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2000.2.27(日)

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 昨日は娘の初節句で昼間から飲みまくりでした。最近、飲むとすぐ眠ってしまうのですが、昨日はこんな感じです。

 12:00〜15:00 ビール、ワインを痛飲
 15:00〜18:00 爆睡(1) 3時間
 18:00〜19:00 食事&焼酎を痛飲
 20:00〜 0:30 爆睡(2)  4時間30分
  0:30〜 1:00 寝ぼける
  1:00〜 7:30 爆睡(3) 6時間30分

 合計14時間も惰眠を貪り、かなりブルー 今日は、その腹いせにアコード・ワゴンを見にディーラーへ行ってきます。う〜 契約してしまいそうな予感が…

 久々にSPAMが来ました。「ようこそ、あゆみのホームページへ」です。メール中に「ホームページはまだ初心者でうまくできないけど(後略)」とある割には、メールの宛先にBCCを使ってたりするあたりがステキです。メールは上級者なんですね。


2000.2.25(金)

 帰宅すると、サッポロビールのグランドビア350ml缶2本が冷えていました。CMでもやってる新発売のやつです。

 寒い日々が続きます。しかし、そんなこととは関係なくビールを飲みまくる私なのですが、最近、あまりにも太りすぎてスーツのズボンがキツキツ、さらに風呂上り、鏡に写った自分の腹が関取クラスにグローイナップしている様を見るにつれ、いい加減やばいなぁと感じながら日々すごしています。
 身長は中2から変わりなく178cmあるのですが、体重は当時より20kgも増えており、まるっきり別人です。当時は陸上部に所属し、100mを小粋にダッシュして、女の子の視線をくぎ付けにしていたわけですが(妄想)、最近では「中年太りのおっさん」というのが、最も適切に私を表現する形容になっているのが悲しいです。

 まあ、それはさておき飲んでみました。っていうか、飲んでいます。う〜ん。好き嫌いが分かれそうな味ですね。
 日本のビールは、私レベルの味覚ではどれを飲んでもあまり違いがわからないのですが、これはかなり個性的です。口に入れたときに濃厚なホップの味が広がるのですが、決して嫌味な感じではなく、すっとひきます。私はなかなか好きです。

 でもなぁ… 売れるかどうかというとなかなか難しいかもしれませんねぇ。今までずっとコーンスターチ入りの同じような味に慣らされてるから、こういう個性はきっと受け入れられ難いんじゃないかと。私の好きなものって、大抵マイナーなままフェードアウトしていくパターンが多いし…

 いやいやいや、きっと売れますよ。美味しいし! サッポロビール最高! 

 ビバ! サッポロ!

 夏のボーナスは全部グランドビアに!!

 グラッチェ! グランドビア!!

(しがらみがあるので激しく応援しておきます。大人になるのも大変です)


2000.2.23(水)

 GiftyGiftyというギフト専門サイトで、相手のメールアドレスだけでギフトを贈れるサービスを開始したそうです。メッセージを添えて注文すると、相手にはそのメッセージとカタログのURLがメールで届くとのこと。なかなか良いアイディアですよね。

 ほら、携帯番号だとなかなか教えてくれない女の子でも、メールアドレスなら気軽に教えてくれたりするでしょう。
 誕生日に女の子の趣味に合うプレゼントを何気なく贈ったりすると、良い感じかもしれません。

 と、ここまで書いて思ったのですが、好きな女の子の趣味、嗜好、誕生日などを調べたりするのって、それが女の子から見て嫌な男だと、

 「中田(仮名)ってストーカー! どこで調べたんだか、誕生日にティファニー贈ってきて〜 それも今どきオープンハートで〜 ちょ〜 気持ちわるいよね〜 そっこ〜捨てたよ!」

 などと友人に漏らされたりしますが、好きな男からだと、

 「先週私の誕生日だったんだけど〜 中田さんから家に小包が届いてて〜 え、なんだろ〜って開けてみたら〜 ティファニーのオープンハートで〜 プレゼント的には、ちょっとどうかな〜って思ったの〜 でも〜 それが〜 逆に不器用な感じでいいかな〜 なんて〜」

 などとなるわけです。

 カマキリのオスの生き様を見るまでもなく、男はつらいですな。まったく。


2000.2.21(月)

 ますます高速化が進むCPU。ギガヘルツももう間近ですよね。ギガですよ。ギガ。

 私が始めて購入したPCはシャープのMZ-2000という機種なのですが、CPUは8ビットのZ-80(4MHz)、メモリは64KB、もちろんハードディスクなんて付いておらず、フロッピーディスクドライブは別売りで、確か28万ぐらいしたことを思い出します。

