あまつぶ

5.26 【Exporter Component】

 昨日の部分、タイトルと日付が間違ってた(^^;; タイトルは最近はあってないようなもんだから間違っていても誰も気がつかないかも知れないけど(笑)。

 まずはクラリスワークス。無事PICTに変換して送ってもらうことができた。よってこの件はこれで終わり。

 表題の話。表題のことが最初なんて最近にしてはめずらしいかも。
 昨日、書き出しがうまくいかないということを書いたが、QT3のライブラリと入れ替えてリンクしてみたらあっさりと成功。うーむ、本当にそれだけとは。
 とりあえずはそれだけの変更で正常に動くようになるのだが、将来的なことを考えると4.0のライブラリでも動くようにしておく方がいいはず。Importer Componentでうまく書き出すことができないというのなら、ここはやはりExporter Componentのお世話になるしかないだろう。
 Graphics Expoter ComponentはQuickTime 4.0で新たに追加されたもので、名前の通りグラフィックの書き出しを行ってくれる。これを使えばおそらくImpoterでやったようなダイアログを表示して書き出しができるはず……と思ったのだが、ドキュメントを読んでもそれらしき命令は見つからない。書き出す形式が決まったあとにどんな設定で書き出すかを選ぶことはできるが、どの形式で書き出すかを選ぶことはできないようだ。ん〜、これではちょっと使いづらい。
 ファイル形式が決まっている状態なら、リファレンスにあるサンプルコードを参考にプログラムを書けばしまいなのだが(OpenADefaultComponentで使用するコンポーネントを開き、GraphicsExportSetInputGWorldで書き出すGWorldを指定、GraphicsExportSetOutputFileで書き出すファイルを指定してGraphicsExportDoExportを呼ぶだけ。設定を指定させたい場合にはGraphicsExportRequestSettingsを呼べばいい)、ファイル形式を選んでもらうにはどうしたらいいんだろう。選んでもらうためのカスタムセーブダイアログを自分で表示するか、ダイアログの部分だけImpoter Componentの力を借りるかのどちらかか……。
 自分でフックルーチンやフィルタルーチンを書いて、Importerで書き出す時に表示される「オプション」ボタンやファイル形式のポップアップメニューをサポートすることはそれほど難しくはないと思うが、ファイル形式ごとにComponentを開きなおして設定ダイアログを表示するというのはなんだかめんどくさそうだ。が、ダイアログを表示するためだけにImporterを使うというのも変な感じがする。Exporterを使ったサンプルコードがあればいいのだけど、QT4用のサンプルコードはまだ公開されていないみたいだし……。
 ま、自分でダイアログの処理を書くところから考えてみて、めんどくさそうだったら別の方法を検討するというのでもいいかな。ポップアップメニューを処理するルーチンならIconPartyの時に作ったからそれを流用すればなんとかなりそうな気がするし。

 昨日はテレビの中継が途中までしかなくてあとはラジオで聴いていたのだけど結局負けてしまった。んー、悔しい。今日は勝たねば……(^^;;;

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