テクスチャを貼ってみる

 Fireworksではオブジェクトに対して、インストールされている任意のテクスチャを貼り付けることができます。ここまで読んできた方は、パターンと何が違うのかとお思いなのではないでしょうか。

 パターンとテクスチャを私なりに説明すると、以下のようになります。

パターン
インストールされているグラフィックス(パターン)でオブジェクトを塗りつぶすために使用する。パターンに対して色を設定することは出来ず、インストールされているパターンの色で塗りつぶされる。
テクスチャ
インストールされているグラフィックス(テクスチャ)の描画効果を、オブジェクトに追加するために使用する。指定している色やパターンで描画したテクスチャを、模様として重ねるイメージ。

 例えば、パターンとしてBricks Smallを指定した、以下のような矩形があるとします。

f9.gif (6242 バイト)

 この矩形に対してテクスチャWoodを適用量45%でかけてみると、以下のように変化します。

f10.gif (8365 バイト)   f11.gif (7155 バイト)

 やや、ざらついた感じに変わったことがおわかりになると思います。また、以下のようにパターンを使用せずに、単色で塗られたオブジェクトに適用することで、パターン的に使用することも可能です。

f12.gif (7767 バイト)

  ちなみに、第一回で例としてお見せした、このボタンsample3.gif (4033 バイト)は、以下のような設定になっています。

 矩形

f13.gif (5544 バイト) f14.gif (5713 バイト)

 フォント(Haettenschweiler、20ポイント)

f15.gif (5092 バイト) f16.gif (5335 バイト)

おわりに

 今回はパターン、テクスチャ、エフェクトを使用して、ボタンのバリエーションを作成しました。簡単なオペレーションで、様々なパターンを生み出せるFireworksのパワーを、多少なりともお伝え出来ていればと思います。

 次回は、[ブラシと塗り]ウィンドウで設定できるパラメタと、その効果についてをまとめます。

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