 今の私のメインPCは、CPUがPentium III(500MHz)、メモリは384MB、ハードディスクは20GB以上、CD-R、DVD ROM、ZIPドライブ… 隔世の感があります。

 速さを比較すると(アーキテクチャが違うので単純にクロックを比較しても意味がないことは知っていますが)単純な割り算で125倍、メモリ容量は6000倍に増えています。

 しかし、今のPCを使うと125倍仕事が進み、6000倍計算が捗るかというと、もちろんそんなことはないですよね。PCを使ってやっていることは、本質的にはそれほど変わっていないように思います。

 そう考えると、PCってクルマと似ているのかもしれません。

 「速さ」に魅力を感じる人もいれば、限界まで性能を引き出して楽しむ人もいる。
 もちろん速いに越したことはありませんけど、それがゴールではなくて、どのように走りたいかというソフトウェアが重要なんですよね。

 フェラーリに乗って近所のコンビニまでトロトロ走るのは滑稽だけど、「頭文字D」みたいにAE86を限界まで責め倒すのはかっこいい。

 そんなわけで、私も今のPentium IIIを10年は使うことを宣言します!

 嘘ですし、それじゃあただの貧乏オタクです。それに加えてエロサイトを見るしか能がないから、いずれにしてもかっこわるい。

 ニュースステーションにマツダの社長が出演していました。ハーバードビジネススクールを卒業後、わずか8年でフォードアルゼンチンの社長に就任したそうです。現在39歳。

 マツダの日本人社員へ社長評を聞いていましたが、その中で「先日、社長自ら会議用資料のコピーを取っていました。今まで、社長がコピーを取っている姿なんて見たのは初めてです」という声が、とても印象に残りました。というか感動しました。

 「偉くなると単価が高くなるんだから、権限を委譲したり、コピー・FAXなどの雑用は部下に任せて、もっと価値のある仕事をしろ」

 もっともな感じに聞こえますが、それは本当に価値のある仕事をしている場合だけであって、部下が遅くまで残業しているのを尻目に毎日さっさと帰ってしまうような人は、口が裂けても言ってはならないセリフだなぁと思いました。


2000.2.20(日)

 昨日、Windows 2000はいい感じだと書きました。Webで6万件以上のバグが残ったまま出荷したという話を目にしたのですが、まさかそんな筈は…と思っていました。

 しかし、やはりまだまだ多くのバグが残存してそうな雰囲気です。使い始めてわずか数日で以下のような事象を確認しました。

(1)ダイアルアップして複数のIEでWebをブラウズしていると、タスクのスイッチングができなくなる(2回ほど遭遇しました)
(2)OSをサスペンドしようとしたらブルーバック(リセットボタン)

 私の印象では、どうみてもNT4(SP3以上)より安定性が低いです。比較したNT4自体もLinuxやSolarisなどと比較すると、お世辞にも安定性が高いとは言えませんので、業務で使用しているサーバなどをバージョンアップするのは、もう少し様子を見たほうが良さそうです。

 機能の拡張と信頼性の向上。

 OSぐらいの規模のソフトウェアでは、これらの両立がとても困難であることはわかるのですが、Microsoftの場合、機能拡張に比重を置きすぎている気がします。

 せっかくこれだけのシェアがあるのですから、例えば1年後にWindows 2000のアーキテクチャそのままで、バグの枯れたWindows 2001を出したりすると面白いと思うんですけどね。(それがService Packだという話もありますが)


2000.2.19(土)

 大阪の誘拐事件では犯人が要求した身代金が4200万円だったらしいですね。

 妙にに中途半端な額ですが、200万円は消費税のつもりなのでしょうか。もしそうなら、年商1億円以上の企業による組織ぐるみの犯行である可能性が高い、ということを指摘しておきます。じっちゃんの名にかけて!

