あまつぶ

7.7

 予定、大幅に変更。しかもしばらくはこれまでとは全然違う話になりそう。あるいは書くことが増えたら別にコーナーを設けてもいいかなとちょっと思ったりもする。

 なにを思ったか、突然MkLinuxのインストールに挑戦(なにも知らない状態からだから、挑戦に等しいよね(笑))。最初DOS/Vの方にLinuxを入れてみようかと思ったんだけどMacに入れてみた方がわかりやすかろうということで(根拠なし(笑))MkLinuxを選択。が、まず、なにからしたらいいのかわからん…。Yahoo!で検索してみていくつかのページを回り、DR2.1というのがフルバージョンとしてリリースされている最新のものでこれをダウンロードすればいいらしいことがわかった。さっそくダウンロード…で、でかい(笑)。1つのファイルにまとまっているもので90Mくらいだったかな? まあしばらく放っておけば終わるはず…と思ったが、半分くらいのところでNavigatorが落ちて、、、。しかたないので分割ファイルをダウンロードすることにして、ダウンロードの間にいろいろなページを見て情報を収集。ダウンロードしたそのままではG3で動かないという情報を発見。どうもアップデータがしょっちゅう出ているらしく、それもダウンロードしてやらないと動かないみたい。しかし、、無茶苦茶たくさん出ているからなにをダウンロードしたらいいのかもわからん。そこで、DR2.1のダウンロード途中で、pre-DR3ってのをダウンロードすることにしてみた。こっちのほうが設定が楽らしいからそれに頼ってみよう。それに、こっちはファイルがアップデータが出たときに内容が入れ替わっているみたいで、ダウンロードしてインストールすれば最新バージョンになってくれるらしいし。(ってのはあとからわかったんだけど(笑))
 ダウンロードしながら情報をチェックして、とりあえず外付に入っていたデータを内蔵に移して、外付をフォーマット。UNIX用のパーティションを用意してやらないといけないらしいから。最初、Drive7で切ろうとしたんだけどUNIXのパーティションに関する機能がちょっと弱いので、Mac用に切っておいてpdiskというユーティリティで切り直す(?)方法をやってみた。webを見て紙にメモして、それをみながら設定。コマンドラインはわかりづらいけどやることは簡単で、パーティションわけは無事成功。
 ダウンロードはかなり時間がかかった。容量がどのくらいあったのか知らないが、寝て起きてもまだ終わってなかったからかなりのもんだと思う。しかし問題はここから。無事インストールできるんだろうか…。インストールに関することもいろいろ調べてあるからなんとかなるだろうと思いつつ、機能拡張、コントロールパネルに必要なファイルを入れて、ドライブの設定をして、さあ、再起動。
 再起動したら、OSを選ぶダイアログが出てきた。これでMkLinuxを選べばインストールが始まるはず。が、押してみたところで止まってしまった。あれー? しばらく待ってみたが動く気配がなく、しかたなくリセットして再びMacOSで起動。そういえば、ファイルをダウンロードするときにバイナリデータでダウンロードしないとだめとどこかに書いてあった。途中からバイナリデータに変えてダウンロードしたつもりだったが、機能拡張フォルダに入れたMach KernelのアイコンはSimpleTextのテキストファイルになっている。これがまずいのかもしれない。もう一度そのあたりのファイルをダウンロードし直し、再び再起動。
 やはり原因はそれだったらしく、今度はちゃんと起動してくれた。が、mach_serversフォルダをインストールしたドライブの設定が間違っているのか、コンフィグレーションファイルが見つからないといわれてしまった。ドライブはSCSIのID2で、パーティションは4番目だから「sdc4」でいいんじゃないのかな…。たしかpdiskで設定したときに「sdc」で指定したはず。いろいろ他にもチェックしてみたが何もおかしいところはなくて、もう一度pre-DR3についていたpdiskを起動してチェックしてみたら、ドライブの指定方法が変わって、「scsi0.2」というふうに指定するようになっていた。こういう設定にするんだろうかと思いつつ、READMEを見るかぎりそんなことは書いていない。しばらく再起動とチェックをくり返し、ふとpdiskでドライブの表示を見ると、「scsi0.2」と書いた横に「sda」と書いてあるのを発見。あれ? a?? だめでもともとと、「sdc4」を「sda4」に変えてもう一度再起動。
 と、なんとインストールが始まった。おおおお! と思ったら画面がクラッシュして止まってしまった。あれれ…。そういえばディスプレイの表示色を256色か1677万色にした方がいいとどこかに書いてあったな。あとドライブの設定を変えたときにメモリの設定を入れるのを忘れた。リセットして、再び設定し、もう一度…。
 今度はちゃんとインストールが始まってくれた。ドライブの件に関してはどうも、最初に見つかったドライブから順にa,b,c...と名前がついていくらしい。よくREADMEを読めばそう書いてあったのかな…。インストールが始まったはいいが、いきなり最初の質問(だったと思う)からどうしたらいいのかわからない。キーボードの種類を聞かれても…。わからないながらも適当に見てみると、japan106ってのが日本語っぽいくらいであとはなんだかよくわからないものばかり。たぶん106は違うだろうと思い、まあ主な配列はUSと同じだろうからと、デフォルトのUSを選択(あとで本を立ち読みしたところによると、この選択で正しかったようだ)。あとはインストール先のパーティションの指定など、いまいちわからんけどwebで見たのを思い出しながら順番に設定。途中、カーソルキーで移動できなくなって「フリーズか?」と思ったりしたけど、tabを押したらちゃんと移動できた。って、よく見たら下に書いてあるって(笑)。
 インストールするものの設定は、あまり最初からいろいろ選ぶとうまくいかない場合があるとどこかで見たのでデフォルトのままインストール。デフォルトでもX-Windowとかは入るみたいだし、あとから必要なものが出てきたら入れたらいいだろうし(って入れ方わからんけど…)。このあとどういう順番だったか忘れたけど、root(一番偉いひとであらゆることができるらしい(笑))のパスワードを設定したりタイムゾーンの設定をしたりしたくらいか。このあたりの細かいことを書いてあるところは見当たらなかったけど、まあ適当にやったら設定できたみたいだからよしとしよう。
 設定が最後までいったら、lilo.confを書き換えてくださいねといった旨のダイアログがあらわれ、そのまま再起動。が、なにを勘違いしたか設定し直さなくていいと思い込み、MkLinuxで起動してしまった。するとまたインストールが…。ああ、そうか、インストーラじゃなくてちゃんとOSが起動するように設定をいじってやらないといけなかったわけか。インストールの途中でリセットしていいのかどうかわからないが、動かなくなってしまってももう一度インストールしたらいいだけだし迷わずリセット(笑)。
 コントロールパネルフォルダにあるMkLinuxを開いて設定を変更。ブートデバイスをrootに設定したパーティション(sda5)に変更。そして、再起動。これでちゃんといけていればMkLinuxが立ち上がるはずだ。
 なにやらよくわからない文字列がたくさん表示されたあと、「login」という文字が…。おお。ちゃんと起動してくれた!! とりあえず「root」と入れ、設定しておいたパスワードを入れてログイン。が、、そのあとはどうしたらいいんだろう。インストールの説明はいろいろチェックしたが、このあとどうしたらいいのかさっぱりわからない。とりあえずコマンドからしてほとんどわからない。説明ででてきていたものは多少メモしてあるけど、うーん…。カレントディレクトリにあるファイルの一覧すらどうやって出すのかわからないぞ…^^;
 MS-DOSのコマンドで「dir」って打ってみたけど反応なし(笑)。そういえばかなり前にちょっとUNIXを触ったとき、「cd」は同じだったけどなんか違うコマンドだったよな…。と、しばらくして「ls」だったと思い出した。「ls」……。あれ? なにもないよ…(笑)。(あとで本を読んでわかったのは、このディレクトリにはなにもないらしい。不可視ファイルはあるけど)
 とりあえずコマンドはまたおいおい見ていくとして、まずはX-Windowでも立ち上げてみよう。「startx」あるいは「X11」とやると立ち上がるらしい。root以外のユーザが使えるように設定するのは多少面倒らしいが、今はrootだからまあかまわんでしょ。「startx」と打ち込んでみると、ハードディスクにかりかりアクセスし、画面が変わってウィンドウシステムがあらわれた。最初「ディレクトリを作ったよ」ってダイアログが出て、おお、、なんとあっさり起動したものだ…。しかしこの状態でなにができるのだろう…。メニューをいじっていると「Game」ってのを見つけ、マインスイーパでしばし遊ぶ(笑)。
 見ていると、オーディオCD再生やらMIDI再生やらいろいろある。CDのソフトを立ち上げてみたが、CD-ROMドライブがみつからないらしい。設定がちゃんとできていないのかな? MIDIは、、MIDIファイルがないから断念(笑)。(X-Window上でMacOSのドライブをマウントできればいけるんだろうけどまだできてないからわかんない。terminalを開いてmountコマンドでマウントして…って手順なのかな? ま、またあとでやってみよう)
 ほかにも画面の設定やらサウンドの設定やら。設定は一通りチェックするだけにして(サウンドはちょっと気になったからいじってみたんだけどなにも音がなってくれなかった。そういえばどこかで音がならないとか書いてあったような気がするが、どうなのかな)とりあえずX-Windowを終了。コマンドやらなにやらをチェックしにいくのに、MkLinuxを落とす。どこかのページで「shutdown -h now」って打つと負われると書いてあったので、「-h」の意味も深く考えず、実行。またいろいろ文字があらわれて、、、ブーン…。。あれ? 電源が落ちた。そう、「-h」はMac自体の電源が切れるのね…。「-r」だと再起動になるらしい。

