Linuxで使う本格的アプリケーションサーバ IBM
WebSphere Application Server V2.03 Linuxをアップロードしました。
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先週の土曜日、父から祖父が入院したと電話があり、子供を連れてお見舞いへ行く。
病室へ入ると、祖父はベッドに横たわっていた。かろうじて意識があったが、身を起こすことすらできない。少しして、俺が抱いている曾孫に気が付き、弱々しく微笑んだ。
様態が思わしくないため、あまり長居するわけにはいかない。病室を出る前、手を握り「がんばれよ」と声をかけると小さく頷く。子供も「ばいば〜い、また来るよ!」と大きな声を掛けると、かろうじて腕を上げ、2〜3度手を振り応えた。
それが、祖父との最後の思い出。享年89歳。
温和で、散歩が好きで、俺が親に叱られるていると、いつもかばってくれた祖父。あの世で婆ちゃんとゆっくり暮らしてくれ。
かみさんから近所の奥さん連中の会話の内容をよく聞きます。うちと同年代の子供を持っているので、若い夫婦が多いんですよね。そうすると、給料もさほど高くないですから、いかにして家計を切り詰めるかというのが共通の話題になってくるわけで、先日も以下のような会話があったそうです。
お母さんA「ほんと苦しいのよ。一ヶ月の食費を4万で収めようとがんばってるんだけど」
お母さんB「ほんとにそうよね〜 うちも大変だよー」
お母さんAが帰った後、お母さんBはうちのかみさんへ「Aさんの家、一ヶ月の食費4万円だって! 一体、子供に何食べさせてるんだろうねー」と言い放ち、かみさんは言葉を失ったそうです。
多少、金銭的な余裕はあるのかもしれませんが、たったそれだけのことで相手を見下し、相対的な比較で自分を高みに置く。こんな母親に育てられる子供が不憫でなりませんでした。きっと、こういう価値観を植え付けられた子供が差別やいじめを産むのでしょうね。話を聞いて、とても嫌な気分になりました。