 明日は関東地方でも雪になる可能性が高いらしいですね。

 私は北海道出身なので、関東人の渋滞するのがわかっていてもスキーへ出かける根性や、到着後、激しい吹雪だったとしても意地でも滑って帰ってくる男気には感心しきりです。

 それはさておき、今から十数年前、横浜でも結構な寮の雪が降ったことがあります。

 当時、会社の独身寮に入っていた私は、通勤時、寮を出てすぐの坂道をヨタヨタ歩いている大勢を尻目に、「雪道というのはこうやって歩くのだ。見よ、そして学べ愚民どもよ!」という態度丸出しで、むしろ普段より速いペースで闊歩していると、わずか2、3分であっけなく転倒。

 あまりの恥ずかしさに、しばらくそのまま死んだふりをしていたのですが、その時、死臭をかぎつけて飛来してきた数羽のハゲタカに脳みそを啄ばまれ、血に飢えたハイエナに内臓を噛み千切られ、薄れ行く意識の中で走馬灯を眺めながら、やっと「勝って兜の緒を締めろ」という格言の意味がわかった気がしました。

 …勝ってないし、意味も違ってます。雪だけに滑りました。(この一文で、さらに滑った)

 家のPCへWindows 2000を入れました。あの会社のソフトは、最低でもSP3が出るまでは使い物にならないという噂なので、今のところWindows 98とデュアルブートにしてあります。(Windows 98が安定しているかというと、そんなこともないのですが)

 しかし、今のところ大きな問題は出ていませんし、Windows 98と比較して体感上軽快に動作しており、なかなか良さげです。

 ただ、使用頻度が高い、富士フィルムのFD-A1(スマートメディアをフロッピードライブで読むアダプタ)と、アダプテックのDirect CD(CD-Rのパケットライトソフト)が動かないのには困っています。

 両者とも、いかにもハードウェアを直接叩かないと実現できない感じがしますから、やはりWinodws 2000ではサポートされないのでしょうか。NT4でも未サポートだったので期待薄ですかね。


2000.2.15(火)

 嘘にもいろいろな種類がある。

 人を欺くことだけが目的の嘘。いわばもっとも悪意の強い嘘になるのだろうけど、そんな嘘、最高ですか? 足の裏はどうですか? まだ生きてますか? そんなにその洗剤は自然に優しいですか?

 ごく普通の人が日常生活の中で、そこまで悪意を持った嘘をつくことはあまりないと思うが、絶対に嘘をつかないという人も少ないのではないか。しかし、嘘をつかないのが絶対的に良いかと言うと、人を傷つけないための嘘というのもあり、一概にそうとも言えないのが難しい。

 例えば、目を覆うほど「ぶっさいく」な女の友人がいて、自分の容姿について相談されたとしよう。
嘘をつけない人が「う〜ん 正直な話、自覚してる以上に酷いよね。特にその眉毛が繋がっているところとか、大岩でつぶしたみたいな鼻とか、2本線の目だろ、あとはそのイボガエルみたいな肌…」などと言ったところで、誰が幸せになるのだろうか。絶対に嘘をつかないという、自己満足に過ぎないのではないか。

 いずれにしても、一度ついた嘘は、理由によらず風化するまで責任を負う必要がある。嘘をつくと、それを正当化するために、新たな嘘をつき続けるはめになる。嘘をつくのは辛い。

 友人同士の会話へなかなか入っていけないジレンマで「実は俺のオヤジは仮面ライダーなんだ」などといった、一瞬でばれる嘘をつくかわいそうな子供がいる。
当然、それを聞いた子供たちは「え〜! 嘘つけよ〜 じゃあ、おまえの家にいくから見せてみろよ〜」などと、子供ならではの残酷さを発揮し、死者に鞭を打つことだろう。

 息子がそのような嘘をついた場合に備えて、ゴーゴーファイブやライダーグッズを買いそろえる今日このごろの俺だ。というのは嘘だが。


2000.2.13(日)

 マクロメディアのWebページで、Fireworks 3のトライアル版がダウンロードできますね。

 サルによるサルのためのFireworksを、Fireworks 2のインプレッションを書いてから更新していないことに気づき、更新を再開したいなぁと思いました。が、また口だけになりそうなので断言は止めておきます。

 AT互換機はグラフィックボード、CD-ROMなどのパーツを、自分好みのものへ交換できる柔軟性が良いのですが、少しずつパーツ交換をしていくと、知らぬ間にもう1台組めそうな分量のパーツが余ってたりします。

 私のも、いつのまにか細胞分裂して2台に増えてしまいました。

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 とりあえず1台はLaser 5 Linuxを入れました。Linux専用機にして、いろいろ遊ぼうと思っています。

 明日はヴァレンタイン・ディですね。

 女性の方へお願いです。贈る方も贈られる方も困ってしまう義理チョコは廃止しましょう。

 いろいろなしがらみで、どうしてもあげなきゃダメというなら、M&Mやマーブルチョコなんか1粒ずつティッシュにくるんで配るなど、オヤジが勘違いしないようにハッキリさせてあげてください。

