改善なった!全日空旗艦店

 およそ2年前、当時の問題点を指摘させてもらった全日空旗艦店をそれ以来初めて訪れた。
 1Fの社員出入口にある窓口案内の掲示。良くできている。案内図も立体的で分かりやすい。
 ANAスクエア店内の案内板。従業員の手作りではなく、きちんとしたもの。「整理券番号」をとれ、ではなく「受付カードをお取り下さい」になっている。細かいところに注文をつけたくなるが、プロがきちんと考えて作ったものとすれば、これ以上文句は言わない。案内板が進路を防ぐこともなく、、、おねえちゃん!よーやっとるやないの。
 あ、でもね。今回初めて気が付いたことがある。フレームのデザインが一緒だとね、書いてある内容も一緒だろうと思って、つい内容を読まずに通りすぎちゃうのだな。CIと称して何にでも同じロゴを入れて同じデザインにすると、こういう落とし穴があるのか。

 受付カード発行機のユーザーインターフェースデザイン。エクセレント!商品名のバナー広告を並べたのではなく、お客様の目的を書いたボタンが並んでいる。縦に並んでいるのがイマイチだが、ボタンに書いた文字列が長いんだから仕方ないとしよう。その分文字はハッキリしているから良く分かる。

 というわけで私すんごくうれしい。しかしこの受付カード発行機のインターフェース、迫力があるなあ。多分、たぶんだよ。これ私に文句言われて直したのではない。元々「こんなふうにするといいんじゃないかな」と思っていて、でもユーザー要望を押し返せなくて不満に思っていたのが、外圧をバックに自分たちのよかれと思う方向を押し通したのではないかな。
 その時「はりせんかまし」に書いてある以上のものを作らないと俺たちの存在意義無いな」と頑張っていろいろ考えてくれたのなら最高である。

 私もシステムのプロではあるが、特に大学でコンピュータいじったということはない。(空き時間にヒトコマとって単位を稼いだくらいである。)就職したのはシステム会社ではない(証券アナリスト資格をとれたということから推測は簡単)。分類としてはユーザーSEだがたまたまシステム部門に流された、という程度。プログラムを書くとバグが多いという欠点がある。そういう人間が、正真正銘のシステムのプロと対峙してお仕事をお願いするわけだ。ところが発注者側なので態度はでかく見えるだろう。先方、いい気はしないわな。「シロートが何を言っている」。
 が、馬鹿にされっぱなしも嫌なので、それなりのものはこっちからも出す。幸いセンスには恵まれていたようだ。でね、先方の態度がそこで分かれるのよ。やっぱり、ヨードン、デマルコが絶賛した会社は「言われた以上のものを作らないと!」と気合い入れてやってきてくれる。下請法改正のきっかけとなった(と推測されても仕方がない)会社は、不満顔のまま、まあまあの提案を持ってくる。
 元旦に行ったスーパーを思い出す。「元旦から出てきているんだから、沢山売らないとモトがとれん」と元気なところ。「元旦から出てくるのヤだなあ」の気持ち見え見えのところ。お正月だからと、ついつい財布の紐がゆるむのはどっちのお店ですが?

 というわけで全日空の飛行機、安心して乗れそうです。実は同じ日に日航の旗艦店にも行ったのよ。う〜ん、悪くはないんだけどね。印象が相対的に下がってゆくかもしれないね。それは全日空のように「この券のうち、どれでも1枚、自動チェックイン機にかざせば、一度に予約した人4人のチェックインが同時に出来ます」と説明することがある会社の方が、サービス向上に気を遣っていて元気だな、という印象を与えるよな。

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