あまつぶ

5.19【ネイティブ化への道:メール編】

 予定通り、メーラー移行の話。
 POSTINOのMacOS Xへの対応が未だに不明のため、とりあえず暫定的対応として、Mailへの移行に挑戦。ひょっとしたら前にも少し書いたかもしれないけど、Eudoraへの取り込みまではうまくいくのだけど、そこからMailにインポートすると、一部のメールのタイトルや本文が文字化けしてしまうという問題が起こる。
 この原因についていろいろ調べてみたところ、メールのヘッダの違いによって文字化けが起こることを発見。ということで、この、ヘッダ部分を変更してやれば文字化けさせずに取り込むことができるかもしれない。具体的には、「Content-Type:」が「multipart/mixed」とか「multipart/alternative」とかになっているメール(要は、添付ファイル付きのメール)が文字化けしている。また、そもそもContent-Typeヘッダがないもの、「Content-Type: text/plain; charset=shift_jis」になっているメールなんかも同様に化ける(っていうか、そんな指定をちゃんとしていないメール自体がおかしいっていう気もするし、おいおい、shift-jisで送るなよっていう気もするが……)。
 まずは、Content-Typeがあるメールについて、「Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP」に変更してみる。ヘッダの後ろはいろんなパターンがあるので、正規表現を使って置換するのが楽そうな感じ。まずは、MacOS XのTerminalでsedコマンドを使って変換に挑戦。と、その前に、変換ツールなどを使って、Eudora形式に変換、Eudoraで一度読み込んでおく、こと(ファイルタイプがTEXT、クリエータがCSOmのファイルでないとMailに取り込めないみたい)。

 Terminalでは日本語名のファイルやフォルダをうまく扱えないみたいなので、フォルダやファイルを日本語名にしておく。ファイルを置く場所は、ユーザのホームフォルダあたりにしておくと参照が楽かも。さて、sedで置き換えをする前に、改行コードをCRからLFに変換しておく必要がある。それには、trというコマンドを使う(あ、コマンドの使い方とかは細かくかかないので、manで調べるか、解説したようなサイトを参照してください(汗))。
 trは、文字の置き換えを行う。「tr '\r' '\n' < 入力ファイル > 出力ファイル」という感じで、CR(\r)がLF(\n)に置き換えられる。それから、いよいよヘッダの置き換え。行頭の「Content-Type:」以下を置換すればいいから、「sed 's/^[Cc]ontent-[Tt]ype:.*/Content-Type: text\/plain; charset=ISO-2022-JP/ < 入力ファイル > 出力ファイル」って感じか。「s/a/b/」で、「a」を「b」に置き換えになるらしい。で、あとは正規表現の話なんだけど、簡単には(詳しくないので簡単にしか説明できない)、「^」は行のはじめからの一致、「[Cc]」はCかcに一致、「.」は任意の文字に一致、「*」は直前の文字の0文字以上の連なりに一致、と。要は、「Content-Type」で始まる(CとTは大文字小文字区別しない)行に一致する、というだけのこと。最後に、改行コードを元に戻すと、終わり。
 行の置き換えをするだけのことだから、わざわざコマンドでしなくても、正規表現が使えて改行コードの変換もできるテキストエディタを使えばもっと簡単かも(汗)。

 さて、これで一応それなりに変換はできるが、いろいろと不備もある。上に書いたように、そもそもContent-Typeが存在しない場合に対応できないし、Content-Typeが複数行に渡っている場合にはごみが残ってしまう。また、めったにないとは思うが、本文に「Content-Type」が存在すると、それも置き換えてしまう(苦笑)。ということで、これも汚い対応だが、「Subject」行の前に「Content-Type」を追加することで対処。もともとある場合は2重になってしまうが、細かいことは気にしないのだ(笑)。
 そうだ。送信済みのメールについては、すべて「Content-Type」が存在しなかった。ここは、機械的に追加して、対応と。また、これらの対応をしても化けるメールが一部あったりするが、それらはきっと今後のMailのアップデート(10.2か、近く出るといううわさの10.1.5か)で解決するのではないかということで、これも気にしないことにする。
 それから、もう一点。これらの変更をしてからMailに取り込んだとき、取り込みはうまくいくけどメールボックスの内容を表示すると添付ファイルの数を更新……の処理が終わったあとにMailが異常終了してしまう場合があるようだ。あまりいろいろなケースを試したわけではないので再現性については不明だが、まあ、変更せずに取り込んだ場合でもだめなこともあるので、バグとみなしてこれについてもあまり気にしないことにした(ええんか)。

