- 初期状態
シナプスの初期状態は、全て0とする.即ち、初期時点で、各ニューロンに関する計算結果は、0となる筈である.即ち、最初は全部、ランダムで打つ事になる.(Dec.21/2000)
- 自打石位置判断方法
次の手順で、打石位置を確定する.尚、この系の性格上,現在のボードの状態は、そのままで行う事が条件となるので、エネルギーが落ち着くまで計算するという事は行わない.
- 現在のボードの状態から、打石可能な位置を検出する.
- 現在のボードの状態を、ニューロンに入力(コピー)する.
- 敷居値(数値の検討の頁を参照)を決定する.
- 打石可能な位置について、全てのシナプス,対戦用ニューロンと計算を行う.
計算は1回だけ行う,初期状態では、全て0となる筈である
- 敷居値を越えた反応をした、ニューロンだけを候補とし、そのうちの最高の反応値をマークしたニューロンを打石位置として確定する.何れのニューロンも敷居値を越えない場合は、ランダム値から、打石位置を確定する.
(Dec.21/2000)
- 対戦中の学習
人間側の手が確定した時点で、学習用シナプスに学習(方法については、学習方法の頁参照)を行う.(Dec.21/2000)
- 対戦後の処理
対戦後,人間が勝った場合は、学習結果に睡眠による忘却(方法については、学習方法の頁参照)を施して、対戦用シナプスに上書きする.負けた場合は、学習結果を破棄する.(Dec.21/2000)
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