Tips Area

 APIs - APIの説明と使用上の注意 - なんでわざわざ「API」?


 「API」使ってますよ

 実はですね、僕らが知らないうちにも、APIって使っているんですよ。
 VBはVBの機能を提供する為に、内部でAPIを使ってます。
 ちょっと混乱するかも知れないけど、下の図を見てもらえれば「API」という文字が出てきます。それでなんとなくわかった気にならないかな? ならない? そうですか。まぁ、いいや。

僕らの作ったプログラム -> VBの処理系(つまり内部処理部) -> API -> Windows

 こんな感じで呼び出しが連鎖していくわけです。


 ところが?

 ところが、VBは上の図の流れを必ずしも完全にやっているわけじゃないんです。
 一部の「小人さんへのお願い」は「VBの処理系」のところで「そのお願いは伝えられないなぁ」と追い返されてしまうんです。
 こんな風に「狭き門」となってしまっているわけですが、それはVBの話。
 VisualC++などでプログラムを作ると「VBの処理系」ってやつは通りません。
 その代わり、「MFC」ってのが色々やってくれますが、微妙に立場が違うし、それはまた別の話。
 「VisualC++の処理系」なんていうのも通りません。「API」へ直接矢印が延びます。
 この辺がVBのつらいところ。


 じゃあ、どうすれば?

 だったら、「VBの処理系」に追い返されるAPIは使えないのか、というと、そうじゃありません。
 実は「僕たの作ったプログラム」から「API」に直接矢印を引っ張れる方法があります。
 その方法をこれからお教えしましょう、というわけです。ふぅ、やっとここまで来た。

 これで、今まで他のアプリケーションにできてVBでできなかったことができるようになります。
 でもちょっと待って下さい。色々問題もあるんです。


→ Back  → Tips  → Top  

Build & Management is Wajin Kisaragi
WK Project 1998-2001

Mail address is feb_tr@mail.goo.ne.jp