あまつぶ

5.3 【Geko 201】

 4月は更新できず。時間がなかったかというとそうでもないような気もするけど、休みには結構出かけていたからかな。あるいは、あんまりネタがなかった(あってもここに書くまでまとまらなかった)というのも一部。

 eTrex Camo(以下、eTrex)を買ったのが2月(ここに書いたのは3.8だが)だというのに、3か月足らずで2台目(Geko 201(以下、Geko))を購入してしまった(右下の写真の左)。機能的にはほとんど不満はなかったのだが(立ち止まると方向がわからなくなってしまうので、電子コンパスはほしいなと思ったが)、10,000ポイントまでのトラックログが記録できることと価格の魅力に負けてしまった。大きさや、付属のゲームがどうにも気になったというのもあるが。
 前回と同じくいいよねっとさんで購入。Gekoは送料無料とのことで、17,900円なり。ケーブルはeTrexと同じものが利用できるようなので、流用する。オプションのハンドルなどに取り付けられるマウントをどうしようかと少し迷ったが、まずは本体だけを購入。

Geko 201(左)とeTrex Camo(右) 取り出した第一印象は、やはり、小さい。写真ではあまり大きさの違いがわからないかもしれないけど、手で持ったり(手に握った感じがとてもしっくりくる)胸ポケットに入れてみたりするととても小さく感じる。これなら、携帯電話と一緒に胸ポケットに入れておいてもそれほど苦にならないかもしれない(肩が凝るかもしれないが)。液晶が小さくてみにくいかなと少し心配したが、実際に動かしてみると、eTrexと比べてそれほど違うという印象はない。
 eTrexにはストラップが付属していたが、Geko 201にはなし。本体裏側にねじ穴があるので(最初、ケースにねじ止めされていた)、これを使えば何かつけられそうかな。電池は、eTrexは単三電池2本なのに対して、Gekoは単四電池2本。どのくらい持ちが違うか気になるところだけど(マニュアルにはアルカリ電池で12時間、とある)、単四なら予備をいくつか持っておいてもそれほど邪魔にはならないかも。しかし、電池のカバーが固すぎ。個体差もあるのかもしれないけど、つめでは到底はずせない。マニュアルにはコインを入れてひねる……と書いてあったけど、それで本当にあけられるのだろうか。うちでは結局マイナスドライバであけたけど、電池交換に毎回ドライバが必要ではちょっと困るなぁ。

 GPSとしての性能はeTrexと変わらない。若干測位までが早いように感じたけど、たぶん気のせいだろう。操作もボタンの配置が違う以外は基本的にeTrexと同じ。eTrexではボタンが左右に配置されているが、Gekoでは前面。左手で持って片手で操作しようとすると、ページ切り替えボタンに指がきた時に液晶画面が隠れてしまう(それほど支障はないけど)。eTrexでよく間違えた、下ボタンとOKボタンがはっきりわかるのはいいかもしれない。
 画面構成もほとんど同じだけど、eTrexにはなかったトリップコンピュータという画面がある。高さ、方角、位置(経度/緯度)、速度などいくつかの数値が4つまで一覧できる画面。eTrexでは一度に見たくても見れなかったので、これは重宝しそうだ。
 ゲームは、かなり広いスペースが必要そう(笑)。マニュアルにもアメリカンフットボールのフィールドくらいの広さが必要って書いてあるし。最低60フィート×90フィート(18メートル×27メートルくらい)あれば大丈夫みたいだけど。迷路は結構気になるのでそのうちやってみよう。

 パソコンとの接続はeTrexと同じケーブル……なんだけど、コネクタの先についている出っ張り(eTrexではここが本体と引っかかって抜けにくくなっている)があると奥までささらない。仕方ないので先を半分くらい削ってどちらでも通信できる状態に。全部削ってしまった方がいいかもしれないけど、そこまで思い切れなかったので(汗)。
熊野古道(始神峠)を歩いたログ 相変わらずMac OS Xでの接続はうまくいっていない(9.xでは成功)ので、データ管理はカシミール3D。GPSを使った解説本の地図についていた地図と重ねあわせて使っている。普段は5万分の1を使い、旅行などで経路をざっとプロットするときは20万分の1を使う感じかな。
 左の画像は、前に熊野古道の始神峠(はじかみとうげ)を歩いた時のログ(茶色の線)。見ながら歩いていたときはそれほど受信状態が悪くなかったと思うのだけど、ところどころログが切れてしまっていた。熊野古道については、ここらへんが詳しい。現地までの行き方やルート、動画まであったりするので、気になる方はどうぞ。始神峠の場所は、ここらへん(利用規約のページが出てきたら「同意する」をクリック)。

 次回は、Googleかも。

March 9, 2003 ↑ 2003 index → May 15, 2003