shun.i の「こまち」日記 (3月22日・開業当日)


いよいよ開業当日。 外は、生憎の雨模様。 テレビでは、朝から多くの特別番組が組まれていました。 まずは、いうまでもなく秋田発の1番列車・「こまち10号」の出発の様子の中継です。 出発に先立ち「出発式」が行われ、佐々木知事(当時)も挨拶に立っていました。 やがて、間もなく発車する旨駅の放送が始まりますが、テレビのアナウンサーが喋っています。 記念すべき最初の放送をもっと聞かせろ、と思ってしまいました。

一息ついた後、「こまち10号」の見物のため羽後四ツ屋駅へ。 近所の人たちが、総勢20人ほど集まりました。 やがて、上り列車通過の旨放送が流れ、ヘッドライトが見えてきました。 間もなく、「こまち10号」はほとんど減速せず一気に駆け抜けていきました。 上りである「こまち10号」が、通常下り普通列車が発着する2番線を通過していくのを見て、近くにいた男の子が不思議がっていました。 そこで、「一線スルー化」について講釈してしまいました。(^^;)


その後、701系5000番台による田沢湖線運転再開後の羽後四ッ屋での1番列車となる 821M に乗って大曲へ。 大曲では、田沢湖線普通列車に対しても「出発式」を行ったようで、ちょうどその後片付けをしていました。


この日は所要があったため、折り返し 826M で再び羽後四ッ屋へ。 発車直前、この朝が最後の奥羽南線経由となった「あけぼの」が大曲に到着しました。

家に帰ってテレビを見ていると、東京発の1番列車「こまち11号」が盛岡で「やまびこ11号」と分割されるところ、そして秋田に到着するところの中継が入りました。

一方、「こまち11号」より先に秋田に到着する仙台始発「こまち31号」は、結局1日中ほとんどテレビに登場する事はありませんでした。 「東京信仰」の表われでしょうか。

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