HDDのクラッシュやシステム移行に備えてバックアップする場合、次のファイルをバックアップしてください。
・住所録等の情報
完成はがきIIで作成した住所録データベースファイルをバックアップします。現在使用中の住所録データベースファイルの場所は、宛先一覧画面の「ツール(T)」-「プロパティ(P)」で表示できます。
・復元
1.新しい環境に完成はがきIIをインストールします。インストール後一度起動して初期化を行います。このとき作成する住所録データベースファイルは後で削除できます。完成はがきIIExの場合、ライセンキーが必要になります。
2.バックアップしておいた住所録データベースファイルを適当なフォルダに復元します。
3.完成はがきIIを起動し「ファイル(F)」-「開く(O)」で復元した住所録データベースファイルを開きます。これで、次回の起動からこの住所録データベースファイルを自動的に開くようになります。最初に作った住所録データベースファイルは不要であれば削除してください。
スクリーンショットの取り方。
ディスプレイに表示されている内容や個々のウィンドウを画像ファイルとして取得する方法を説明します。
ご質問のさいなど、質問したい画面の画像などをお送り頂きますと説明の手間が省けわかりやすくなります。

スクリーンショットをとるための便利なフリーソフトなども公開されていますが、ここでは、Windowsに標準で搭載されている機能を使用する方法です。
まず、画面またはウインドウをクリップボードにコピーし、それを適当な画像処理ソフトに貼り付けます。
   (クリップボードとは、Windowsがもっている記憶域。普通は見えませんが、クリップボードビューワ(WindowsのCD-ROMにあります)などをインストールすると見ることができますし、ファイルとして保存することもできます。しかし、ここで説明する操作では必要ありません。)
1.画面の内容をクリップボードへコピーします。

a.とりたい画面を表示させます。
b.画面全体をとる場合には、「PrintScreen」キーを押します。特定のウインドウをとりたい場合には、そのウインドウをアクティブ(タイトルバーが青くなります)にして、「Alt」+「PrintScreen」キーを押します。
c.見かけ上何の変化もありませんが、すでにクリップボードに画面の内容がコピーされています。
2.画像の貼り付け
画像処理ソフトを起動して、クリップボードにある画面の内容を貼り付けます。ここでは、Widowsに標準で搭載されているペイントブラシを使用します。ほかの画像処理ソフトなどでも同じような手順です。
d.ペイントブラシを起動します(「スタート」ボタン−「アクセサリー」−「ペイント」 OSによって若干異なります)。
e.メニューの「編集」−「貼り付け」を選択します。クリップボードの画像が貼り付けられます。
f.ファイルとして保存します。メニューの「ファイル」−「名前を付けて保存」で適当な名前をつけて保存します。
これで、画面の表示内容をファイルとして取り出すことができました。作者宛に送っていただく場合は、このままメールに添付していただいても結構です。
なお、目的に応じて減色したりファイル形式(たとえばJPEGなど)を変更したりするとするとさらに扱いやすくなります。
住所録データベースのパスワードを教えてください。

申し訳ありませんが、これは非公開とさせていただいております(将来の機能追加と情報保全のため、です)。