金玉考


1997/09/05 Rogue Sonya@yomi
(Lv.7)

標的の Dio (Warrior) をB1で探し歩いているうち、 Beak_Spider、White-Cat の二人が入ってきた。

Beak_Spider > KONBANWA
Dio > KONBANWA
Beak_Spider > いまどこ?
Dio > B2です。
Beak_Spider > ご丁寧にありがとー。(^^

やがて階段を見つけ、B2へ降りる。 いつものように、しばらく動かず耳を澄ませていると、 詠唱を連発する音が聞こえる。まだ遠い・・・ Teleport だな。 Beak_Spider のようだ。 フロアの端に沿って、左から反時計周りに移動している。右端までいった。 しっかし、よく Mana がもつなぁ、コイツ? まだキャラレベル7だろ。杖でも使ってるのか? テレポ連発は気の短いチートPKがよくやるが・・・。 オ、こっちに近づいてきた!
壁向こうに金玉(Mana Shield の玉)が浮かびあがった。 ああ、そこか・・・とつい、壁の縁から顔を出すのと、 Beak_Spider (Sorcerer) の FireBall 連発が始まるのと、同時だった。 まず Dio の悲鳴が聞こえ、 流れ弾が彼の死体を飛び越えて Sonya を直撃した。

Beak_Spider > イキのいい耳、ありがとー (^^
Beak_Spider > じゃー、バイバイ。へっへっへー。

ウーム。真っ赤な画面を見て考える。
まず、テレポの連発を聞いてすぐ待避しなかった。 これが迂闊の第一点。 Legit にせよ、チーターにせよ、明らかに並の相手じゃない。
それと、B2で金玉を見ても不審を抱かなかった。これが第二点。 B2の雑魚モンスター相手に金玉だすプレイヤーなんていない。 「他プレイヤー相手」に決まっている。


それにしても、仕事のあと饒舌になるPKにはムカツク。

たまに RES & KILL ダンスをやって面白がってるPKがいるが、 梅毒で脳味噌をヤラれてるんじゃないだろうか。


Sonya@yomi > Dio、大丈夫?
Dio > 死んだままだ。
Sonya@yomi > Restart in Town しなよ・・・。

こっちも Restart in Town したものの、一連の経過にうんざりしてしまい、助けに降りる気に、つい、なれなかった。

White-Cat (Sorcerer) が噴水の傍で待っていた。

Sonya@yomi > 得意がるPK、嫌い。
White-Cat > 私もPK、嫌いです。

・・・・・・。



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