ユーザー車検'13(GC8G)
ユーザー車検とは、自分でクルマを車検場(陸運局や車両検査場)に持ち込み、継続検査を受けることです。
ディーラーなどで行う整備付きの車検に比べると費用は安くあがりますが、それなりの手間がかかります。
また、自分で点検整備も行うことになりますので、故障に気づかず事故を起こす可能性もあります。
すべてが自己責任になりますので、注意が必要です。
他にも、5年保証などの長期保証部品(エンジン本体など)はディーラーで定期点検を受けていることが前提となっている場合があります。
ディーラーで定期点検を受けてないと、長期保証部品のトラブルが保証期間内に発生しても保証がきかなくなることがあります。
前回から2年、久し振りのユーザー車検です。
クルマは自分のインプレッサです。ラインアウトして13年なので、車検は6回目になります。今回から重量税が割り増しになってます。古いクルマを大切に乗るのはダメで、5年で寿命になる電池を大量に使ったクルマに買い替えるのがエコって間違ってない?(怒
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基礎知識
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一般的に車検とは継続検査を指し、車検証の記載事項に変更が無い場合の検査のことです。
ナンバーを切った(未登録車)や、住所変更、構造変更などの改造などは継続検査にはなりません。
継続検査であれば全国どこの検査場でも受けることができます。
#噂によると愛知県は厳しいとか、場所によって検査基準が微妙に違ったりします。
車検は有効期間の満了する日の1ヶ月前から受けられます。
それ以前に受けることもできますが、その場合は有効期間が検査を受けた日から2年間になります。
1995年7月の規制緩和以前は車検前に24ヶ月点検を受けている必要がありましたが、道路運送車両法が改正されて後整備が可能になりました。
車検はクルマが保安基準に則っているかどうかを確認しています。
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保安基準について
- 保安基準は色々細かくありますが、例えばタイヤが車体よりはみ出しているとNGとか、最低地上高が9cm以上とか、そーゆーことを規定しています(^^;
この数年で厳しくなった点などを挙げます。
- ステアリングのホーンマーク: ガムテープにマジックでマークを書いて仮張りでも良かったですが、簡単に剥がれたり消えたりしないようにマークを書く必要があります。
- MTやATのポジションマーク: ホーンマーク同様にそれなりにちゃんと書く必要があります。
- フロントガラス: よくトラックが目隠しを張ってましたが、フロントガラスに張っていいのは車検期限と整備のシールだけです。
- 運転席/助手席ガラス: (目隠し)フィルムはNGです。可視光線透過率が70%以上の条件があります(ガラスは80%程度)。
- ブレーキホース固定: ショックにタイラップ止めでOKでしたが、純正同様ブラケット固定が必要です。
タイラップでの固定では仮止めの扱いで、現在はNGになっています。
- シートベルト警告灯: H6/3/31以降の乗用車は警告灯が必要です。4点式を付けて走る時に邪魔なのでコネクタを抜いていたりするとNGです。
- ナンバープレートカバー: 「ナンバープレートが見やすいよう表示する必要があります」とされており、カバーの状態や地域によってはNGとされる場合があるようです。
詳細は、自動車検査法人の審査事務規定をダウンロードしてください。
ユーザー車検 前準備・点検編
ユーザー車検 申請書類編
ユーザー車検 検査編
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Last Update:'13/2/2