8.18【iBookと英語版】
iBook購入。DVD-ROMモデルで、メモリは256M増設、ハードディスクはIBMの流体軸受け30G。英語版。
箱から出して持った印象は、「重い」。見た目から受けるイメージとは違ってずっしりと重い。以前持ってみた時にも同じ印象を受けたのだと思うが、改めてそう感じた。
ハードディスクが30Gもあるため、とりあえずパーティションを切ることにする(こんなこと、最近はしないのかな?)。どう切るか迷うところだが、5G、10G、10Gと残り(3Gくらいだったかな)に分割した。ひとつめのボリュームにはOS9.1を、2つめのボリュームにはOS
Xを、3つめのボリュームにはアプリケーションなどを、4つめのボリュームには自分で作ったデータなどを置くようなイメージだ。
9.1のCD-ROM(最初どれかわからなかったが、iBook Software Installと書かれたCD-ROMだった)を入れて、Cを押しながら起動し、パーティションを切ってインストール開始。オプションを見ると、Language
Kitsが選択できるようになっている。日本語の入力ができるのかどうかは知らないが、チェックしてインストールしてみた。
インストールが終わり、再起動すると、キーボードの選択メニューが出てきた。開くと、「ことえり」が存在しているが、なぜかグレーになっていて選択できない。ショートカットでもだめ。CD-ROMの中をチェックしてみると、Language
Kitsをインストールするためのものがあり、だめもとでもう一度インストールしてみた。すると……、今度は選択できるようになった。他に、中ゴシックと細明朝のフォントが入っていたのでついでにインストールと。
日本語は入力できるようになったが、起動した時のデフォルトがU.S.になっているのはちょっと不便だ。どこかで変更できるのかも知れないが、どうやるのだろう。あとは、システムフォントなどを日本語フォントに指定しないとあちこちで文字化けが発生してしまう。Geneva2Osakaをコピーして、設定。目立つ文字化けはだいたい解消できたけど、ちょっと一部変な感じがする。バグかな?(^^;;;
日本語の入力自体は特に問題なくできているのだが、変換中の候補表示がおかしい。左右につぶれてしまっていて、内容が読めないのだ。なにが原因なのかわからないが、これも調べないといけないな。
Software InstallのCD-ROMには、他にAppleWorksが入っていた。Applicationsという方に入っているのかと思ったのだが、Applicationsの方はゲームだけだった。やられた(でも、ゲームも、一応入れておく(笑))。
英語版だけど日本語はふつうに使える……かと思ったら、ワープロでインライン入力ができず、「あああああ」と入力したら3文字目の「あ」が消えておかしくなってしまった。1文字なら問題ないようだが、これでは使い物にならない。ワープロとして使うつもりはあまりないとは言え、困った問題だ。
AppleWorksといえば、6.2へのアップデータが出ているはず。ひょっとしたら上記の問題が解決しているかも知れないし、ダウンロードしてみよう。が、ダウンロードしてインストールを試みると、「US版じゃないからだめ」とはじかれてしまった。あらら……。
AppleWorksのバージョンを表示させてみると、「Z-6.0.4」と書いてある。6.0.4の方は問題なさそうだが、その前の「Z」ってなんだ?? 試しにFinderのバージョンも調べてみると、同じように「Z」の文字。About
This Computerを開くと……、
うーん、ここにも「Z」だ。日本語版だと、「J」ってついていたりするけど、「Z」は初めてみたぞ。どこかの国のことなんだろうか。
アップルメニューのFavoriteの一番上に、「www.apple.co.nz」という見なれないアドレスがあった。おそらく、ニュージーランドのことなんだろう。ん? NZのZ?? いや、でも、ニュージーランド版のAppleWorksなんて考えにくいか。うーん、なぞだ。上記のページに情報がないかなとさがしてみたが、それらしいものはなし。AppleWorksの情報は、apple.comに飛ぶだけで、結局同じことだった。
「Z」について御存じの方、情報待ってます。
右側のパームレスト部分がかなり熱くなっている。ここってハードディスクのある場所なのかな? ふつうに手を置いている状態ではそれほど感じないが、手のひらをつけるとはっきりと「熱い」。裏側も熱くなっているようなので、なにか対策を考えないといけないかな。その前に、置き場所も考えないといけないけど……(現在、iBookの箱の上で作業中(汗))。
液晶は、きれい。ドット抜けがあるかどうかはまだ調べてないけど、これまで使ったところでは、それらしいものは見つけてない。調べるためのユーティリティとかどこかにありそうだし、そのうちさがすことにしよう(ってさがすほどのことなのかどうかわからんけど)。
ACアダプタは、でかい。
キーボードは、まあまあかな。英語版なので、すっきりしていてきれいなのがポイントかな。上の方がちょっと浮いている感じなのが気になるが、打っていてストレスがたまるほどではない。deleteを押そうとして「¥」を押してしまうのと、optionのつもりがctrlを押してしまうのが難しい。左下に「fn」キーが入っているせいでずれているのね……。このoptionって、薬指で押すのかな??
音は、むちゃくちゃ静かだ。ほとんどまったくといっていいほど音がしない。ハードディスクにアクセスする時に、ほんのわずかに音がする以外はほぼ無音状態。CD-ROMを入れるとかなり騒がしいが、通常はかなり静かな環境で作業できそうだ。ネットワーク経由でファイルをコピーしている時など、コピー元のマシン(初代G3)のハードディスクのアクセス音の方が(距離が遠いのにも関わらず)うるさかったし。ま、ほんとうに音がしていないかどうかは、夜、周りの音がしない時間帯になってみないとなんとも言えないけど。
もとのハードディスクは、箱の中。もったいないので、なにか使い道を考えないといけないな。10Gといっても、G3の方は内蔵と外付けをあわせても6Gだし、かなり大きい。外付けにするケースっていくらくらいするのかな。
トラックパッドは、慣れなのだろうけど、なかなか難しい。ボタンは広くて押しやすい印象だが、細かい動きや長距離のドラッグなどは大変だ。あと、雑誌(MacPeopleかな)にも書かれていたが、キーボードを打っている間にふいに触ってしまっていることがあるような気がする。場所をとるのが難点だけど、マウスの導入が必要かなぁ……。
ポート類は、まだEthernetポートしか使ってない。USBもFirewireも、つなぐ機器がないし(汗)。マウスをつなぐとしたら、USBひとつはつなげるけど、他のところにつなぐことができるのはいつになることやら。
スピーカは、ステレオになってよくなったということだったけど、やはりちょっといまいち。でも、これは、外付けをつないで……って話にはならないか。DVDを見るとかいうことなら、AVポートからビデオも含めてテレビにつなぐってことになるんだろうけど。あ、でも、ヘッドホンをつなげばいいのかも(なんか違う)。
次回はたぶんiBookの続き。英語版OSとAppleWorksの問題が解決しているといいな。前回の色化け問題の続報は、また今度。
|