あまつぶ

12.30 【Mac Fan 1.15、P57】

 IconPartyの今年最後のバージョンはなんとかリリースできた。準備していた時にいきなりぼかし・点描にメモリリークを発見して焦ったが、原因は簡単なことですぐに修正。バケツツールで描画した時に塗られるはずがない部分まで塗られてしまうという報告を受けていたが、これについては再現できなかった。文字入力でフリーズすることがある問題については対処したつもり。
 今回のバージョンでは、ペイントウィンドウの編集中のレイヤーで使用されている色に印をつける機能を追加してみた。色数を減らしたい時なんかに目安になるのではないかと思う。ついでに使用されている色数を表示する機能をつけようと思ったのだが、うまい表示位置が見つからず対応できなかった。いい場所があれば次のバージョンでつけようと思っているので、「ここがいいのではないか」というご意見などあったら教えてほしい。
 それから細かい機能で、カラーパレットのダブルクリックでその色の部分を選択するというのを追加。なんに使うのかあんまり思いつかないけど……(汗)。

 QT-Q carbonが起動時にエラーの問題は未だ解決せず。いろいろ試してみてはいるのだが一向に解決の気配がない。IconPartyの初期化ルーチンとほぼ同じ形にしてみてもだめで、さっぱり原因がわからず。いじっては再起動……というテスト環境ではさっぱりだめだなぁ。Phutの問題に関しても、X上でデバッガが使えないのは非常に痛い。デバッグ用の情報をダイアログに出してみたりしてがんばってはいるが、Pro6を買うなりしないとすすまないのかなぁ。

 Phutの話が出たところで表題の件。「『Install』メニューを選択するとMacを起動するたびに自動的に立ち上がるように設定することもできる」と書かれているが、これはOS 8.xまたは9.0.xで動かした場合の話で、Xでは「起動項目」というフォルダがないためエラーが起こり、立ち上がるようにはできない。Xでその設定をするためにはコントロールパネルで登録してやる必要がある。アプリケーションから設定できるのかどうかはわからないが、もしできるとしてもこれまでとはまったく違う方法になると思われる。
 自分で自分のソフトの問題点を書くのも変な話だが、carbon版をX上で動かした場合の動作にはいろいろと問題がある。大きな問題は、パッケージ化されたアプリケーションが判別できていないこと。このため、起動しているアプリケーションを管理したり、登録したアプリケーションに書類をドラッグ&ドロップしたりという操作に支障がある。判別方法はわかっているつもりなのだが、未だに対処できていない。他にも、ポップアップメニューのReveal in Finderが使用できないとかごみ箱にドラッグしてもアイテムが消えないといった問題があり、とても常用していただける状態ではないと自分でも思う。前にも書いたと思うが、X正式版までにはなんとかしたい。

 昨日、久々にDiabloでBNにつないでみようと思ったのだが、うまくいかなかった。おそらくルータの設定が間違っているのだろうと思うが、おかしい。電話がきた15日にはつながったのだから設定さえあわせばできるはずなのだが。以前のプロバイダの時に設定してあった内容は消してしまったため、YAMAHAのページを見て挑戦してみたがまったくうまくいかず。
 過去のメモをたよりに設定してみてもだめで、途方にくれている状態。static masquerade以外になにか設定したところってあったっけなぁ……。


December 17, 2000 ↑ December index → January 7, 2001