 肝心のMail自体の使い心地だが、まだ判断できるほど使い込んでなかったり。一応、複数のアカウントに対応しているし、メールのフィルタも使えるから、私の用途には十分な感じ。大量のメールが入ったフォルダを開くのに時間がかかるのと、上にかいたように異常終了するのが気になるけど。まあ、これからしばらく使ってみる予定なので、その具合をみて判断することにしよう。

トンネル さて。今回もまた写真を載せてみる。連休中に撮ったもの。640×480、FINEモードで撮った(当然カメラはDiMAGE X)ものを、QT-Qにて30%に縮小、JPEGで画質90%で保存。縮小しているので細部とか全然わからんと思うけど、気にしない。なんとなくトンネルを出るときの写真を撮ってみたら面白い絵になったので調子に乗って何枚か撮ってた。右は、その中の記念すべき1枚目。まあまあぶれずに撮れているつもり。ピントはどこにもあってないけど(汗)。
 安くて小さくて軽い三脚がないかなと少し探してみたところ、audio-technicaATV-468SVというのを見つけた。あまり高くならないけど、コンパクトで軽い(120g)のが魅力。ELECOMのDGT-002Vってのもちょっと気になるけど、うーん。とりあえず、来週にでも物色してこようかな……。
 あとは、ケース。丑やというところのここに出ているDiMAGE X用の革ケースが妙に気になったり。京都に店鋪があるそうなので、今度いったときに寄ってみようかな、と。
 カメラとは関係ないけど、欲しいものつながりで……、ヘッドホンが欲しい。しばらく愛用していたイヤホンがお亡くなりになってしまったので(おそらく机の引き出しに挟んだのが原因で、接触不良か断線により、音が途切れる……)代わりがほしいのだ。とりあえず、これとかこれとかをチェック。ま、たぶん、店に行ったときにあった中で適当に選ぶんだろうと思うけど(笑)。

 長くなってきた……。本当は昨日と今日で2回更新するつもりだったのだからしかたないか。

 最後は、DVDの話。iBookで、初めてDVDを見てみた。
 タイトルは、ハリー・ポッターと賢者の石。発売日の1か月前に予約して、ちゃんと発売日に届いた。まあ、帰ったのがおそくて、見始めたのは22時か23時、、終わったときには次の日になってたけど(笑)。
 内容についてのコメントは置いといて、とりあえずDVD自体などの感想から。まず、はっとしたのは、AVケーブルでテレビとつなぐと、iBookの画面がそのままテレビにも出ること。当然といえば当然なのだが、今まで気がついていなかった。パソコンからテレビに出力って、そういうポートがついているとか、変換器がないとだめだと思い込んでたから(いや、パソコン初期の頃は、テレビに出力が普通だったというのは置いといて……)。
 DVD Playerを起動すればすぐに再生できる(9.xでも試してみようと思ったのだが、MacsBugが入っていると起動できないらしく、とりあえずは断念)。再生中は、iBookのモニタには映像が表示されず(メニューとコントローラは出る)、テレビには映像も含め、全て表示される(メニューも(苦笑))。どうせなら、テレビには映像だけ表示、コントローラーとかメニューはiBookのみに表示にならんのだろうか(雑誌でもそんなコメントを見たような……)。
 字幕とか音声とかはリモコンで切り替え(ボタンのアイコンが直感的じゃない……)。音声、字幕とも英語、日本語が切り替えできるのはいい感じ(個人的には英語がうれしい)。メニューの選択などはキーボード、マウスでできるみたいだけど、普通のDVDプレーヤではどうやんのかな(我ながらくだらない感想……)。
 で、本編は飛ばして、おまけは、未公開映像がうれしい。原作にはあるけど、本編ではとばされたシーンとかがいくつか。どっかのサイトで見れる、未公開映像と同じものもたぶん入ってたはず。
 それはそれで、でかいテレビが欲しくなった……なんていうのは、きっと気のせいだな(笑)。

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