ハードディスク使用開始後、またはフォーマット前に、PC-9800シリーズの IPLと固定ディスク起動メニュータを書き入れるプログラム

IPL_menu.exe Version 1.04使用説明書

Copyright(C) 2002-2003 まりも

【1】このプログラムの目的

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 内蔵IDEハードディスク導入(増設)時に、DISKINITを行なっていないと、 マスターブートレコードにIPLが正しく書き込まれず、そのために Windows9xで 「MS-DOS互換ドライブ」となったり、ATAPIのCD-ROMドライブが認識できなく なることがある。増設側ハードディスクをDISKINITをし直せば解消するが、 そうすると、バックアップかソフトの再インストール行なわねばならず、 おおごとである。それに、そもそもIPLを入れるだけの目的のために DISKINITを 数時間もかけて実行するのは、まったくの時間の無駄である。そこで、 DISKINIT同じ処理を、あとから行なうプログラムを作成した。

 アイオーデータ製 UIDE-xx インターフェイス接続のハードディスクには DISKINITが適用できないが、本プログラムははUIDE-でも使用できる。通常は FDISKの際に起動メニューは正しいものに書き直されるはずであるが、そう ならない場合があるようだ。また、FDISKを使わないで98形式でフォーマット した場合(サードパーティ製のフォーマッタ使用時など)にも、IPLと起動 メニューが書かれないままとなる。そうしたディスクを起動用に使いたく なった場合などにも、本プログラムは適用できる。

 PC/AT形式でフォーマットされたディスクや全く未使用のディスクの場合には、 98形式のIPLや起動メニューを書き込むことはできない。しかし98の領域を 作成する前に98形式のIPLを入れておきたい場合もある。IPLwareの組み込みを してからOSをインストールしたい場合などだ。その場合、FDISKする前に 本ソフトでIPLを書き入れておくことで、IPLwareアプリケーションソフトの インストールが可能になる。

【2】基本的使い方

 MS-DOSまたはWindows9xのコマンドプロンプト起動、MS-DOSモード起動下で使用 する。このプログラムでは、DISKINIT.EXE あるいは FDISK.EXEに含まれるIPL、 起動メニューのデータを書き入れるので、実行時にはカレントディレクトに DISKINIT.EXEあるいは FDISK.EXEが存在している必要がある。または、それらが 存在する、\Windows\CommandにIPL_menu.exeをコピーし、そこで実行すればよい。 起動は、コマンドラインからIPL_menuとタイプしてリターンキーを押すだけである。

 走り出すと、まず次のメッセージとともに、ハードディスク一覧メニューが 出現する。

IPLと起動メニューを書き込みたいハードディスクを↑↓で選択して下さい
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

問題あるディスクは、たいてい増設側であるから、それを選択し、リターンキー を押す。よくわからない場合はとりあえず全部のディスクに試みてもよい。

 プログラムは、IPLと起動メニューが存在しているかをチェックし、もし 既に存在していると判断されれば、なにもせず終了する。存在していない ようであれば、DISKINIT.EXEあるいはFDISK.EXEにあるIPLと起動メニューを 吸い出して、当該ハードディスクに書き込む。

 起動メニュー存在チェックは簡単なので、判断は確実でないことがある。 強制的に書き込みたい場合は、コマンドオプションに /F を付けて実行する こと。といっても、そのような場合はほとんどない。必要があるとすると、 起動メニューやIPLが存在はしているものの壊れていた可能性があったことに なる。

(V1.04で機能追加)

 98形式のパーティションが存在しないハードディスクの場合、 PC/AT 互換機で使用の可能性があるので、警告の上、IPLの書き込みは行わない。 しかし未使用のハードディスクに98のIPLを先に書き込んでおきたい場合も あるだろう。コマンドオプション /F をつけることにより、警告なしに 無条件で書き込むようにしてある。IPLwareを入れてからハードディスクの フォーマットを開始しなければならない場合は、次の手順で行なう。

(V1.03で機能追加)

 本プログラムでIPLと起動メニューを組み込むと、起動メニューのカーソルに 色がつくようになる。これは、どのハードディスクのIPLから実際に起動したか 識別できるようにするためのものである。ただし本プログラム適用のディスクの 場合のみであり、組み込んだときの接続位置で色が決まるので、その後に接続 位置を入れ換えた場合でも、色はそのままである点に注意。
            選択中ドライブ  領域選択

固定ディスク#1から  グリーン     レッド
固定ディスク#2から  シアン      レッド
SCSI固定ディスクから  シアン      マゼンタ

 もし色が付くのは困るという場合は、コマンドオプションに /M を付けて 実行すること(すでに組み込まれているものを修正する場合は、 /F と 同時使用する)。

【3】諸注意

【4】お約束

 本ソフトの著作権は、作者である「まりも」 が有する。基本的にコピー フリーなソフトとする。しかし不特定多数の人がダウンロードできる場所への 転載は禁止とする。

 動作の検証はある程度行なっているが、作者は、本ソフトウェアの動作を 細部に至るまで保証するものではない。いかなる状況下でも、本ソフトを実行・適用 した場合における、損害(データの損失・機器の故障・利益の損失・精神的苦痛など)に 関する一切の責任をとらないので、予めご了承すること。それに同意できない方は、 本ソフトを使用してはいけない。

 また、本ソフトは、ハードディスクのフォーマットの仕方に関する一定の理解 をお持ちの方を対象としている。ハードディスクのフォーマットの手順に関する 基本的な事項や、Windowsインストールに関する質問はお断りする。

まりも(連絡先メールアドレスはwebページ上で)

【5】改版履歴

年月日   版  内容
2002. 4. 3  1.00  新規作成
2002. 4. 7  1.01  HDD無接続時のエラー処理、メッセージ、本文書修正
2002. 9. 1  1.02  HDD無接続時のエラーメッセージ修正
2002. 9.14  1.03  起動メニューカーソルの色付けを選択できるようにした
2003. 6.15  1.04  98領域が一個もなくても強制的に作成するオプション /F追加