5.25 【システムエラーとさっどまっく】 予定通りQT-Qの話。例によっていきなりバグ発見(苦笑)。PPC環境で「書き出し...」を実行したときPNGなどQT4でサポートされた画像形式での書き出しがうまく行えない。68kバージョンでは正常に動作したのでおそらく大丈夫だろうと思っていたのだが、甘かったようだ。 トレースしてみると、書き出しダイアログの返り値が1とか5とかになっていてやはり正常に動作していないようだ。ひょっとしたらリンクしたライブラリのバージョンが古いのかなと思ったが4.0b21だったからおそらく問題はないはず。もっと新しいバージョンに変更すれば動くのかもしれないが、QT3に付属していたPictureViewerで書き出しが正常に行えることを考えるとそもそもなにかがおかしいのかもしれない。 おかしいのはわかったが、原因がわからないのでしばらくは保留。選択範囲の移動機能、書き出しのスクリプト対応などをサポートしながらいろいろ試してみることにしよう。QT3のライブラリでリンクし直したらあっさりうまくいったりしないかなと淡い期待を抱いていたりするがはたして。 クラリスワークスのことについて少し。掲示板にも書いたのだけど、ファイルタイプCGRJ、クリエータコードCWKJのファイルを開くことができなくて。クラリスワークスのファイルらしいのだけどうちの2.0では読み込めない。Appleのページからコンバータをダウンロードしてみたけどそれでは変換できない。ん〜、なぜ……。 Geneva2Osakaの動作チェックのために4.0の評価版をダウンロードしてあったのだけど必要なくなったからもう消してしまったし、もう一度ダウンロードしてくるには27Mは大きすぎる。なにかの雑誌の付属CD-ROMに集録されていたことがあったような気がするけど最近はあまりなさそうだしなぁ。うむむ。とりあえずはPICTに変換して送り直してもらうように頼んでみて、それが無理ならだれかに変換してもらうしかないのかな(苦笑)。 昨日書いたことの訂正。DragStripはシェアウェアだった。$20。ドキュメントにははっきり書いていないのだけどOrder Formを見ると$20.00と書かれていた。また、Webをチェックしてみたら3.7.1というのが最新バージョンで、デモ版がダウンロードできると書かれていた。ふむむ。 雑誌に書かれていたこととはいえ、ちゃんと確認せずいい加減なことを書いてしまい、申し訳ない。反省(^^;; 影山さん、ご指摘ありがとうございます。 シェアウェアだということになると、登録するか別なものを探すかということになるけどどのくらいの期間試用することができるのかな。ある日突然動かなくなったりすると困るんだけどそのときはMalphに戻してしのげばいいんだろうか。代わりのものっていってもフリーウェアではなかなかないだろうしなぁ。 順番の並び替えとか考えなければリストマネージャでアイコンを並べてドラッグ&ドロップに対応すればそれなりに動きそうだから誰か作ってくれないかしら。骨組みだけ作ってソースごと公開してくれるとベストかも(自分でやれっていわれそうだが(笑))。 と、また忘れるところだった。タイトルの件。 PowerBookの方でなにかのファイルのファイル名をクリックしてもう一度別のところでクリックしたら突然システムエラーが起こった。予想もしていなかったので妙に驚いてしまった。不安定になるようなものがなにも入っていない環境でもこんなことが起こることがあるんだなぁと実感。 G3の方では、サッドマックらしき音を聞いた。ガラスが割れるような音。QT-Qの動作テストをしていた時にフリーズしてリセットが効かず、しかたなく電源を落として起動しなおそうとしたらガシャーンと。画面は真っ黒だったのでなんだかよくわからなかったけどどうなのかしら。もう一度再起動したらFinderが起動したところでまたフリーズして、さらにもう一度やってみたら今度は正常に起動。一体なんだったんだろう……。 あ、そだ。状況が一応理解できたような気がするのでチェーンメールのことを少し。ひょっとしたら同じようなメールを受け取ったという方がいるかも知れないけど、某テレビ番組の企画で電子メールがどのくらい広がるかの実験というようなもの。うちには29Kというサイズのものが届き、内容はすごい数の転送遍歴。 電子メールのマナーも知らないテレビ局の人がなんとなく始めた企画なのかも知れないと最初は思ったけど、明らかに不振な点がいくつかある。 まず第一に、もし本当にそういう企画でメールを送っているとして、どうやってどこまで広がったかを知ることができるのだろう。「どこ」という意味もはっきりしないが(苦笑)。チェーンメールを受け取った人はどのくらい転送されて自分の元に届いたかを知ることができるが、それがわかってもしかたがない。どこかでアンケートをとってメールが届いたかをチェックしていけばある程度はつかめるのかも知れないが。 第二に、最初の送信者の署名がないこと。普通こんな企画をやるのであれば最初の送信者のメールアドレスなり電話番号なり責任者の氏名なりが書かれていてしかるべきだ。少なくともうちに届いたメールにはそういったものはなにも書かれていない。転送されていくうちに誰かが消したのかも知れないが、わざわざそんなことをする人がいるとは思えない。とすると、誰かがいたずらで出したメールであるという可能性が一番高い。 といっても確認するすべがないので(もちろん番組の方に直接問い合わせれば確認することができるのだが)はっきりしたことがわかるまでは黙っておくことにした。で、今日、ねずみ講バスターズの掲示板を覗いてきたらそれらしきことが書かれていた。リンクをたどって番組のページにいってみると、やはりデマだったようだ(http://www.ntv.co.jp/dash/参照)。 おそらくテレビ局の方に問い合わせ(あるいは苦情)のメールがたくさん届いたのであろうと思う。いい迷惑だな(^^;; しかし、ちょっと考えれば怪しいことくらいわかりそうなメールだが、これがどんどん転送されてしまうのはなんか不思議だ。ま、テレビの企画だといわれるとなんとなく本当だと思ってしまうというのと、仮に疑ったとしても、もし放送されたら「おお、このメールうちにも届いたよ」と自慢(?)できそうな気がするというのが原因なのかな。 こういうメールは、MMFとかウィルスのデマメールなんかに比べて実害がないと思っている人が多いけど、とんでもない。トラフィックの問題もあるし、ものすごくたくさんのメールを処理したためにメールサーバがダウンしてしまう可能性もある。また、同じようなメールが何通も届いた場合には、受信する間に無駄な電話代がかかる。ダイレクトメールなら送料は送る側の負担だけど、メールは受ける側にも負担になるということをお忘れなく。詳しいことはねずみ講バスターズを参照のこと。 一度こういうメールが流れると次々に変種がうまれることが多いので、これから似たようなメールを受け取った方は無視してごみ箱に捨ててほしい(^^;;; |