Exprn(MS-Excelファイル連続印刷)

 アンネ=フランクも言っているように「紙は辛抱強い」そうです。
 そんなわけで、ファイルで蓄積しているものであっても辛抱強い紙に出力しなければならないこともあります。
 そういえば2000年問題。究極のバックアップは「データを紙に出力する」でした。で、そのために使用される紙の量が積み重ねると富士山の何倍とか、そんなことが言われていましたね。
 でも結局やったのでしょうか。これについては当時から笑い話として扱われておりました。でも、いざとなると紙に戻りたがるというのはそれが究極の直感的インターフェースだからでしょう。そんなわけでときたま例えばMS-Excelファイルを印刷してくれという依頼が来ることがあります。確かにMS-Excel、バージョンが上がると読めなくなる可能性も高いです。紙に出力しておきたいという気持ちは良く分かる。

 なわけで、私「同じディレクトリの中にあるMS-Excelファイルをひたすら印刷する」というプログラムを書きました。印刷するだけなら簡単ですが、やはりなにがしかの制御が必要になるものです。例えば

 おかげさまで結構なプログラムになりました。30秒ごとに印刷処理をし、50ファイル印刷すれば「続けますか?」のダイアログボックスを出して一旦停止。印刷はファイル名でソートしてから行い、印刷したファイル名は別ファイルに保存。そのファイルに名前があるものについては印刷しない。
 残念ながらインターバル30秒、印刷ファイル1ロット50についてはプログラム内で固定値として持っています。変える必要があれば書き換えてコンパイルすればいいや、というちょっといい加減な発想です。

 要るときには重宝しそうなものですが、、、実際に使う人いるのかなあ。
 公開するとなるとアイコンを作らないといけないので(これが面倒)とりあえずほっぽっております。ほしい人がいればメールください。ソース込みで提供いたします。できたらアイコンも作ってね。


近況:
 吉祥寺の近鉄百貨店が2月末に閉店したらしい。
 私はあそこの地下の紅茶屋さんをひいきにしていたのだが、閉店を知ったのは3月になってからであった。今年からはゴールデンチップスが手に入らない。アッサムティーは絶品だったのに。誰か移転先を知っていたら教えてください。
 「パパはショックで口がきけないの」と子どもにぼやいたところ。娘は少し考えるそぶりを見せた後、あほみたいに口を開けて「あー、あー」と返事した。言い方が面白いので当方も「あー、あー」と真似をすると、娘曰く「くちがあいたね。」
 子どもって偉いものなんだなあ。(今、2才5ヶ月)
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