 まだまだ今日だけでも続くんだけど長くなったのでこのへんで。次回はHFSボリュームのマウントと日本語環境のインストールかな。日本語についてはまだ「できた!」って感じじゃないのでなんとも言えないけど(笑)。
 そのうちネットワーク環境を整備できたらmuleでhtmlを書いてMkLinuxからアップするとかいうのもできるかもしれないな。ICQもちゃんと動いたという報告もあることだし楽しみだ。まあまずは日本語環境からかなと思いつつ、デフォルトで立ち上がるWindow環境は日本語に対応していないらしいからそのあたりの設定をどうやって変えたらいいのかから調べないといけないのかな? メーリングリストにも入ったことだし、どうしてもわからなければ聞くこともできるからなんとかなるかなー。

 OS8のインストーラとかの話はMkLinuxがひと段落ついたら、かな。ああ、あと、珍しくMLMが送られてきたからそれに関連したことを書こうかと思ったけどそれも先延ばしかな。メーリングリストにしか使っていないアドレスに送られてきたからメーリングリストの参加者からという可能性が高いかなと最初思ったけど、考えたらgeocitiesのアドレスだから他の可能性もいくらでも考えられるか。
 そうそう、Revenge of Monstersはクリアしたっす。ちょっと敵が強かったのでずる(?)してレベルをあげて45くらいでいってみたら意外と楽だった。最後の城でレベル47になってて、クリアは48になる直前だったかな。前回、感想を書くとか書いてたけどやっぱりやめ。
 GoldenLogresは、やってない…。ダウンロードしているあいだ暇だった時間もあったんだけど、、ダウンロード中にゲームしたらダウンロードが止まってしまうし。ま、またそのうちかな。


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