あまつぶ

8.19【Zの謎】

 昨日の続き。「Z」の謎から。
 AppleWorksをResEditで開き、versリソースをチェックしてみると、Country Codeの欄が空白になってしまっている。Hex Editorで開くと、16進数で25(10進数では37)になっている。ヘッダファイルでさがしてみると、Script.hで、「verInternational = 37」というのを発見。さらにその横には、「Z」の文字が。「英語版(その他)」といったニュアンスなんだろうか。ふーむ、そういえば、インストールする時に「International」って選んだような気がする。

 バージョンが違うだけで、中身は英語版ということなら、パッチもあたりそうなものだ。試しに、versリソースを、US版のように変更してみると、これがまたあっさりとインストールできてしまった(汗)。動作についてもまったく問題なし。昨日書いた、日本語の入力がおかしくなる問題も起こらなくなった(インライン入力についてはだめだが)。
 ところで、バージョンアップすると、「AppleWorks.app」というパッケージになったのだが、これがPhutから起動できないという問題を発見。X以降ではパッケージに対応する処理をおこなっていたが、9.1などではなにもしてないのが原因かな。そのうちまたチェックしてみなければ。

 起動時にキーボードスクリプトがU.S.になってしまう件については、ScriptSwitcherというユーティリティでPrimary ScriptをJapaneseにすれば解決。ScriptSwitcherは、AppleのFTPサイト(ftp.apple.com)で、developer/Tool_Chest/Localization_Toolsあたりのディレクトリにある。MacOS 8以降では、ScriptSwitcher8という方を使うようだが、違いについては不明(汗)。
 スクリプトを変更して再起動すると、Appearanceコントロールパネルのフォント設定で日本語フォントが使えるようになった。しかし、なぜか選んだ設定がうまく有効にならず、結局、PRAMのクリアで解決。まだ一部、アプリケーションフォントがおかしいような気がするが、見た目にはほとんど問題がなくなった。候補ウィンドウも、いつからかわからないけど(汗)、ちゃんと表示されるようになったし。

 Xもインストールしてみた。こちらは、最初に「主に日本語を使用する」を選んでおけば日本語版(と呼ぶべきなのかどうかは不明だが)をインストールした時と同じだった。インストールされるのは10.0.3で、ソフトウェアアップデートを起動すると、10.0.4とiTunes 1.1.1、それにInternetExplorerが選択できる。インストールしたパッケージは、たしかどこか(LibraryのReceiptsかな)に残るはずだから、他のマシンにインストールしたものをコピーしてくれば楽にアップデートできるのかも知れない(やってみてないけど)。

 雑誌(これもMacPeopleかな?)に書かれていたように、ファンクションキーのF4とF5で音量を調整できるのだが、iTunesが起動しているとiTunesの音量しか調整できなくなってしまう。うーん……。
 ファンクションキーといえば、F12のイジェクトが気になっていたのだった。5秒くらいとどこかで読んだ気がするが、そのくらいで出てくる時とその倍くらいかかる時とあるような感じだ。また、iTunesが起動している時に押すと、イジェクトされる少し前に、音楽が止まる。変なの。

 キーボードは、なかなか慣れないな。昨日も書いたように、optionの押し間違いがかなり多い。あと、右Shiftを押す時に、returnを押してしまうことがあるようだ。括弧閉じを間違えたりすると、JISキーボードに毒されているようでなんかちょっと悔しい(笑)。

 とりあえず、今日はこんなところ。iBookと英語版ネタはだいたい出尽くしたと思うので、次回からふつう(なにがふつうなのかよくわからんけど)に戻る予定。

August 18, 2001 ↑ August index → August 21, 2001