1997/09/21 | Sonya@yomi (Lv.7) |
先客は Shade@ (Lv.6 Warrior) 一人だけだった。
さっき日本のチャット・チャンネルで見かけた人。
いずれにせよ、こっちよりキャラ・レベルが低いので、対象外。
Shade@ は一人でダンジョンに入ったらしい。Sonya は村で新客を待つ。
やがて二人のプレイヤーが続けて入ってきたが、買い物だけしてすぐに出ていった。
Sonya@yomi > In and Out
三人目の新客はキャラ・レベル6。これも襲えない。諦めていったんゲームを出た。
他のゲームでもこれといった獲物が見つからない。10分ほどして、また Shade@ のゲームに戻ったら、
また Shade@ 一人きり。しかし彼のレベルが7に上がっていた。
よしよし、やっと良い具合に熟れ・・・
という喩えは止めておくが、ようやく仕事にかかることにした。
Sonya@yomi > Again
Shade@ > Welcome
Sonya@yomi > Still everyone is out.
Shade@ > Yes.
B1は静まり返っている。B2に降りるが、まだ手がついていない。 ちょうどその時、Honor が Join してきた。
Honor > R U a PK ?
B1に戻る。 Shade@ は何処だ ?
Shade@ > No, I'm not.
Sonya@yomi > I am
Honor > ohoo !
答え終わってすぐ、視界に Armor 姿の戦士が現れた。何とも、絶妙のタイミング。
Shade@ は、斧を担いで、じっと立っている。
距離は10ブロックほど、軸線も合っていないが、状況が状況なので、即座に連射をはじめた。
3・4発当てては Shade@ にかわされ、また標準を合わせてはかわされて、というのを繰り返す。
ポータル待避されるのが恐かったが、
Shade@ は奥へ奥へと引き下がっていき、とうとうフロアの端まで追いつめた。
彼は行き止まりまで行くと、今度は踵を返し、敢然と突進してきた。
血路を開くにはそれしかない。こっちは間合いを保ち、中射程でハメてやろう。
しかし「あれっ?」と思った時には、もう目の前まで彼が来ていた。う、上手い!
Shade@ は斧を振り上げ、Sonya は弓を絞る。
先手を取ったのは、こっちだった。おそらくモーション速度の差だろう。
一度ハマったあとは、呆気なかった。
Sonya@yomi > Sorry.
いつも通り Full Healing と Full Mana を投げ、RES をして、去った。