HonoPlayer

 大学入試が多様化して「推薦」が大きな比重を占めるようになった(らしい)。
普段の学校の成績や態度もさることながら、プラスアルファとして「ボランティア」といった活動実績が求められているようだ。
 というわけでボランティア証明書、なんてのを獲得することが目的となっている部分もあるが、
なんか歪んでないか?
今の若者には今の若者らしいボランティアもあるはずだろう。
いや、ずっと昔からあった。
「プログラム作って無料で配る」
いわゆるフリーソフトウェア、というやつだ。
これ、ボランティアにカウントしようよ。
「情報」を必修にしてんだから、だれだってできるだろうし、
「情報」を必須にするより、日本のプログラミング技術は上がるよ。
国策として推進してもいいくらいだ。

 ネットで悩んでいた子で「くたびれて机に座ってられない」というナマケモノがいた。
 好きなことはできるみたいなので、客観的にナマケモノなのだが、やんごとなきお方が同じ傾向を持っていたということで「頚筋症候群(頚性神経筋症候群)」という病名までついてしまっては否定するわけにもいかない。
 いろいろ自分のことを明かしてくれたので、乗りかかった船だ、と「寝ていても勉強した気になれる」ソフトを一つ提供した。ようするに寝入りばなに音声を再生して、指定時間経過すればパソコンの電源ごと落ちる、というわかりやすい機能のものだ。元々は英単語を復唱しながら覚えるソフトのオマケ機能として「今日頑張った単語を繰り返し再生する」というものだったのであるが、これだと普通の人には使えまい。
 再生ファイル指定のためにダイアログボックスくらい出してやれねばなるまい。時間指定も定数入れ替えなくてもいいし、泣かせる機能もつけてしまった。
 例えば英単語帳の再生ファイル全部登録しておいて、今日はコレとコレとをやったからそいつらを再生対象とする、って時あるじゃない。Microsoft Excelで作っているから(スプレッドシートを使うと、再生ファイルの一覧性が増すのだ)、チェックボックス、置けなくはないのだが、チェックボックスの上下はセルの高さより大きいので重なってしまう。それにチェックしようとして「マウスが滑ってずれると回復不能になる」。というわけでセルに四角形の文字□を配置、セルをダブルクリックするとこれがチェックの文字?になる。チェックの付いた行のファイルだけ再生する。かくして"fool-proof" 日本語で言うと 「いたれりつくせり」達成。自分専用のソフトではないから、こういう「いたれりつくせり」を考えて実装する、この風潮が広まると日本のプログラムの品質も上がるだろう、というのだ。

 いやあ、国産グループウェア、一つ使う羽目になったけどひどい。使えない機能がてんこ盛り。使っている外国産データベースの機能にありますから使えるのですがデータベースの結合まではやってませんから事実上役にたちません、というレベルの機能制限がザックザク。アクセス権設定も、あっちをあーやって、こっちをこーやって、ここをザルにすればできます、というパターン。一箇所だけDrag&Dropに対応していたりする。そこを担当した人は、きっと嫌気が差して会社辞めているだろうな。
 絶対に許せないのがエラーメッセージ。「rootに権限がありません」おい、UNIXの根本を否定するようなバグを作るな!私がどんだけ真っ青になったか想像してみろ。(どうやら「設定した回覧routeに決裁権限者がいない」というときにrootに決裁権限がないというメッセージを出すらしい。)

 ソフトのなまえはHonoPlayer。レコードプレーヤーつまり"Phono Player”と「ほのか(ラブライブ)」「雪代ほのか (ふたりはプリキュア)」「光井ほのか」(魔法科高校の劣等生)とアニメによく出てくる名前をかけたものである。ところで「小鳥遊ほのか」という登場人物は誰かつくっているのだろうか。 さすがに恥ずかしいんじゃないかな。

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