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1.11 【3周年】
IconParty開発開始から今日でちょうど3周年。一応めでたいが、3年たってもまだ1.0というバージョンを迎えていないのはちょっとさびしい。
ここしばらくは早く既存の機能をまとめて完成にしたいという気持ちが強かったのだが、節目の3周年を迎えたことで、いつまでたっても「これで完成」なんてことはどうせ言えないのだから気がすむまで機能を追加してずっとベータバージョンのままでもいいかなという気がしてきた。なんというか初心にかえった感じかな。
とりあえず、今後ともよろしく。
もうひとつIconPartyのこと。まだペイントウィンドウの背景色の設定をどこにおくかで悩んでいるのだ。ファイル設定の「新規画像のサイズ」などを別にわけてその中に入れるというのが一番自然だが、タブが1つ増えるのがちょっとうっとうしい。そこで、起動時の処理をファイル設定に移したらどうかなとも思ったが、「ファイル設定」なのかどうかが気になる。あるいはその他の設定にある、別の設定に移せそうなものを移動させてあいた部分に起動時の処理を入れるというのも考えたが、他がすべてチェックボックスなだけにちょっとおさまりが悪い気がする。
そんなことを考えながら初期設定ダイアログをいじっていたら、ファイル設定で作成アプリケーションを選ぶダイアログを開いた時にウィンドウのディアクティベート処理がおかしいことを発見。そこで、ダイアログを表示する前に各コントロールをディアクティベートする処理を挟んでみたところ、なぜかタブパネルが表示されなくなってしまった。
アピアランスに対応している環境でしか使えないDeactivateControl()を使ったのが問題なのかも知れないと思いHiliteControl()に変更してみたが効果なし。ひょっとしたらCDEFのドキュメントに書いてあるかも知れないとFAQを読んでみると、タブパネルを使用不可にする理由が思いつかないので使用不可の場合はなにも表示しない仕様になっているらしい。たしかに以前はそうだったろうけど、アピアランスを使用している環境ではコントロールを表示しているウィンドウがディアクティベートされる時にはコントロールも使用不可になるべきだ。
その仕様は間違っていると説得すれば変更してくれるそうだが、英語でどう説明したらいいのかわからないので自分でソースをいじることにした（汗）。他の使用不可にできるコントロールのソースなどを参考に、なんとかそれらしく表示されるようになってくれた。みかけもだいぶよくなったような気がする。
で、背景色については……いまだ考え中。とりあえず次のバージョンでは、この件と、ブレンドパレットの上部を分割、マスクの管理をリージョンからビットマップへの変更までするつもり。ビットマップ化は変更箇所が多くて結構苦労しそうな感じだけど。
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