Rekisa 取扱説明書

サクラエディタとの連携

ここでは、サクラエディタ との連携の例を紹介します。

バックアップファイルをRekisaで閲覧する

次のスクリプトはサクラエディタのバックアップ機能で作成したファイルをRekisaで閲覧するスクリプトです。

以下の手順で使用します。

  • サクラエディタのバックアップ機能を有効にし、 バックアップ設定で
    • ファイル名の後ろに保存時の日付・時刻を付加したもの
    • 「指定フォルダに作成する
    にチェックを付けておく。
  • スクリプトの rekisaPath,backupDir,scriptPath を環境に応じて書き換えておく。
  • スクリプトをサクラエディタのマクロとして実行する。
var shell      = new ActiveXObject("WScript.Shell");

// 以下の変数は環境に応じて編集しておく必要があります
var rekisaPath = "X:\\Rekisa\\Rekisa.exe";        // Rekisa.exe のフルパス
var backupDir  = "X:\\Backup\\sakura";            // サクラエディタのバックアップ作成フォルダ
var scriptPath = "X:\\Sakura\\macro\\Rekisa.js"   // このスクリプト自体のフルパス

if(typeof(Editor)!="undefined")
{
    // サクラエディタから呼び出された場合
    Editor.ExecCommand('wscript "' + scriptPath + '"  \"$F" $x $y',0);
}
else if(typeof(WScript)!="undefined")
{
    // cscript.exe wscript.exe から呼び出された場合
    var fileSystem = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject");

    var args       = WScript.Arguments;

    var filePath   = args(0);
    var title      = fileSystem.GetBaseName(filePath);
    var ext        = fileSystem.GetExtensionName(filePath);

    var x          = args(1);
    var y          = args(2);

    var cmdLine    = rekisaPath;
    cmdLine       += " \"" + filePath + "\" \"-ActiveFile=" + filePath + "\" -X=" + x;
    cmdLine       += " -Sort=ModifyTime_Reverse ";
    cmdLine       += " \"" + backupDir + "?" + title +"_[0-9]*\." + ext + "\"";

    shell.Exec(cmdLine);
}
else
{
    shell.Popup("呼び出し元がわかりません。");
}

Rekisaで表示中のファイルをサクラエディタで開く

Rekisaの設定の外部ツールタブで、以下のような外部ツール設定を追加します。

名前:サクラエディタで開く(&S)
パス:サクラエディタのパス
パラメータ:"$(PATH)" -X=$(X+1) -Y=$(Y+1)
メニューに表示する:チェック有り

これで、外部ツールメニューに、「サクラエディタで開く(S)」が追加され、 その項目を実行する事で、現在選択中のファイルがサクラエディタで開かれます。

また、設定のデータ管理で 「ファイル更新時の自動再読込」にチェックを付けておけば、 エディタでの変更が自動的にRekisaにも反映されます。

制限事項

テキストにascii文字以外の文字が含まれると、 Rekisaとサクラエディタでカーソル位置がずれてしまう事があります。