あまつぶ

1.1 【Mac OS Xで韓国語】

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 さて、いつものように、1年前なにをことを書いていたかチェックしてみると……、IconPartyのバージョンが1.20b11と書いてある。今は、Classic版が1.20b13、Carbon版が1.20b14だから、1年でbの後ろが2あるいは3変わっただけ(汗)。Mach-O版のリリースという比較的大きな変更はあったものの、内容的にはほとんど変わっていない。機能的にはほぼ完成しているので、今年はなんとか正式バージョンとしてリリースしたいと思う。他のソフトも然りだけど。

 他には、Mac OS Xのことを書いているな。「不満が多い」と書いているけど、いつの間にかすっかりXに移行してしまった。まだ、ResEditなどClassicを必要とする部分もあるけど、これも解決に向かっていると思う(ResEditの置き換えアプリとしては、MacResourceDogというようなツールも出てきているようだ。日本語のリソース名は文字化けしてしまうようだが、REALbasicのソースが公開されているようなのでいろいろいじることもできそうだ)。

 ふと、韓国語を勉強しようかななどと思い立ち、Mac OS X(10.2)での韓国語の対応状況を調べてみた話。
 Mac OS Xは最初からたくさんの言語に対応しているけど、韓国語(ハングル文字)の表示や入力は簡単にできるんだろうか。表示はフォントさえはいっていれば問題なくできそうだけど、入力はなにか追加インストールが必要だったりするんだろうか。
 まず、表示。表示は、最初からAppleGothic、AppleMyungjoというフォントがはいっていて、これらを使えば普通に表示できた。ブラウザ(iCab)でも、韓国語のフォントをこれらに設定しておけば何の問題もない。さすがMac OS X。
 入力は……、環境設定の「言語環境」で、入力メニュータブの「ハングル」のところにチェックを入れておけば、入力メニューで選択可能になる。例えばTextEditを起動して、適当に入力してみれば、あっさりと入力できる。鉛筆メニューの内容がハングルだとまだ意味が解らないので、一番下の「Show in English」を選んで英語表記にしておくといいかも。
 入力には、キー配列を覚える必要があるというのは日本語と同じ。キー配列にはいくつか種類があるみたいなので好みのものを選ぶとよさそう。最初は、左側に子音、右側に母音が並んだ「2-Set Korean」というのが選ばれている。私は、発音に近いアルファベットで入力することができる「HNC Romaja」というのを選んだ。どのモードにしても、下の方にある「Show Keyboard Mapping」を選ぶとキー配列が表示されるから、なれるまではこれを表示しておくのがよさそうだ。
 ちなみに、フォントについては、Mac OS XのインストールCD-ROMから追加インストールすることが可能だ。追加インストールされたものはフォント名が「#」で始まっているようなので参考に。毛筆っぽいものや手書きっぽいものが選べるようになる。
 デフォルトのインストールだけでここまでできてしまうMac OS Xは偉い。

 韓国語の勉強については、The World of Languagesの「ハングルを学ぼう」と「韓国語の世界」を参考にさせてもらっている。読み方はなんとなくわかってきた感じがするので、言葉を徐々に覚えていきたいなと思う。
 「ハングルを学ぼう」の方は、Mac(HyperCard)とWindowsのどちらにも対応している学習用のソフト。2以降は本体はフリーで音声ファイルはシェアウェア(500円)になっている。2.1の基礎単語編しか試してみていないけど、発音が聴けるのは大きい。だいたい覚えられたら3.0に挑戦してみようかな。
 「韓国語の世界」の方は、テキストベースでの解説。発音の基礎はここで勉強させてもらった。昔々に読んだ本よりわかりやすかったし、こんなテキストが無料で読めるなんて、いい時代になったものだなぁ。
 ということで、今年の抱負は、韓国語が「なんとなく」読めるレベルになれたらいいな、と。

 次回はたぶんiアプリの話。ちなみに、初めて作ったiアプリは、i-mode版iアプリ?に置いている。当然ながらMac OS Xで開発。

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