 あと、オヤジ。もらったチョコの数を息子と競うのは止めなさい。

オヤジのは義理ですけど息子のは違うんですから、比較の対象にはなりません。いわば「1メートルと1キロ どっちが青い?」という議論と同じぐらい無意味です。


2000.2.7(月)

  会社の後輩がやってるWebページに、カッコイイ詩がアップされているのを見て、「そうか、やっぱ詩だな」と思い立ち、恥ずかしながら俺もポエってみた。


永遠の敗北



熱くなった両手で 強くきみを引きよせる

だけど 君へは届かない



遠くの君は幻なのか

 

強く引きよせる

ぎこちなく 不器用なやり方で


だけど 君へは届かない

 

不意の銃声 

ボクの両手から 力が抜けていく

鈍い痛み

ボクの両手から 全てが堕ちていく

 

永遠の敗北

 

小学生最後の綱引き大会

 

 まあ、こんなもんか。


2000.2.2(水)

 先月の日記で「〜的に」というフレーズは便利だという話を書いたが、「良い意味で」というフレーズも案外使い出があると思う。

 例えば「おまえは、良い意味でバカなところがある」とか、「おまえは、良い意味で悪人だ」とか。

 本当は「良い意味で」を抜いたのが本音だったとしても、「良い意味で」マジックにより、全体が柔らかくなるばかりではなく、「深い」内容を話しているように聞こえるのが不思議である。

 とは言え、「良い意味で人殺しだ」、「良い意味でハゲだ」、「良い意味で包茎だ」という例を引くまでもなく、あまりにも強力すぎる単語の修飾に使用するのは避けた方が良いだろう。

 また、「良い意味でトコロテンだ」、「良い意味でイスだ」、「良い意味でコールタールだ」など、本来、人を形容するために使用されない単語への適用も、良い意味でガイキチと勘違いされるので注意したい。

 昨年の冬ぐらいから、話し言葉の中に「悪い意味で」を入れるのに凝っている。

 「悪い意味で知性が感じられない」、「悪い意味でデブだ」、「悪い意味で人でなしだ」など、人を侮辱する単語を修飾すると、リズム感が出てきて、悪い意味で会話がとても弾むのだ。

 さらに、「悪い意味で善人だ」、「悪い意味で気前が良い」、「悪い意味で竹を割ったような性格だ」など、誉め言葉に適用すると何が言いたいのか、さっぱりわからず、ちょっとステキだ。

 仲間と酒を飲んだ時にでも使ってみて欲しい。きっと、次々に文例が出てきて、なかなかおもしろいと思う。


2000.2.1(火)

 意外に根強い着メロブーム。一過性の物かと思っていたがそうではなさそうだ。

 俺的には缶コーヒー・ボスのCMであったように、「いい歳して何考えてるんっすかねぇー」という立場なのだが、電車の中で聞こえてくると「うるせーなぁ」と思いつつも、「いったいどんなやつがこの曲を?」と発信者を探し、曲と発信者のギャップを観察するのは結構楽しい。

 たとえば、プッチ・モニが流れてきたとしよう。

 発信者が女性の場合だと「ああ、かわいい感じ。アリだね」という評価になるが、男性の場合だと「プッチ・モニ? バカ。浮かれてんじゃねーよ」という評価になる。

 19が流れてきたとしよう。

 発信者が女性の場合だと「ああ、19。なかなか良い曲を演ってるよね。うん。アリだね」という評価になるが、男性の場合だと「19じゃねーよ、バカ。日和った曲ならしてんじゃねーよ」という評価になる。

 クリスマス・イブにジョン・レノンのHappy Xmasが流れてきたとしよう。

 発信者が女性の場合だと「ああ、渋い。それって反戦の曲なんだよね。知性を感じるなぁ。大アリだね」という評価になるが、男性の場合なら「意味わかってならしてんのかよ。バカ。だいたいクリスマス・イブに向けて、シコシコ着メロ打ち込むな。この小市民」という評価になる。

 このように、男の着メロはどんな曲であれ、全て許せない心の狭い俺なのだが、女性でも許せないパターンがある。

 「さらばー♪ 地球よー♪ 旅立つ船は♪ 宇宙戦艦♪ … (プチ) あーもしもしー」

 ヤ〜マ〜ト〜まで聞かせてくれ!

 …宇宙戦艦ヤマトを着メロにしてる女性は少ないだろうけど。

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