あまつぶ

8.22【ついに左下を占拠】

 昨日書いたキーボード関係のリソースを変更する話だが、どうもKCAPの変更はうまくいっていなかったようだ。ResEditでKCHRのエディタを呼び出した状態でキー配列のID=202を指定してfnキーを押すと、fnのある位置ではなくてctrlの位置が反応してしまう。機能的には完全に入れ替わってくれたのだが、表示がなぜかおかしい。
 変更に失敗したのか、あるいはROMを無視するというROv#リソースの設定がMac OS ROMにあるリソースには影響しないということなのかわからないが、とにかくうまくいっていない。
 原文(Inside MacintoshのText、Keyboard Resources)をあたってみると、KCAPはKey Capsというデスクアクセサリ(なんとなつかしい名前だ)でキーの配列を表示するためのもののようだ。なるほど、昨日の解釈はだいたいあたっていたのかな。キーコード(virtual key code)を物理的なキー配置(physical layout)に変換するためのものらしいので、そうすると、昨日おこなった変更は正しかったように思える。そうすると、Mac OS ROMのリソースが有効になっているのか?
 いや、待て。Mac OS ROMには、KMAPのID=0もある(このIDは、「ほとんどのキーボード(most current keyboards)では0らしい)。こちらは、(ちゃんと変更が反映されていることを考えれば)置き換わっている。とすると、ROv#リソースの設定がおかしいのか、あるいはKCAPの入れ替えはROv#リソースで行えないかのどちらかだ。
 とはいえ、入れ替わっていなくても実害はないので、しばらくはこのままにしておくつもり。Mac OS ROMを変更してしまえば解決するような気もするので、気が向いたらやってみることにしようかな。

 さて、今日はキートップを物理的に入れ替えてみる。昨日書いたように、はずしかたを解説したようなページがないかさがしてみたのだが、見つけられなかった。iBook、キートップというキーワードで検索したのだが、失敗だったか。
 と、fnをいじっていたら、それほど力を入れたわけではないのにぽろっととれてしまった。いきなりのことだったので、かなりあせった(笑)。一瞬、検索していた時に読んだ、キートップの支えが折れてしまったという話が頭をよぎったのだが、さいわい、折れたわけではなくてふつうにはずれただけだった。
 ctrlキーもなんということはなくはずれたのだが、optionキーをはずすのに苦労した。どうも、下側をひっかけて上をぱちっと止めるような形になっているようなので、上側から力をかけるといいみたい。はめるのも時間がかかったけど、位置をあわせてキーの真上から押してやると、ぱちっと音がしてきれいにはまった。fnは、もともとoptionキーがついていたところにとりあえずはめておいた。
 入れ替えが終わり、改めてキーボードを眺めてみると、ctrlとoptionはすっきりおさまった印象があるのに対し、fnが今までよりもさらに浮いた感じになってしまった。刻印がグレーなのが原因なのだろうか……。昨日、enterを左に持ってくるということを書いたが、enterは、右側に文字が書かれているので左側に持ってくると変かも知れない。なかなか悩ましい問題だ……。いずれにしても、キーの入れ替えはあまりしたくない作業なので、またの機会に。

 今日の最後は、iBook Software InstallのCD-ROMでMac OS Installをダブルクリックした時に出てくるダイアログ。

iBook_install.png (10 k)

イギリス(United Kingdom)、オーストラリア(Australia)と、その他(All Other Countries)が選択できる。おそらく、イギリスを選ぶと「B(verBritain)」に、オーストラリアを選ぶと「X(verAustralia)になるんだろう。んー、ってことはやっぱり、US版はなさそうな感じ。

 もう一つ。さっきCD-ROMを入れる時に思ったのだけど、やはりF12でのイジェクトは時間がかかっていらいらする。なにか簡単な方法はないのかな? iTunesを起動してイジェクトボタンを押すという手もあるけど、いちいち立ち上げるのは面倒だ。アプリケーションを立ち上げるとイジェクトするとか、そういう単機能なものはないのかな。あるいは、コントロールバーからでもいいけど。
 あー、さらにもう一つ。ネットワークを経由してマシンをシャットダウンできないかな。さっきファイルをコピーするのにデスクトップを立ち上げたのだけど、電源を落としにいくのがめんどくさくて(笑)。

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